【新卒者向け】企業に好印象な履歴書の書き方を徹底解説!

就活する上で欠かせない「履歴書」の作成。住所や学歴など書くことが決まっている部分も多く、意外と簡単そうですがかなり神経を使いますよね。

今回は、履歴書の書き始め~提出まで、流れに沿って細かく解説していきます。

ただの用紙1枚でも、あなたの運命を分ける重要な書類です。

誰にも負けないような『企業担当者の目に留まる履歴書』を作成できるコツを押さえていきましょう!

また、後半では学校指定の履歴書の活用についても説明していますのでぜひご覧ください。

【新卒者向け】企業に好印象な履歴書の書き方

アイテムを揃える

・履歴書用紙

・添付用写真

・ボールペン(黒)

・郵送用の封筒

履歴書用紙には様々なメーカーのものがあります。どのメーカーのものを選ぶとしても「新卒者向け」のものを選ぶと良いでしょう。自己PR欄が大きくとられているものが多いため、アピール内容をふんだんに盛り込むことが可能です。

ボールペンは、黒インクのものを用意しましょう。比較的読みやすいとされる0.5~0.7mmの太さのものがオススメです。

注意点としては、使用する履歴書の素材によっても相性が変わってきます。

水性タイプのものは水に滲みやすいの気を付けましょう。

写真は一般的には4cm×3cmですが、企業によって異なるケースもありますので事前に確認するのが無難です。

貼る前に写真の裏に学校名と氏名を記入しましょう。

封筒は、手渡しの場合は不要です。白の「角型2号」がA4サイズにピッタリです。

基本情報

・日付…記入した日ではなく提出する日付を記入する

・住所…都道府県名から記入し、「1丁目2番地3号」のようにハイフンで略さない

・メールアドレス…携帯キャリアのアドレスは避ける

・学歴…元号か西暦のどちらかに統一し、中学校卒業から記入する

・職歴…短期インターン、アルバイトは職歴に含まれない

日付は、記入した日付を入力しがちですが、企業側の手に渡る日付を記入しましょう。郵送での提出になる場合は、ポストに投函する日の記入が一般的です。

最近では、面接の日程などがメールで送られてくることも多いです。また、容量が大きいパソコン推奨の添付ファイルが貼られていることもあるため、GmailやYahooメールなどフリーアドレスの記入が適しています。

アルバイトや短期のインターンについて職歴に記入している学生も多いですが、これはNGです。

長期インターンの場合は記入しても構いませんが、より良い構成を考えると自己PR欄に記載するのがベターです。

免許・資格

・応募要項に記載されている免許・資格を確認する

・応募職種と関係のない資格は記入しない

自動車の普通免許を持っている場合は1番上に記入し、それ以外の資格を時系列で記入していくのがベターです。

また「英検」「漢検」などは略称です。「実用英語技能検定」のように正式名称を記入しましょう。

自己PR

・最初の一文で「1番伝えたいこと」をアピールする

・実績だけでなく「どのようにして達成したか」まで書く

・1つか2つに絞る

履歴書で大切なのは、まず履歴書を読む担当者の心を掴めるかどうかです。冒頭で興味が湧かないと先まで読み進めてもらえないかもしれません。

自分の強みや得意なことが伝わる具体的なエピソードや、客観的にみて評価できる内容を記入しましょう。

また、アピールポイントが多すぎると1つ1つが薄い印象になってしまいますので、2つほどに絞り深掘りするようにまとめあげると良いです。

志望動機

・最初の一文で「なぜ応募を決めたか」を述べる

・応募職種に関するスキルを簡潔にアピールする

・長期的なキャリアプランを記載する

志望動機は「他の会社でも良いのでは?」と思わせないように書くことが大切です。冒頭次第では、後半を流し読みされてしまう可能性も…。

スキルに関しては、応募時点でアピールできる資格を持っていなくても勉強の意欲をアピールすることが可能!さらに資格取得までの期間を明確に記載すると尚良いです。

企業は長く働いてくれる人材を探しているため、「将来的にこんな事をやって成果をあ

げたい!」という決意を述べて締めくくりましょう。

学校指定の履歴書は使用した方が良い?

すべての大学にあるわけではありませんが、在学している大学で販売されていたら使うべきかどうか悩むところですよね。

結論からお伝えすると、どちらでも良いと言えるでしょう。

どっちを使用したからと言って、合否結果に差が出ることはありません。あくまで中身が大事という事ですね◎

しかし、市販の履歴書にはないメリットもありますので紹介します!

①学校内で手に入る

何といっても、通学のついでに購入できるという点が嬉しいですよね。履歴書の調達にわざわざ外出する必要がありません。

しかし、時期によっては購入者が殺到し売り切れてしまうこともあると言います。

余裕をもって早めに購入しましょう。

②学校名と校章が印刷されている

市販の履歴書では、学歴部分を注視しないと学校名が分かりませんが、元から印刷されていればすぐに学校を把握することが出来ます。

企業の担当者にとっても一目でわかりやすいのでメリットと言えるでしょう。

③経歴欄が狭く、自己PR欄が広い

大学によって多少の違いはあると思いますが、新卒者のために経歴部分を狭くし、その分学校での経験や実績をPRできる項目が設けられています。

市販の履歴書は、転職者の使用も考慮されているため経歴欄を広めにとっているのです。

ぜひ上手に使いたい構成ですよね。

まとめ

履歴書はたった1枚の用紙ですが、もし就職が決まった際には企業でずっと保管されるとても重要な書類です。

スムーズな就活の為に妥協せず、企業担当者を惹きつける履歴書を作成したいものですよね。

また、書類選考>面接をスムーズに進めることが出来る学生の特徴として、

『履歴書をコミュニケーションツールとして活用する』

という点が挙げられます。

面接まで進み、どんなことを聞かれ、どこで話が膨らむかまでをイメージして作成しているのです。

自分ができる限り丁寧に・心を込めて完成させ、自身の就活の大きな武器として活用してもらいたいものです。

《ポイント》

・用紙の素材に合わせたツールを選ぼう

・住所/学校名/資格名の省略はナシで統一しよう

・文章を組み立てる際は「1番伝えたいこと」を冒頭で述べよう

・学校指定の履歴書があったら上手に活用しよう

志望動機や資格に限らず、自分の人間性まで評価してもらえるような履歴書を作成できるよう、しっかりと考えたいですね。