【就活に有利!】就活に役立つ6つの英語検定・資格を紹介します

就職活動をする上で、「英語の資格を持っていると強い!」と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

グローバル化が進む中で、英語力を重要視している企業は数多くあります。さらに最近は、直接英語を使わない企業であっても英語力を問う企業も増えてきました。

そこで今回は、就活生におすすめ!就活に役立つ英語検定をご紹介します。有名な英語資格から、専門的な・応用的な資格まで紹介するので、英語資格をアピールしたい人はぜひ参考にしてください。

就活に役立つおすすめ英語検定

まずは、どんな企業の就活でも活かせる2つの英語検定を紹介します。

TOEIC

TOEICは正式名称で「国際コミュニケーション英語能力テスト」と言われ、英語を母語としない人を対象とした試験です。アメリカの教育試験サービスであるETSが行うテストなので、世界的にも名が知れています。

TOEICの試験はリスニングとリーディングの2つで構成されており、リスニング45分・リーディング75分の合計2時間のテストです。

問題の内容は“ビジネス英語”の能力を測る問題が出題されます。メール・報告書などを正しく読めるか、2,3人のコミュニケーションを聞き取れるかといった、ビジネスシーンに対応した問題です。

レベルとしては、日常会話ができるレベルと言われる600点以上であれば履歴書に書いてアピールすることができます。国際系の企業に就職したい場合は、800点を目指しましょう。ただTOEICには有効期限があり、取得してから2年しかTOEICのスコアを使えません。

TOEICは今や日本で最も重要視されている英語試験と言われているので、どんな企業を目指す人でもまず挑戦したいテストです!

参考:https://www.iibc-global.org/toeic.html

実用英語技能検定(英検)

実用英語技能検定(英検)は、日本英語検定協会が行う試験です。英検は、教育機関の学習指導要領に取り入れられていたり、文部科学省に支持されていたりと、日本国内ではとても評価されやすい資格です。

試験問題では、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能すべてが問われます。英検は、学生が進学のために利用するテストでもあるため、ビジネスシーンの英語だけでなく、様々なシーンで使う総合的な英語の問題が出題されます。

また英検は、TOEICと違って有効期限がありません。一度取得した級はこれからずっと使える資格なので、一生涯使える資格であるという面ではメリットです。

就活に役立つレベル・履歴書に書けるレベルは2級以上です。外資系など英語を必要とする企業に就職したい場合は、準1級以上の合格を目指しましょう。

参考:https://www.eiken.or.jp/eiken/sp/

TOEICと英検、どちらを取るべき?

今の時代は、TOEICを優先して勉強すべきです!

なぜなら、TOEICはビジネス英語に特化した試験であり、「TOEIC○○点以上」という採用条件を出している企業が多いからです。またTOEICには不合格というものがなく、スコアとして結果が残るので、試験を受けて無駄になることは一切ありません。

そのためまずは、どんな企業でもアピールできるTOEICを勉強し、その後さらに英語力をアピールしたい場合は英検を勉強するという流れが、最も良い方法だと考えられます。

さらにレベルUP!専門的な英語資格

次に、さらにレベルの高い英語検定を受けたい人におすすめの試験を紹介します。

日商ビジネス英語

日商ビジネス英語は、商社や海外取引現場での英語スキルを測ることができる試験です。他の試験よりもビジネス色が強く、特に事務的な仕事に関するスキル・ライティング力が問われます。

試験内容は、実際のビジネスの場で使われるような計画書・請求書・報告書・電子メールの作成といった問題が出題されます。一般的なビジネス英語よりもさらにハードルの高い問題が出されるので、レベルとしてはかなり高めです。

日商ビジネス英語の知名度は低いですが、商社や海外取引のある会社ではよく知られている試験です。特に貿易関係の仕事に就きたい人や世界相手に仕事をしたい人にはおすすめしたい英語検定です。

参考:https://www.kentei.ne.jp/english

国政連合公用語英語検定(国際英検)

国政連合公用語英語検定(国際英検)は、日本国際連合協会が実施する試験です。「国際協力」や「国際理解」をコンセプトにしている試験なので、英語力だけでなく国際意識の高さも問われます。

試験では4技能のすべてが問われ、国際的な時事問題や世界平和・環境問題など、国際問題に関する内容が出題されます。そのため、国際公務員や国際関係の仕事をしたいと考えている人におすすめの資格です。

国際英検は、難易度だけで言えば日本の英語検定の中で最も高いと言われているので、これを持っていれば高い英語力と国際問題への関心をアピールすることができます!

参考:http://www.kokureneiken.jp/

海外でも通用する英語検定

最後に、就活に役立ち、かつ海外でも通用する英語検定を2つ紹介します。

TOEFL(トーフル)

TOEFLはTOEICと同様、アメリカの教育試験サービスであるETSが行うテストです。TOEFLの位置づけは、英語圏の大学・大学院に入学するために必要な英語力を測るテストとされています。そのため、ビジネスで使う英語やコミュニケーションの英語というよりも、学術的で専門的な英語の問題が出題されます。

しかし、学術的だからと言って就活に役立たないという訳ではありません。世界的に見れば、TOEICよりもTOEFLの方が圧倒的に有名で、信頼性が非常に高い試験です。海外企業や外資系の企業に就職したい人、グローバルに活用できる資格を取りたい人には特におすすめの資格です。

参考:https://www.toefl-ibt.jp/index.html

IELTS(アイエルツ)

IELTSは先ほど紹介したTOEFLと同じく、学術的な英語力を測る英語検定です。IELTSは約140か国以上で試験が行われ、世界の教育機関や政府・企業で参考にされている試験なので、信頼性もかなり高いです。

IELTSの試験は4技能すべてが問われ、高得点を取るには「海外に移住できるレベルの英語力」が求められます。難易度としてはかなり高いので、海外への就職を考えている人におすすめの試験です。IELTSは世界的にも有名な試験なので、スコアを持っていればかなりの英語力があるということを証明することができます。

参考:https://www.eiken.or.jp/ielts/

まとめ:英語検定を就活に活かそう!

今回は、就活生におすすめ!就活に役立つ英語資格を紹介しました。

英語検定を就活に活かしたいのであれば、まずはTOEIC、そして英検です!それ以外にも様々な検定があるので、高い英語力が求められる企業・業界に就職を目指すのであれば、どんどん挑戦してください。

これからの時代、「英語の資格」を持っていて損することは絶対ありません。英語の資格を取得して、就職活動に役立たせましょう!