【Vリーグとは?】Vリーグの仕組みや有名チーム&注目選手を紹介します!

皆さんは「Vリーグを」を知っているでしょうか?

Vリーグは、日本バレーボールリーグのことです。

日本のバレーボール界には、世界で戦えるような強豪選手が多く揃っており、日本のVリーグはかなり熱い!と言われています。

そこで今回は、Vリーグのことをあまり知らない初心者向けに、Vリーグがどんな仕組みなのか、そして注目が集まる人気選手や有名チームについて分かりやすく解説します。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

Vリーグとは?

Vリーグは、1994年からスタートした日本バレーボールリーグです。2018年から新体制となり、新たなVリーグ(V, LEAGUE)が誕生しました。Vリーグは、世界で戦える選手を輩出し、日本のバレーボールの水準を向上させること、そして地域に密着しバレーボールを普及させることを目的としています。

またVリーグは、日本サッカーのJリーグ同じように、V1・V2・V3で構成されています。V1には3,000人収容できるホームグラウンドを持つ男子10チームと女子12チームが所属しています。V2にはV1を目指すチームが、V3にはV2を目指すチーム(現在は男子のみ)が所属しています。

Vリーグの仕組み

Vリーグは男女ともに「レギュラーラウンド」と「ファイナルステージ」の2つのゲームで構成されています。ここでは、V1のレギュラーラウンドとファイナルステージそれぞれがどういったものなのか、ゲームの仕組みを解説します。

レギュラーラウンド

2020-21年のレギュラーラウンドは、男女ともに2020年10月17日(土)に開幕でした。

男女で少しずつ仕組みは異なりますが、共通していることは全チームの「総当たり戦」であるということです。男子は10チームによる4回の総当たり戦、女子は12チームによる2回の総当たり戦です。

レギュラーラウンドの順位は、これらすべての総当たり戦の結果、勝率の高いチームの順に順位が付けられます。

ファイナルステージ

レギュラーラウンド後に行われるのが、ファイナルステージです。ファイナルステージは、男女でかなり位置づけが異なります。

男子の場合は、ファイナルステージが優勝決定戦です。レギュラーラウンドの上位3チームがファイナルステージに進出します。まず初日に2位チームと3位チームが試合をし、そこで勝ったチームと1位チームが最後にファイナルで争います。それ以外の4位~10位の順位はレギュラーラウンド終了時に決定します。

一方女子の場合は、ファイナルステージが最終順位決定戦という位置づけです。レギュラーラウンドの結果により、1~4位、5~8位、9~12位の3グループに分かれて争います。各グループ内の1位と4位、2位と3位が初日に対戦し、翌日は初日の勝者同士・敗者同士で対戦します。その結果、総合順位が決定するという流れです。

2021年のファイナルステージの日程は、男子は4月3日(土)~4日(日)、女子は2月20日(土)~21日(日)です。

【男子】Vリーグの有名なチーム

サントリーサンバーズ

2020-21年シーズンのVリーグで圧倒的な強さを見せつけているのが、サントリーサンバーズです。このチームは「攻撃」を中心に爆発的な強さを持っています。

サントリーサンバーズには、日本代表キャプテンの柳田将洋選手や、身長218㎝・最高到達点375㎝のムセルスキー選手が所属しています。たくさん強豪選手が作る、攻めのバレーが魅力です。

パナソニックパンサーズ

2017-18年シーズンと2018-19年シーズンで2年連続優勝をしているのがパナソニックパンサーズです。2019-20年シーズンは惜しくも優勝を逃しましたが、再び王者の座を奪おうと奮闘しています。

パナソニックパンサーズは、Vリーグ男子チームの中で日本代表に選ばれている選手が最も多く在籍する、実力派の強豪チームです。選手一人一人のスペックが高いので、安定的な強さがあるとされています。

【女子】Vリーグの有名なチーム

JTマーヴェラス

2020-21のVリーグを制したのがJTマーヴェラスです。JTマーヴェラスは2年連続3度目のVリーグ優勝を果たしました!

JTマーヴェラスの強みは、“冷静さ”と“立て直す力”です。思い通りにいかない試合展開になっても、慌てずすぐに切り替え次に向かうコントロール力が素晴らしいとされています。

東レ・アローズ

2020-21年のレギュラーラウンドで1位となったのが東レ・アローズです。レギュラーラウンドでは、圧倒的な強さを見せつけ「無敗」という結果を納めました。

東レ・アローズは、攻撃力の高さと抜群のセンスが武器のチームです。2020-21年のVリーグファイナルでは惜しくも優勝を逃しましたが、今後もさらに強さに磨きがかかると期待されています。

Vリーグの有名・人気選手

柳田 将洋

2019年まで海外のドイツやポーランドでプレーをしていた柳田将洋(やなぎだまさひろ)選手は、日本代表のキャプテンを務めるサントリーサンバーズの人気選手です。

柳田選手の武器はジャンプサーブです。体格は他の選手に比べて小さいですが、柳田選手から打たれるジャンプサーブは強さもスピードも桁違いです。ジャンプサーブの速さは、およそ時速120キロと言われています。

西田 有志

ジェイテクトSTINGSに所属する西田有志選手は、2000年生まれの若手選手です。西田選手の身長は186㎝とスパイカーの中では小柄ですが、スパイクジャンプでの最高到達点は350㎝、ブロックジャンプで302㎝と日本でトップクラスです。

スパイクやサーブの攻撃力とパワーは日本人選手の中でも跳び抜けていて、今後のVリーグや日本代表での活躍が期待されています。

荒木 絵里香

ブロックで強い選手と言えば、トヨタ車体クインシーズに所属する荒木恵里香選手です。チームの中でも最年長で、30代でも日本代表に選ばれ続けているベテラン選手です。

荒木選手は、186㎝という圧倒的な高さと、鉄腕と言われる腕の強さから生まれるブロックが武器です。他の選手から「荒木選手のブロックをかわすのはとても難しい」と言われるほど精度が完璧で、2020-21年のVリーグでもブロック賞を受賞し、これが8度目の受賞となりました。

黒後 愛

日本代表にも選ばれるアウトサイドヒッターの黒後愛選手は、今後の活躍が期待される若手選手です。東レ・アローズに所属する黒後選手は、最高到達点が305㎝から撃ち落されるスパイクが武器です。時速はなんと87キロにもなり、圧倒的な威力です。

2020-21年のVリーグでは敢闘賞を受賞し、どんな状況でも果敢に戦う姿が評価されました。今後も日本の女子バレーを盛り上げ、長く活躍することが期待される選手です。

まとめ

今回は、Vリーグのことを知らない初心者向けに、Vリーグがどんな仕組みなのか、有名チームや人気選手について解説しました。

強豪選手がたくさん揃うVリーグは、男女ともにかなりの見物です!

ぜひこれを機に、迫力あるVリーグの試合を観戦してみてはいかがでしょうか?