内定取得後にするべきことは?学生生活を無駄にしないための8つの項目

「内定をもらった!ようやく就活が終わったのは嬉しいけど、この後は何をすればいいんだろう?」必死に続けてきた就活を終えて、こんな風に思っている学生さんもいるかもしれませんね。

 

就職先が決まるのはとても喜ばしいことですが、ここで終わりではありません。4月から社会人生活が始まるまでの間に、いくつかやっておきたいことがあります。

 

この記事では、内定取得後にするべきことを8つの項目にわけてご紹介します。残りの学生生活を無駄にしたくない人は、ぜひ参考にしてください。

 

1. 社会人になるための準備

 

無事に内定を取得したら、入社するまでに社会人になるための準備をしておきましょう。これから紹介する5つの項目は、準備のために必ずやっておきたいことです。一つずつ見てみましょう。

 

1-1. 内定の承諾・辞退

内定をもらったら嬉しさで舞い上がってしまう気持ちもわかりますが、内定承諾(もしくは辞退)の連絡は怠らないようにしましょう。企業に対して所定の書面に署名、押印して郵送をしないと、内定を受けたことにはなりません。書類の郵送には期限があるので、余裕をもって準備してくださいね。

 

また入社先を決めたら、他の内定を出してくれた会社には辞退の連絡をしなければいけません。これらの手順が完了して、ようやく就活が終わります。

 

1-2. スーツ、ビジネス用品の用意

内定先が決まった後は、初日からスムーズに働けるようスーツとビジネス用品を購入しましょう。男女別に用意したいものは以下のとおりです。

 

・男性

スーツとワイシャツ、ネクタイ、革靴は必須です。毎日着るものなのですぐに傷まないよう、スーツは3着以上、ワイシャツは5着ほど用意しておきましょう。ネクタイと革靴も「毎日同じものだな」と思われないよう、3つずつ以上はあるといいですね。

 

・女性

女性はスーツ、ストッキング、パンプスがマストアイテムです。インナーは毎日ブラウスがいいか、アンサンブルを着てもいいのかは会社の文化によるところが大きいので、どちらも複数枚あると安心です。またヒール付きのパンプスとストッキングを着用するのは社会人のマナーです。ストッキングは破けてしまっても履き替えられるよう、多めにあったほうがいいでしょう。

 

・男女共通

男女に共通して必要なのは腕時計、名刺入れ、ビジネスバッグ、ノートとペンです。これらはどんな業種でも基本的に使うものなので、長く使えそうなものを買っておくといいですよ。特に新人のうちは先輩から色々なことを教わりながら仕事をするので、ノーとペンは必ず持ち歩くようにしましょう。

 

1-3. 生活リズムを整える

大学の授業では遅刻をしても怒られないかもしれませんが、社会人になって同じことをしたら大問題です。1回遅刻するだけで「基本的なことができない新人」というレッテルを貼られてしまいます。

 

そうならないよう、学生のうちに生活リズムを整えておきましょう。内定先の出社時刻と、朝の準備にかかる時間を逆算した時刻に起きられるようにしておくと安心ですね。生活リズムを整えれば健康的な身体づくりにもつながるので、早めにやっておいて損はありません。

 

1-4. 必要書類の準備

会社に提出する必要書類も準備を進めておきましょう。発行するまでに時間がかかるものを後回しにしておくと、期日に間に合わないかもしれません。

 

例えば必要になるのは以下の書類です。

・卒業証明書

・年金手帳

・身元証明書

・通帳

 

会社によっては、入社当日に持参する人もいるかと思います。直前になって慌てないように、万全の準備をしておきたいものですね。

 

1-5. 大学をきちんと卒業する

内定を取得した後にもっとも大切なのは、大学を卒業すること。せっかく苦労して就職先を見つけたのに、卒業できなかったら働くこともできません。よくよく計算してみたら単位が足りなかった、なんてことになったら大変です。

 

万が一卒業できなければ、内定も取り消しになってしまいます。きちんと単位を取得して、卒業論文を書いて、無事に卒業することを一番に考えましょう。

 

1-6. ビジネスマナーやツールの使い方を学ぶ

社会人になったらビジネスマナーの習得や、Word, Excel, PowerPointの使用は避けて通れません。「働き始めたら教えてもらえばいい」と思う人もいるかもしれませんが、社会人の先輩達は思った以上に忙しいものです。手取り足取り教えてもらえるとは限りません。学生の間に参考書などを買って準備しておけば、他の新人に差をつけられますよ。

 

2. 学生生活を有意義に過ごす

 

ここまで社会人になるための準備項目をご紹介しましたが、もう一つやっておきたいのは学生生活を有意義に過ごすこと。社会人になると、まとまった休みを取れる時間は年に数回、長くても10日くらいしかありません。時間があるうちに、以下のことをやっておきましょう。

 

2-1. 友達や家族とゆっくり過ごす

社会生活が始まる前に、友達や家族とゆっくり過ごす時間を取りましょう。仕事が始まると、残業や飲み会で人と会う時間は取りにくくなるもの。まとまった休みの間は友達と旅行に行ったり、一人暮らしの人は実家に帰ってのんびりしたり、自分の身の回りの人との時間を大事にしましょう。

 

特にやっておきたいのは卒業旅行。普段は行けないような場所で目いっぱい遊んで、学生生活最後の思い出作りをしましょう。

 

2-2.資格を取る

学生の間に勉強をして資格を取るのも、有意義な過ごし方の一つです。おすすめは自動車運転免許。社会人になるとなかなか時間が取れないので、学生のうちに取得しておくといいですよ。免許合宿に参加すれば2週間程度で終わります。

 

この他におすすめの資格はTOEIC。最近は英語のスキルを重視した会社が増えてきていて、昇進するのに一定のスコアを持っていることが条件になっているところも。高いスコアを持っていれば、自分の強みにもなりますね。

 

まとめ:内定取得後にするべきことをやって、社会人としてのスタートダッシュを切ろう!

内定取得後にするべきことを、社会人になるための準備と、学生生活の過ごし方の2つにわけて解説しました。就活が終わったら、次は社会人生活に向けてさまざまな準備があります。直前になってバタバタしないよう、早めに着手しておきましょう。

 

また残りの学生生活を有意義に過ごすために、友達や家族との時間をたっぷり取ってください。時間があるうちに資格を取得しておくのもいいですね。

 

これらのことをやっておけば、新生活のスタートダッシュを切りやすくなりますよ。内定をもらった人は、早速行動に移してみましょう。