【素人でも話題に乗れる!?】サッカーワールドカップの魅力5選

見所だらけのワールドカップ

テレビ視聴率が50%を超えるほど国民的な盛り上がりを見せる2018 FIFAワールドカップ ロシア大会。日本戦後には、渋谷のスクランブル交差点で騒いでいる人たちが有名ですが、あの光景を見ていると「自分はサッカーあまり知らないし楽しめない…」なんて思っていませんか?
世界的には、オリンピックより視聴者数が多く、世界最大のスポーツイベントであるサッカーワールドカップを素人でも楽しめる魅力を紹介していきます。

ロシアワールドカップの優勝国はどこ?

日本代表は、残念ながら決勝トーナメント1回戦でベルギー代表に惜しくも敗れてしまいましたが、果たして優勝国はどこになるのでしょうか?
圧倒的に前評判が高いのは、サッカー王国ブラジル代表。ただ、あくまでもこれは筆者の個人的予想ですが、今大会からVARというビデオ判定が加わり、ブラジルなど南米の選手が得意としているあえて派手に転んだりしてファールをもらう演技が難しくなっています。

それによってやりにくく感じている選手も多い印象を受けるので、優勝国としてはベルギー代表を推したいです。ここで、ベルギー代表が優勝してくれたら、接戦を演じた日本代表の評価も上がりますからね。

国ごとに戦い方がこんなにも違う!

サッカーの戦い方は、チームによって全く違うものなのです。サッカー素人でも、これから紹介する戦い方を知っておけば、かなり胸を張って周りの友人と話すことが出来ます。

例えば、先日の日本代表とベルギー代表の試合を例に説明していきましょう。日本代表は、平均身長が177.9cmと、一般人から見たら十分高いですが、ほとんどのチームの平均身長が180cmオーバーで、ディフェンダー―やキーパーなどでは190cm超えがぞろぞろいるのが当たり前なので、上背では勝負できません。
そのため、短いパスを繰り返し、複数の選手が同時に動き出して相手をかく乱しながら崩していくポゼッションサッカーというスタイルを取っています。

一方、ベルギー代表は、始めは中盤の選手がスルーパスでフォワードの選手を縦に走らせて一気にゴールまで迫るサッカースタイルが基本になります。このスタイルは、日本代表ハリルホジッチ前監督がやろうとしていたスタイルです。ただ、このスタイルで点が取れなかったベルギー代表は、途中から190cmを超える選手を投入して、いわゆるパワープレーと言われるロングボールをペナルティエリア内に蹴り込んで、ヘディングで競り勝つスタイルに替えて、見事に日本代表はやられました。相手の攻撃スタイルによって、ディエンダーの動きも変わってくるので、攻撃スタイルだけでも覚えておけば、全然サッカーを観る目が変わりますよ。

世界トップクラスのスピードを誇る男たちの真剣勝負!    

またまた、日本代表vsベルギー代表の試合の話になりますが、最後の最後、アディショナルタイムでベルギーが決勝点を入れましたよね。あの時のスピードが、ベルギーの陣地から日本の陣地までボールを持っているスピードがわずか9秒35だったと世界中から驚きの声が上がっています。
あのとき、日本代表はコーナーキックのチャンスで、ディフェンダーもベルギー陣地に上がっていたので、およそ距離にして約100mほどの距離を9秒35で戻らないと間に合わなかった計算となり、このスピードはウサイン・ボルトでさえ無理。つまり、ベルギーのスピード力を褒めないといけませんね。

ただでさえ、試合中約10kmほどの距離を走っているわけですから、それでもトップスピードで走る速さは圧巻です。特に世界トップクラスのチームと日本とでは、一瞬のスピード、つまり加速度がまだまだ差があるので、ワールドカップで世界トップクラスのスピードを見るだけも一見の価値があります。特に、フランス代表のムバッペやベルギー代表のルカクなどのスピードは規格外と言われているので注目してみてください。

世界各国の個性的なユニフォームデザイン

なかなか戦術も分からないし、何を見て良いかの分からないという場合は、まずはどの国のユニフォームがカッコ良いのかチェックしてみても面白いです。メーカーも国ごとに分かれていて、出場32か国で最多なのは、アディダスの12か国。続いてナイキの10か国。この2社がライバルでしのぎを削っていますが、チュニジアのウールシュポルトや、アイスランドのエレアと言った日本ではあまり馴染みのないメーカーもあり、それぞれのメーカーでデザインに特徴があったりするので、どこのメーカーかチェックすると面白いです。

ちなみに日本代表はアディダス。アディダスは、日本代表に1年あたり20億円ものスポンサー料を払っています。もちろんより強豪国だとスポンサー料も比例して高くなっていますので、ものすごいお金が動いていますね。今大会のユニフォームで一番人気なのはナイキ製のナイジェリア代表。幾何学的なデザインが普段着でも着られそうだと人気になっています。日本代表の今のデザインは武将の甲冑をイメージしており、世界でも人気が出ていますよ。

会場のサポーターにも注目

Jリーグをはじめ、各国のクラブチームの試合だと、基本的に北側ゴール裏がホームチームのサポーターが陣取り、反対の南側ゴール裏がアウェイチームのサポーターが陣取るものなので、両チームのサポーターはそれぞれのベンチ側に陣取りをする為、隣通しになる事はまずありえません。

しかし、ワールドカップは全席指定ということもあり、平気で対戦国同士のサポーターが隣同士になることが多いのです。しかも、言葉も通じない違う国の人たち同士で隣同士になります。それにもかかわらず、試合後に一緒にゴミ拾いをしたり、記念撮影をしたりなどしてお互いの健闘をたたえ合っているのです。つまり、ピッチ内だけでなく会場にはもう一つのスポーツマンシップがあるのです。試合中も、時々会場の雰囲気が映し出されますので、外国人の人が日の丸のハチマキをしてくれて応援してくれていると、なんだか日本に生まれて良かった気分になりますよ。また、これはきっと意図的でしょうが、カメラマンが美女をよく抜くので、世界中の美女チェックができるのも嬉しいところです。

最後に

今回は素人でも楽しめるサッカーワールドカップの魅力について紹介しました。やはりサッカーをあまり知らなくても、ワールドカップを見ると、ナショナリズムが刺激されて、日本代表を応援したくなるものです。次のワールドカップは2022年医行われるカタールワールドカップ。この時の日本代表躍進を信じて、日頃からJリーグなども応援してサポートしていきましょう。