〜あなたはどっち?〜 デビット VS クレジット


大学生の皆さん、こんにちは。
みんなで飲み会をした時、一番年上のあなた、幹事のあなた、旅行を率いて旅行会社とやりとりをするあなた。絶対、「カードで。」と、カード払いする人、いますよね?私もです。「カード」と一言に言っても、クレジットカードとデビットカードって2種類あるんですが、世の中のカード払いを選択しがちな皆さんは、一体どちらを使っているんでしょうか。デビットって何?って方も、説明するので最後まで読んでみてくださいね。



みんなはどっちを使ってるの?


18〜22歳の方々、100名に聞いてみました。

カード
なんとも圧倒的なクレジットカード所有率!大学生になったら、クレジット持つのが1つのステータスだったりもしますよね。わかります。しかし、デビットの所有率はわずか20%と、少ないですね。残りの80%のうち、55%くらいの方々がデビットってどーなのさ、という気持ちでこの記事を読んでくれている、と思って書きたいと思います。



クレジットカードとデビットカードの違いは?


そもそも論ですね。そのくらい知ってます!という方は飛ばしちゃってください。前述の通り、クレジットは知ってるけど、デビットカードって何?って方はまあまあいらっしゃると思うので、そんな方に向けて、比較しながら説明していきたいと思います。

支払い

作り方

まず、作り方の違い。銀行口座はクレジット・デビット問わず必須です。あとは、顔つき身分証明書も必要ですね。書類に不備があったりすると返送されてきてしまい、また同じことをやり直さないといけないので、作る際は書類には不備のないようにしましょう。

①クレジット
必要書類を提出した後、審査に通らなければ作ってもらえません。審査に無事通ったとしても、最初の書類提出からカードが届くまで、なんやかんやで2〜3週間くらいかかります。「学生カード」なるものが最近はあるので、20歳以上という縛りは少なくなってきましたが、やはり未成年の方は変わらず作れません。残念。まあでも、中学生くらいの子達がクレジットを切るのが普通、みたいな時代がきたらちょっと怖いので、それはそれでいいんじゃないでしょうか。

②デビット
一方で、デビットカードは、必要書類を提出すれば、審査がないので1週間くらいで届きます。会社によりますが、15歳から作れるところもあったりします。UFJさんなんかがそうですね。また、クレジットのように海外でも使えるので、例えば、中高生が夏休みに海外に短期でホームステイします!という状況で、海外で現金を持ち合わせるのは不安、でもカードは作れない…というとき、デビットを作れば、口座にお金を入金するだけで送金の手間も省けます。あとは、オンラインショップで買い物をする際なんかも、クレジットだと手数料無料!みたいな表記、よく見ますよね。大体がデビットでもクレジット扱いで決済可能なので、こんなときにも使えるのです。筆者も中学生くらいの頃、ECサイトを見ていて、決済方法選択時にクレジットを横目に代引きを選択してました。手数料315円(当時消費税5%)。


支払い方法の違い

①後払い
皆さんお馴染みのクレジットカードは、締め日・支払日が決まっている後払い形式で、支払い回数を指定することができます。大きい買い物をしたり、旅行代金を同行者の分もまとめて支払う際、今その場でお金がなくても、分割払いで購入することが可能なわけです。また、WEBサイトから使用状況が確認できたり、分割払いの申請ができたりもしますね。便利な世の中です。ちなみに、月数万しか使用しないとあまり上限額って気にしないと思いますが、一応触れておきます。学生カードは大体上限10万円程ですが、稀に初めから上限30万円のカードなどもあります。無計画に使用しても、上限額に達するまでカードは教えてくれません。これがクレジットカードの怖いところです。ご利用は計画的に。

②先払い
後ときたら先ですね。でも、デビットカードは先払いではないです。この次に説明しますのでお待ちを。先払いにあたるのは、いわゆるプリペイドカードと呼ばれるもの。◯◯円分、とあらかじめ決められた額を支払い、その額の分使える、というものです。スターバックスカードタリーズカードなどのように、繰り返しチャージできるものもあれば、コンビニで売っているiTunesカードLINEカードのような使い捨てのものもあります。

③即時払い
デビットカードは、この即時払いにあたります。即時払いって何かというと、カード作成の際に登録した口座から、使った分がその場で引かれます。つまり、口座にお金が入っていないと使えないですし、クレジットカードと違って分割回数指定もできません。一括のみです。しかし、使える額は口座にある金額=手元にある金額なので、使いすぎて0になることはあっても赤字になることは口座上はありません。お金をその場で引き出してすぐに支払に使っている、という感覚でしょうか。



実際、デビットどうなの?



お金

ざっくりとクレジットカードとデビットカードの違いに触れてきましたが、要するに、デビットどうなのさ、というところですね。

●メリット
クレジットカードに比べて年齢制限の設定が低め、年会費・入会費がかからない、使いすぎてしまうリスクがないこと

●デメリット
分割ができないポイントをためることができないため、還元率が0という点。

ちなみに、海外ではデビットカードは主流。口座に入っていないと使えないけど、払えない!というリスクがないうえ、高校生でも持てるため、カード払いがポピュラーな国では1人1枚が普通なんだとか。

私が思うに、クレジットを作ろうか迷っているけど計画的に使えるか心配…という方は、一度デビットから始めてみてもいいかと思います。クレジットとデビットでは別物ですが、思った以上に、自分を過信してカードを使い過ぎる人、多いんです。自分にはちょっとクレジット危険だな…と実体験から感じた方も、同じ感覚で使えてリスクの低くなるデビットに一度乗り換える、という手もありだと思います。

自分のニーズに合わせて、賢く計画的に使いましょうね!