外資系に就職したい学生必見!就活に役立つおすすめの英語検定&ビジネス資格

日本だけでなく海外でも活躍の場を広げ、一流のビジネスマンが揃うと言われる「外資系」の企業。新卒で外資系の企業に就職したい!と考えている学生も多いのではないでしょうか?

しかし、外資系への就職は倍率やレベルが高く、他の企業よりも難しい業界と言われているのが事実です。だからこそ、学生のうちから勉強をして、就職に活かせる資格を取得したいと考えている人もいると思います。

そこで今回は、外資系の企業に就職したい学生向けに、就活に役立つおすすめの資格を紹介します。ぜひ参考にして、勉強を始めてみてくださいね。

外資系の就活で使えるおすすめの資格3選【英語編】

外資系企業の就活をする上で最低限取得していたいのが英語の資格です。外資系企業の業務では海外とのやりとりが求められるので、他よりも高い英語能力が求められます。まずは以下のような英語の資格・検定を勉強しましょう。

TOEIC

まず、誰もが取得すべき資格はTOEICです。TOEICは正式名称で「国際コミュニケーション英語能力テスト」と言われ、英語を母語としない人を対象とした試験です。アメリカの教育試験サービスであるETSが行うテストなので、世界的にも名が知れています。

問題の内容は“ビジネス英語”の能力を測る問題が出題されます。メール・報告書などを正しく読めるか、2,3人のコミュニケーションを聞き取れるかといった、ビジネスシーンに対応した問題です。

外資系を目指すのでは最低でもスコアは750点を目指したいところです。もちろん800、900点以上あることに越したことはないので、早い段階からコツコツ勉強していくのがおすすめです。

またTOEICは今や日本で最も有名な英語試験となっているので、どんな企業の就職でも役立ちます。汎用性が高いので、まずはTOEICで高いスコアを取れるように勉強しましょう。

参考:https://www.iibc-global.org/toeic.html

実用英語技能検定(英検)

実用英語技能検定(英検)は、日本英語検定協会が行う試験です。英検は、教育機関の学習指導要領に取り入れられていたり、文部科学省に支持されていたりと、日本国内の会社ではとても評価されやすい資格です。

試験は、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能すべてが問われます。そのため、TOEICでは補えないライティング・スピーキング力をアピールすることができます。

また英検は、TOEICと違って有効期限がありません。一度取得した級はこれから一生涯で使えるというメリットもあります。外資系に就職したい場合は、準1級以上は欲しいところです。英検を受けるのであれば、ぜひ1級の取得を目指して勉強しましょう。

参考:https://www.eiken.or.jp/eiken/sp/

国政連合公用語英語検定(国際英検)

外資系を目指す人だからこそおすすめしたい英語資格が、日本国際連合協会が実施する、国政連合公用語英語検定(国際英検)です。「国際協力」や「国際理解」をコンセプトにしている試験なので、英語力だけでなく国際意識の高さも問われます。

試験ではリスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能すべてが問われ、国際的な時事問題や世界平和・環境問題など、国際問題に関する内容が出題されます。単純な英語力だけでなくコミュニケーション能力や論理的に意見を述べる能力も重視される試験です。

レベルはE級から特A級の6段階で、外資系を目指すのであればA級以上を目指しましょう。国際英検は、難易度だけで言えば日本の英語検定の中で最も高いと言われているので、これを持っていれば高い英語力と国際問題への関心をアピールすることができます。

参考:http://www.kokureneiken.jp/

【差が付く!】 外資系の就活で使えるおすすめの資格3選

外資系に就職したいと考える人は、誰もが英語資格を取得し、ほとんどの人が高得点を取ってくると考えられます。そのため、英語スキルだけでは周りと差を付けることができません。

そのため他の学生から一歩リードするためにも、ビジネス系の資格を取得することをおすすめします。自分の行きたい企業がどのスキルを求められているのかを考えながら、以下の資格をチェックしてみてください。

国際秘書検定(CBS)

国際秘書検定は、日本語と英語の2か国語を使って秘書業務が行えることを証明する資格です。単に「英語ができる秘書」として認定するのではなく、秘書としての専門知識・スキル、業務に取り組む上でのコミュニケーション能力が証明できる試験です。そのため語学力と実務能力の両方が必要とされる外資系の企業では、かなり高く評価されます。

試験はプライマリーとファイナルの2つに分かれていて、プライマリーに合格した人だけがファイナル試験を受けることができます。プライマリー試験では基礎的なビジネス実務・英語に関する問題が出され、ファイナルではオフィス管理・経営管理・秘書実務の3つのパートで出題されます。

国際秘書検定は、国際的な一般常識と現場で活かせるビジネス英語を身に付けられる試験です。プライマリーに合格してCBS準資格を取得するだけでも十分アピール要素となるので、ぜひ挑戦してみてください。

参考: https://www.hishokyokai.or.jp/

国際会計検定(BATIC)

国際会計検定は、英語での会計処理能力を証明することができる資格です。これは同じ商工会議所が認定している「日商簿記検定」の英語版で、海外の取引先を相手にするような外資系の企業では評価される資格です。

国際会計検定は、年齢・学歴問わず、誰でも受けることができます。試験は英文簿記と国際会計処理の2つ科目があり、すべてマークシートで出題されます。

また国際会計検定は合否が出るのではなく、スコアによって4つのレベルに分けられます。最も高いレベルである「コントローラレベル」はスコア880~1000が必要です。レベルの高い試験ではありますが、海外展開するような企業においてグローバルな会計人材は重宝されるので、ぜひ勉強してみてください!

参考:https://www.kentei.org/sp/batic/

マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定は、マーケティング全般の幅広い知識やスキルを証明できる試験です。この検定は完全に日本語での試験ですが、業界にとらわれない幅広いマーケティングスキルを身に付けられるのが魅力です。

試験では、マーケティング知識とマーケティング実例の2つの分野について出題されます。A級~C級の3レベルに分かれているので、まずはマーケティングの基礎知識が学べるC級合格に向けて勉強するのがおすすめです。

外資系の企業では、会社の商品を売る・取引をするなどのシーンで、必ずと言っていいほどマーケティングの知識が必要になります。だからこそ、どんな場面でも応用できるマーケティングスキルを身に付けることは非常に大切です。

参考:https://www.marke.jp/

まとめ

今回は、外資系の企業に就職したい学生向けに、就活に役立つおすすめの英語資格とビジネス資格を紹介しました。

レベルが高いと言われる外資系の企業だからこそ、学生のうちから様々な知識・スキルを身に付けておくことが重要になります。ぜひ今回の記事を参考にして、就職に役立つ資格の勉強を始めてみてくださいね!