人生に目的意識を持ち“やりたいを、シゴトに” 株式会社ジョブライブ 梶 海斗さんインタビュー

今回のインタビューは“やりたいを、シゴトに”を理念に株式会社ジョブライブの代表をされている梶さんにインタビューをさせていただきました。

留学をきっかけに、学生団体を立ち上げた彼が思う今の学生に伝えたいメッセージとは? 

留学で抱いたギャップ

学生時代はどのように過ごされていましたか?

塾の講師や、雪山に籠ってスノーボード、ヒッチハイクしたりと・・・これぞ大学生!といった生活で(笑)その中で3年生の頃、アメリカ留学に行ったんです。

そこで何よりも日本とアメリカの学生の“ギャップ”に驚きました。アメリカの大学って、日本とは違い、入学よりも卒業が難しいこともあって、目的意識を持っている学生が比較的多い。この事実を目の当たりにした時に日本の大学生活が人生の夏休みかのように揶揄されている状況がもったいないなと強く思いました。  

そこで、学生達に「目的意識を持ってもらいたい!」と思い、自ら学生団体を作ろうと決意します。ただ僕らが学生だった時は、まだ学生団体も少なく、社会活動をしている人も少しずつ出てきたくらいで。そんな状況も重なって、社会活動している人としていない人が集まる学生団体を立ち上げたのです。

始まりは学生も社会人も分け隔てなく集まって行うサッカーの対外戦を企画していました。その中で、来ていた学生が面白い人が多く、社会活動をしている学生もちらほらいたのですが、面白い社会活動や取り組みをしている学生が多いのに、彼らが日の当たる場所がないことに疑問を覚えたんです。そのようなこともあり、より自分の団体への必要性を感じました。

自己分析と人に会うこと

突然ですが、就活はしていましたか?

一般的に就活と呼ばれていた時期は団体の活動が非常に忙しく、就活はしていませんでした。将来経営者になることは決めていたのですが、ビジネスについてよく分かっていなくて。そういうこともあり、就職はしようと思っていました。

たまたまリクルートの説明会に行き、話を聞いていて、ある共通点を発見したんです!それは、自分が学生団体でしていた学生と学生同士をマッチさせることと、リクルートがやっているマッチングによるサービスが全く同じで、コレって完全に自分のパクリだなと(笑)

自分がしていることが、ビジネスの立場でも同じように行われているということが面白いなと思い、選考を受け、その選考も縁あって通り、リクルートに入社することにしました。

パクリですか(笑)そもそも就活について、どうお考えですか?

前提として、ファーストキャリアはとても大事だと思います。それに基づいて、今後のキャリアが決まりますので、今後、「自分がやっていきたいこと」「どういう自分になりたいのか」を考えることが非常に重要です。

また、就活で、最も大切なことは自己分析です。自分がしたいこと、やりたいことを徹底的に分析し、合わせて企業(の方)に会う。多くの企業に会い、自分の目で“実際に”感じることによって、今まで想像でしかなかったものが具体性を帯びます。

そういう意味では“就活は部活選び”と似ているのではないでしょうか。部活を選ぶ際に、自分の中にある競技自体に対するイメージだけでは決めないですよね。体験入部や先輩の話を聞くことを通して、部活内の空気感や人を見て決める方が多いと思います。

なるほど!私も絶賛就活中なんですけど、今めちゃくちゃ人に会っています!

そうそう!1日に1人しか会わない人と、1日に7人会う人では情報量も全く違いますからね。
絶対にした方がいいと思います!

目的意識・やりがいを持って生きる

続いて、現在のシゴトに対する考え方を教えて下さい。

シゴトに対する考え方は、ずっと変わっていません。

学生の時は“学生生活に目的意識を持って、やりたいことを見つけてほしい”
今は“仕事・人生に目的意識を持って、やりたいことをやってほしい”

会社の理念でもある“やりたいを、シゴトに”をまさに私は体現していると思います。

一貫されていますね!梶さんにとって、カッコイイ大人とはどのような人でしょうか?

「やりたいことに誇りを持っている人」

「その人にしか出来ない仕事を持っている人」ですね。

誇りを持っている人は自分に自信を持っているし、どこに行っても食べていける実力も持っています。学生が「仕事=嫌だ」と思ってしまうのは大人達がしんどそうに仕事をしているからだと個人的にすごく思います。学生もイキイキと働いている大人と一緒に働きたいと思っているのに。“やりがいを持って、語っている大人”はカッコいいです!

梶さんは多くの学生や企業志向が強い人に会われていると思いますが、現状の日本にそのような人は多いと思いますか?

実際、行動している人が少ないと思います。就活だからといって、自分がしたいことをせずに「就活終わってからやります」という人がいますが、勿体ないなって感じます。あくまで就活は人生の一部で、「何かしたい、起業したい」と言っていても結局は“やるか、やらないか”です。そこで先送りにしてしまうと何も変わらないと思います。

やはり、行動するかしないかはとても大事ですよね。それでも、積極的な行動が全て成功に繋がるとは限らないと思います。梶さんは、何か社会の厳しさを知ったエピソードはありますか?

大前提として、社会は厳しいものです。当たり前ですが、会社は理念に基づいて、利益を追求します。それをちゃんと理解していないと、自分がしたくないことなのに、何の為に今この数字を追いかけているのだろうと思ってしまいます。そこに自分は陥ってしまい、うまくいかない時がありました。

企業で働いている以上、給料をもらっているわけだから、最低限成果は出さないといけません。そこはしっかりとコミットしつつ、“自分がやりたいことをいかにしてするか”に尽きると思います。すると、それは会社の中でも自分にしかできないことであり、合わせて自分の市場価値が高くなります。このことに気付いた時に成果が出るようになりました。

仕事を行っている上でやりがいに思うことを教えて下さい。

自分の関与によって、誰かが何かできるようになったときです。例えば、資金調達をして、その企業がうまくいったり、成長したりする時ですね。うまくいっていない過程などを色々知っている分、余計に嬉しいです。

今インタビューをしているこのビルにはシェアハウスが出来る場所があって、そこに住んでいる人で最近メディアに出て、うまくいき出していたり、自分の前職の同期で、バリ風の家具の会社を作っている人もいたりと、多種多様な人がいます。その彼らに対しても様々な形で関与が出来ています。

大注目!無人島プロジェクトとは?

梶さんが経営されている会社“ジョブライブ”について教えて下さい。

ジョブライブは、あらゆるキャリアの悩みを様々な事業を通して支援していく会社なので、その為に、就活支援・転職支援・起業支援など、あらゆる事業を開発しています。

今後、正社員でずっと働くということはなくなって、転職やフリーランスが当たり前になってくる世の中で、皆さんが“やりたいを、シゴトに”を叶えることが出来るように、支援していきたいと思っています。

色んな形の支援をしている中で特に学生さんにおすすめしたいのが、無人島プロジェクトです。

100人近くの人が集まるこのイベントでは、4割ほどが学生で、本当に何もない無人島に行き、生活をしてもらいます。実際にすることは、魚を取る等、生きる為の行動をするか、話すことくらいしかありません(笑)

非日常の環境が、普段なら話さない人と話すきっかけとなり、今までにない価値観を得ることができます。去年は年齢差16歳の女子大生と男性社会人が一番仲良くなりました。学生は勿論、社会人の方にとっても学生の純粋な感覚は新たな発見になるみたいです。

“やりたいことを見つけるきっかけ”になるのがこの無人島プロジェクトです!満足度100%!

面白そうですね!是非参加したいです!最後に学生に一言メッセージをお願いします!

無人島に来てください!(笑)

オチとしては最高です!(笑)

ですね(笑)

やりたいことが無い人は自分の中に無いだけだったり、知らないだけだったりだと思います。まず何よりもすべきことはちょっとでもいいなと思ったことは何でもしてみることです。行動こそ全て”です!

  • 取材を終えて

人生において大切なことを再認識出来ました。“やりたいことをする”実際にこれを出来ている人がどれだけいるでしょう。就活生はもちろん、学生はより目的意識を持ち、自分の人生について、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。

また大注目の無人島プロジェクト、キャリアや人生について悩んでいる人におすすめです!是非参加をしてみてはいかがでしょうか?

無人島プロジェクトのお問い合わせはこちら

http://mujinto.jp/

【企業概要】

会社名:株式会社ジョブライブ

所在地:東京都千代田区神田錦町3-11 弦本ビル2F

事業概要:人材紹介事業(新卒/中途)

人事/採用コンサルティング事業

起業/複業(副業)支援事業

無人島活用事業など

お問い合わせ: 03-3518-9642

URL:http://joblivecompany.jp/