大学1,2年生のうちからインターンをやっておいて損はない?真剣に考えるべきメリットとデメリット

そもそもインターンって?

大学生になってから「インターン」という言葉をよく耳にすると思います。そしてなんとなく「インターンをすれば就活に有利」というイメージを持っているのではないでしょうか。

みなさんはそもそもインターンとは何か、きちんと答えられますでしょうか?インターン紹介サイトのキャリアバイトは以下のような表現をしています。

インターンとは、インターンシップの略で、主に大学生(院生)が就職前の一定期間に実際の企業で実践・体験の目的で働くことです。就職後3人に1人が3年以内に辞職している現状、事前に企業の雰囲気・業務内容を体感できるインターンの制度は非常に注目されています。

つまりインターンとは大学生が実際に会社で働く就業体験のことを指します。私たちにとってはインターンをすることで、実際に企業で働く経験ができることがメリットであり、企業側からすれば早い時期から企業にマッチする人材を発見することが出来るのです。

インターンは3年生から始めるもの?

インターンと聞くと、大学3年生になってからでいいや、と思う人もいるかもしれません。筆者も現在大学2年でインターンをしていますが、友人から「もうインターンなんてやってるの?」「2年は遊んで3年からやればいいじゃん」と言われることもよくあります。インターンは3年生になってからやるべきなのでしょうか。

実際は、主に大学3年生で行うインターンと1,2年生で行うインターンは少し種類が違います。大学3年生が行うインターンというと、サマーインターンやウィンターインターンというイメージが一般的に強いです。これらは短期のものが多く、およそ1週間程度のものが多くなっています。一方で、1,2年生が行うインターンは長期間のものが多数を占めます。もちろん1,2年生が参加できるサマーインターンなどもありますが、数としては多くはありません。

短期間と長期間のインターンには、目的の違いがあります。短期間のインターンに参加することで、学生はその企業や業種の理解を深めることができます。長期間はのものに参加することで、その企業や業種に対する理解が深まるだけでなく、自分のスキルアップにも繋がります。

また、1,2年生のうちからインターンを始めることで、多くの業務に携わったり自分のできることの幅を広げることもできるのです。

インターンのデメリット

ここまで、1,2年生にインターンをオススメする旨を伝えてきました。しかし、1,2年生がインターンをやることにはデメリットも付いて回ります。どんなデメリットがあるのでしょうか。

学業の妨げになってしまう

長期インターンに参加することは、学業の妨げになる危険性があります。インターンに注力しようとすると、多くの時間を割かなくてはいけなくなります。企業にもよりますが、10時から19時までの間で、1日4時間以上週3以上などという条件下の元でインターン生を受け入れている企業もあります。そのような企業でインターンをすれば、必然的にインターンに割き自分の学習に割くことができる時間が減ってしまいます。加えて業務の多いインターンでは、出社したり給与が発生せずとも、自分の時間を犠牲に業務を終わらせなくてはならない場合もあります。

もちろん、自分の生活スタイルに合っていれば学業とインターンを両立することができるでしょう。しかしそうでなければ、学業面がおろそかになってしまいます。大学生にっとての本業は学業ですよね。しかし、おろそかにしすぎて留年、という話もあります。それでは元も子もありません。もしインターンを始めようとするならば、自分の学習時間も確保できる条件を探す必要がありそうです。

労働力としてみられる

インターンというのは名前だけで、教育制度も整っていないアルバイトと同じようなインターンも存在します。インターンという名前を利用して、大学生を引き寄せて実際に任せる業務は雑用だけ、というパターンもあります。それではわざわざ時間を割く必要がないですよね。ですので、ちゃんとしたインターンを見分けられる能力が必要になります。

インターンはきちんと考えて始めれば有意義なもの

リクルートの調査によると、インターンへの参加が不成功だったと答えた学生よりも成功だったと回答してる学生の方が多いくみられます。私たちがインターンい参加することは、多くの面でプラスになり得ます。そこで気になるのがどの様なインターンが良いのかということですよね。ベンチャー企業が良いのか大企業が良いのかについての記事があるので参考にしてみてください。(http://jobhobby.jp/job/internship/4861.html)

ぜひ、1,2年生から始める長期間インターンを通して、自分のスキルを磨いてみませんか?

(参考)

日本経済新聞|文科省などインターン実態調査へ 採用との関係焦点

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS12H3S_S6A710C1EE8000/

リクルート|リサーチデータ

http://data.recruitcareer.co.jp/research_data/hakusyo/hakusyo2016_22-27_up.pdf