たくさんの当たり前を作っていきたい 株式会社プレイモーション 藤本裕二さんインタビュー

すれ違いを恋のきっかけに

同じとき、同じ場所にいたふたりは、

「すでに出会っている」と言えるのかもしれません。

今日、あなたは何人とすれ違いましたか。

いつもの道で、ふと立ち寄ったお店で、

あなたはこれまで、どれだけの人と巡り合ってきたのでしょう。

この偶然を逃すなんて、もったいない。

今回はすれ違いという偶然を恋のきっかけにするマッチングアプリ「CROSS ME(クロスミー)」の企画・運営を行っている、株式会社サイバーエージェントのグループ会社である株式会社プレイモーションの藤本裕二さんにお話を伺いました。

企画、開発、デザインまで。たくさんの経験を得た学生時代

(大学生時代のスマホアプリコンテストの様子)

ー藤本さんの学生時代について教えてください。

大学では理工学部を専攻していてJavaやC言語などのプログラミング言語を学んでいました。でも3年生までは正直なんとなく単位を取るためだけにやっていたんですよね。
そんな時『パズドラ』がリリースされました。まだ流行る前でしたが、スマホならではの操作性やゲーム性に虜になり、急にアプリ開発に興味を持つようになりました。

PCひとつあればアプリの開発ができる時代ですし、これを機にプログラミングを真剣にやってみようと思い、Macを買ってObjective-Cを勉強して、僕の通っていた大学周辺施設等の案内アプリを友達と作っていました。

ーなぜサイバーエージェントに入ろうと思ったのですか?

3年生の夏にサイバーエージェントのインターンで、スマホアプリコンテストというものがあったんです。当時はスマホアプリがまだ少なかったので、ざっくばらんにアプリを提案する形式だったんですが、その頃「AppStoreから自分の探しているアプリを探すのってすごくめんどくさいな」って思ってたんですよ。なので、もっと個人の趣味にレコメンドされたAppStoreのようなアプリがあったらいいなと思い、それを提案したらなんと優勝したんです。

そのインターンではコンテストの他に、iPhoneアプリを企画・開発するコースもあり、2人1組でアプリの開発を行いました。そこではアドバイスをくれる社員の方と触れ合う機会があったので、企画の考え方から、開発秘話なども聞けてとてもサイバーエージェントを近く感じるようになりました。

サイバーエージェントの採用基準の一つに「素直でいいやつ」という要素があります。実は、正直それを疑っていたのですが(笑)実際に社員の方と触れ合ってみると本当にいい人ばかりでした。

良い人がたくさんいることに加えて、サイバーエージェントはインターネットから軸をぶらさない範囲でチャンスのある分野であれば、広告やゲーム、メディア、マッチングなどたくさんの事業を行っていることにも惹かれました。日に日にサイバーエージェントで仕事をしたいと思う気持ちは増していて、その頃は周りからサイバーエージェント信者と言われていましたね(笑)。

翌年にはサイバーエージェントから無事内定をもらいました。 

ー内定者時代にはどんなことをしていましたか?

サイバーエージェントの関西支社でアルバイトをしていました。エンジニア採用だったので、入社後に良いスタートを切れるようエンジニアでのアルバイト希望を出したのですが、そのとき関西支社にはエンジニアのアルバイト枠がなく、まさかのデザイナーとして働くことに。女性向けのかなり可愛いバナーとか作っていました(笑)。

内定者バイトの後半では様々なことにチャレンジしたいという思いもあり、クライアントに対してキャンペーン企画の提案をさせてもらっていました。

本当に1年間でいろいろやりましたね。

入社半年でマネージャーに

ーもともとはエンジニア採用ということでしたが、現在CROSS MEでは企画をされていますよね。どのような経緯で職種を変更したんでしょうか?

2013年にエンジニアとして入社したのですが、入社後すぐの研修中にビジネス職と呼ばれる企画職での配属希望を出しました。入社後2,3年はエンジニアとして技術に触れ、ゆくゆくは技術もわかるプロデューサーになりたいと思っていたのですが、先輩に「プロデューサーになりたいなら今から企画をした方がいい。サービスに携わっていたら自然とエンジニアとの会話は円滑にできるようになるから。」というアドバイスをいただき、そのまま職種を変更し企画職として配属されました。

ー学生時代から、いろんな職種に思い切りよくチャレンジしていますね。まずはどんな部署に配属されたのでしょうか?

株式会社グレンジというグループ会社に配属され、「ドラゴンストライク」というスマホアプリのリリースに関わらせてもらいました。

配属から約半年後には、PM(プロジェクトマネージャー)としてチームをひっぱっていく立場になりました。15人程のチームを回していくのは想像していたよりも遥かに難しかったです。チームビルディングの難しさ、施策を当てることの難しさ、サービスを成功させることの難しさを身をもって痛感する良い経験となりました。こんな不甲斐ないPMを支えてくださったチームのメンバーには感謝しかないですね。

その後「ドラゴンストライク」は売上が下降し、2014年の終わりには運用を外部に移管することになりました。

入社時からずっと新規のゲームが作りたいと言っていたこともあり、そのタイミングで人事から株式会社プレイモーションへの異動の話がきました。

ー当時のプレイモーションはどんな会社だったのでしょうか?

プレイモーションはもともと20名ほどでゲームを開発している会社でした。

僕は新規のゲームの開発に関わることになりましたが、今までとは違って開発はすべて外注という難易度の高い環境でした。さらに、開発のディレクションだけではなく、仕様を考えたりパラメーターの設計をしたり、イラストの指示書制作、キャラ設定などのコンテンツ業務にも関わりました。

並行して様々な業務をこなす、怒涛のような日々でしたね。

ー社会人3年目とは思えない経験値ですね。その後どういった経緯でマッチングアプリの開発にいたるのでしょうか?

担当していた新規のゲームも、2015年の終わりにはクローズが決まってしまいました。

プレイモーションはゲーム会社だったということもあり、ゲームが作りたい人が集まっていたので、ゲームがクローズしプレイモーションがマッチングアプリにピボットするというタイミングで、メンバーは他のグループ会社へと異動することになりました。

僕はプレイモーションの代表の平松と一緒に仕事をしたいという気持ちが強く、マッチングサービスにも興味があったため、プレイモーションに残って平松と一緒にマッチングアプリの企画を考えることになったんです。

目標は「当たり前の創造者」

その後、プレイモーションでは「すれ違い」をコンセプトとしたマッチングアプリを開発し、2016年8月に「CROSS ME(クロスミー)」をリリースしました。

ーCROSS MEを今後どう成長させていきたいですか?

もちろんすれ違いの強みを活かしてマッチングアプリの業界1位を狙っています!

ただそれだけではなくて、世間的に使っていることが恥ずかしくない、むしろ使っていることが当たり前と言われるマッチングアプリにしたいと思っています。

やっぱり日本ってマッチングサービスに対して「出会い系」というような悪いイメージがついてしまっているんですよね。その悪いイメージを払拭して、出会いに困ったらCROSS MEを使えばいいじゃん、っていう状態を作れたらなと思います。

ー藤本さんの将来の夢はなんですか?

たくさんのお客様に、たくさんの当たり前を提供して世の中を便利にすることですね。人々の生活の一部になっていて、毎朝電車で周りの人が使っているのを見かけるようなアプリが作りたいと思っています。

ちなみに僕がサイバーエージェントに入社した時に宣言した目標は「当たり前の創造者」でした。今でも覚えています。

ーこの記事を読んでいる学生に向けてアドバイスをお願いします。

今しかやれないことを全力でやってください。僕は、日本一周旅行にバックパックで行ってみたり、個人でアプリの開発をしておけばよかったなと後悔しています。

あとは、社会人と交流できる場に積極的に顔を出すことも大事だと思っています。僕はIVS(インターネット業界の経営者らが集まるカンファレンス)に何度か参加していました。

学生同士で生活しているだけだと見えない視点や価値観が見えてくるので、社会人になる前にそういった刺激に触れておくことで、将来本当にやりたいことが見えてきたり、こんな人になりたいっていう自分の将来像が見えてくるんじゃないかなと思います。

すれ違いマッチングアプリCROSS ME(クロスミー)

CROSS ME(クロスミー)とは、「いつ・どこで・誰と・何回」すれ違ったかをお知らせしてくれるマッチングアプリ。位置情報を利用しているので、共通点が多くコミュニケーションがとりやすい相手と出会う事ができます。

ダウンロードはこちら:https://app.adjust.com/1yvxg0

公式Twitter:https://twitter.com/CROSSMEJP

公式サイト:https://crossme.jp/




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