【金融コンサルタント直伝】これからの未来。対策できていますか?

将来起こる事態への対策は出来ていますか?

みなさんは将来の事について考えた事はありますか?政治に興味がない方でも私達の将来の事については今から調べる必要があるかと思います。将来に向けて今から正しい知識をつけて対策を考えなければ、近い将来何か問題が起きた際にあなたは何か対策を立てる事ができますでしょうか?

筆者は今まで対策として貯金をしなければと思っていました。しかし今回金融コンサルタントの方からお話を聞く限りではそれだけでは足りない様です、、
今一度将来について考える必要があります。今回はそんな将来の対策でも誤った認識や将来に対し今から何をするべきなのか?について金融目線でお話ししていきたいと思います。

逃れられない人口減少

みなさんは、少子高齢化という言葉を聞いた事、ありませんか?
子供が減りお年寄りが増加する現象の事です。普段生活をしていても都心にいるとあまり感じる事ってありませんよね。しかし地方都市では1学級当たり10人未満の小中学校がべらぼうに存在しています。
そこでまずは、こちらの図をご覧ください。

 

出典:「日本の将来推計人口(平成29年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)

1990年時点では少し歪なピラミッド状をしていますが、東京オリンピックが開催される2年後の2020年には逆ピラミッド状になります。そして、現在大学生の皆さんが40代になる2040年頃には綺麗な逆ピラミッドになってしまう事がわかるかと思います。
今でさえ街や電車で高齢者の方を多く見かけるようになってきていますが、これからの将来はもっと多く見かけるようになるという事です。それと同時に子供の数が減少しどんどん見掛けなくなって行ってしまうかもしれないのです。

グラフの様に今後人口が減少していく日本で皆さんはこれからの将来の為に一体どうしたら良いのかご存知ですか?

謝った貯金認識

「将来の為にお金を貯める!」という意味で皆さんは普段貯金をしていませんか?貯金をする事でお金が沢山ある安心感で満足し、お金持ちになったと思っていませんか?
それ実は間違った認識かもしれません。

筆者も貯金が溜まってお金持ちになったと満足していましたが、実は半分正解で半分間違いかもしれないのです。
貯金のシステムについて確認してみましょう。
まず初めに、お給料をもらいますよね。そのお給料を仮に10万円とします。
その10万円の中から1万円を貯金に皆さんは回していると思います。つまり手元には9万円、銀行預金には1万円がある事となります。これを10年間続けたとして銀行には10万円あり、手元には90万円ある事になります。おわかりでしょうか?
貯金とは手元に置いて使うのではなく使わないように別の場所に保存しているだけなのです。
私達が普段している貯金や貯蓄とは将来何か必要なときに使用するためのお金として保管しているだけでそれで資産が増えたという事にはなりません。

お金を増やすには?

それではどうしたらお金を増やすことが出来るのでしょうか?
皆さんは外貨をご存知ですか?そうです、ドルやユーロといった海外のお金です。
さてここで1つ問題を出したいと思います。以下の3つの会社であなたはどの会社に投資したいと思いますか?

A社 従業員数減少 売上減少 負債増加
B社 従業員数 売上増加 負債増加
C社 従業員数増加 売上増加 負債減少

どの会社を選びましたか?このA・B・Cの3社は実はある国を表しています。
A社は日本、B社はアメリカ、C社はオーストラリアです。
「従業員数・売上・負債」を「人口・経済成長率(GDP)・債務」に置き換えてみると….

①日     本 人口減少 GDP減少 債務増加
②ア メ リ カ 人口増加 GDP増加 債務増加
③オーストラリア 人口増加 GDP増加 債務減少

になります。日本は債務が増え続け、他2国と比べ経済状況の悪化の影響をやや受けやすく金利が低下する現状にあります。

しかし他2国はどうでしょうか?アメリカの米ドルは世界の基軸通貨として中心的な役割を果たしています。日本の輸入取引でも一番使われている通貨です。また、2016年には世界最大の経済大国となりました。安心と安定を求めるのであれば米ドルをやはり誰もが選びたくなりますよね?
次にオーストラリアはどうでしょうか?オーストラリアは豊富な天然資源に恵まれた国でありこれからの成長を期待されています。また、高い食料自給率としても有名な国です。将来的にも有望な国です。

最後に

いかがでしたでしょうか?少しでも外貨について知りたいと思って頂けたでしょうか?将来皆さんは結婚し家庭を持つかもしれません。その時に、現状を知った上でA社1つに資産を置いておくのは少々不安が残りますよね。この先どうなるか分かりませんがもしかしたら、外貨に投資をしてみた方が、良いのかもしれませんね。

次回はその不安な将来への打開策として投資についてお話したいと思います。
また、今回の記事で金融や保険に関して個別に相談したい方はこちらをご覧になって下さい。