【ヒッチハイクに興味がある大学生必見!】実行する前に知っておこう!ヒッチハイクの“いろは”

ヒッチハイク、やってみれば何とかなる!?

皆さんはヒッチハイクに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。
「楽しそう」「節約になる」というイメージがある一方で、「怖い」「不安」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

ヒッチハイクをやる前は心配や緊張を感じるのは当たり前です。しかし実際にヒッチハイクをやってみると、何とかなるものです。(笑)
そこで今回は、筆者の実体験も交えてヒッチハイクの前に知っておきたいこと、気を付けたいことをお伝えします。

ヒッチハイクへ行く前に知っておきたい、持ち物や服装

まずヒッチハイクに欠かせない持ち物は、

  • 大きな画用紙
  • 太いマジック
  • 地図アプリ(地図)

の3つです。
上記の3つは、車を捕まえ目的地にたどり着くためには無くてはならない必需品です。

次は服装についてです。
好ましい服装としては、大学生らしく爽やか清潔感のある服装です。ただし、ヒッチハイク慣れをした旅人のような服装は好まないという方もいるようなので、注意が必要かもしれません。

ヒッチハイクのルートを決める際のコツ

高速道路のルート選びにおいて、何よりも重要なことは車の流れを考えることです。

例えば筆者がよくヒッチハイクのスタート地点にするICでは、東の方向に走る車が多い傾向があります。そのため目的地が西方面だとしても、西方面へ向かう車だけを探すのではなく、一度東方面に向かう車に乗せてもらい、SAやPAで西方面に折り返すなどの工夫が考えられます。

この様な感覚は、様々な場所でヒッチハイクをしたり、乗せて下さる車の方に話を伺ったりするなかで掴んでいきましょう。

ヒッチハイクをやってみよう!

いざスタート!

まずはIC付近などをスタート地点にすることをお勧めします。
IC付近だと、そのICから高速道路に入る車に多く出会えます。IC付近であり停車できるスペースがある10m程度手前で、行き先を大きく書いた画用紙を掲げましょう。

ICは車の流れが速いため乗せてもらいにくいですが、ここが正念場です。最初の山を乗り越えることができれば楽になるので、頑張って粘りましょう。
この人なら乗せてもいいかなと思ってもらうために、運転手さんの目を見て会釈をすることや明るい笑顔を心がけるなど、相手に好印象を抱いてもらう工夫が必要です。

ただし、大人数でのヒッチハイクは敬遠されがちなので注意してください。

いざ目的地へ!

車が止まり乗せてもらうことになったら、相手がどこに行くかを確認し、自分の降りる場所がどこになるかを相談しましょう。

自分から降りたいSAやPAを指定しても良いですが、相手の方が高速道路に慣れている場合が多いので、自分の行きたい方面を伝えるだけでも良いでしょう。次の車を見つけやすくするために、出来る限り大きなSAPAで降りることをオススメします。

しっかり感謝を伝えて別れたら、次の車を探しましょう。探し方は、SAやPAの出口付近で次の目的地を書いた画用紙を掲げるも良し、直接声をかけてお願いするも良しです。

知っておきたいポイント!

画用紙に書く目的地は、遠すぎず近すぎずの中間地点がオススメです。自分のいるところから、30㎞前後先にある有名なSAやPAを画用紙に書くとよいでしょう。

例えば東京から京都へ向かう場合、いきなり京都と書いてしまうと、京都へ向かう車でないと止まりにくくなってしまうため、車に乗せてもらう確率が下がってしまいます。また遠い距離をずっとヒッチハイカーを乗せて走ることは、無意識的に好まない運転手は多いのではないでしょうか。

このような場合は、東京からであるならまずは「静岡方面」や「名古屋方面」などの中間地点を書くことをオススメします。

ヒッチハイクに行く前に決めておきたい、自分なりの目標

筆者の経験からも、ヒッチハイクをやるに当たり目標を持つことはとても必要だと感じます。

何が何でも目的地までヒッチハイクだけで到達することを目指すことも良いですし、途中で電車を使用しても乗せて下さった人が笑顔になるような会話をすることを目指しても良いでしょう。

結局は自分のやりたいという気持ちがヒッチハイクをする際のエネルギーになります。そのため、何か目標を持つと良いでしょう。最低限、どこでもいいので目的地を設定しておくことをオススメします。

ヒッチハイクの注意点

心がけておくべきこと

ヒッチハイクをする上で、車に乗せて下さる方を楽しませることは目標ではなくても非常に大切なことです。運転手の立場になって考えると、運転しながらヒッチハイカーを見つけ通り過ぎるまでの間にヒッチハイカーを乗せる決断をするには、想像以上に勇気が必要だからです。
乗せてもらう際はその気持ちに感謝し、自分なりに相手を楽しませようと心がけ、楽しい雰囲気づくりを意識してみましょう。

とは言っても、ずっとハイテンションで話さなければならないと考える必要はないので、運転手の方に合わせたテンションで会話ができるように心がけてみてください。

身を守るために

ヒッチハイクでは「自分の身は自分で守る」これが大原則です。
話していく中で優しい方だと感じても、荷物を車に乗せたまま降りることや、必要以上に相手を信用することは避けた方が良いでしょう。
幸い日本には優しい方が多いため、筆者は今まで一度も悪意のある方に出会ったことはありません。しかし、日本だからといって安全で悪いことが起きないとは限りません。

ですので身を守るためには、乗せてもらう前に(乗せてもらった後だとしても)少しでも怪しいなと思ったら、何かしら理由を付けてお断りするべきです。

特に女性の方は、複数人でヒッチハイクをすることや、万が一のために身を守る道具を用意しておくことをオススメします。また冒頭も述べたように爽やか清潔感のある服装を意識して、露出の少ない服装にするなど事前の対策をすることをオススメします。 

ヒッチハイクから得られること

ヒッチハイクをしていると、車に乗せて下さる運転手さん以外にも応援の声をかけて頂けます。筆者は声かけ以外にも、「乗せてあげられないけれど頑張って」と飲み物などの差し入れを頂いたこともあります。車に乗ることはできなくても、応援して頂けるだけでヒッチハイクを続ける希望になり、頑張ろうという気持ちにもなります。

このように、車に乗せて下さる方以外にも本当に様々な出会いがあることは、ヒッチハイクの魅力の1つです。実際に筆者が出会った方で、今でも連絡を取り合う仲になったり、人生の先輩としてアドバイスを頂いたりと、1つ1つの出会いが自分の価値観に影響し自分の糧となっています。ぜひ1つ1つの出会い、1つ1つの会話を大切にしてほしいです。

またヒッチハイクをすると、会話力が鍛えられます。どんな相手でも楽しませる会話が出来ることは、様々な場所で役に立っていると実感しています。

最後に

ヒッチハイクに興味を持っているあなた。ヒッチハイクをする前に、ヒッチハイクの仕方や心がけておきたいことを知ることができたのではないでしょうか。ヒッチハイクは公共の交通機関を使う旅行よりも時間はかかりますが、その分多くの出会いや発見があります。そこがヒッチハイクの大きな魅力なので、ぜひこれらの情報を活かしてヒッチハイクを楽しんで下さい!