【2022卒】倍率の高い業界ランキングベスト12!昨年との変化はあるのか?

就職活動をするときに、自分が志望する業界の倍率を把握しておくことは非常に大切です。

今回は、【2022卒】倍率の高い業界ランキングベスト10をご紹介します。ぜひこの記事を読んで、自分の目指す業界がどれくらいの倍率なのかを確認してください。

また各業界の中でも人気の高い会社・企業も合わせて紹介するので、企業選びの参考にしてみてください。

【2022卒】倍率の高い業界ランキングベスト10

ではさっそく、倍率の高い業界ランキングベスト10をご紹介します。

※このランキングは、unistyleによる「22卒学生の志望業界変化の調査」、及び楽天みん就による「2022年卒就職人気企業ランキング」を参考にしています。

1位:メーカー(食品・医療・生活)

1位は食品・医療・生活関連のメーカーです。メーカーは毎年上位にランクインしている就活生に人気の業界で、倍率も非常に高いです。大手の食品・医療メーカーは事業の安定性や待遇の良さ、人の暮らしに密に関係する業界であるこちが人気の理由になっています。

2022卒の人気企業ランキングだと、4位に味の素、5位に花王、9位にアサヒビール、10位にアサヒ飲料、14位に旭化成、18位にサントリーホールディングスがランクインしています。

2位:IT・ソフトウェア・通信

2位はIT・ソフトウェア・通信の業界です。昨年のランキングでは3位でしたが、今年は2位に上がりました。IT化が加速する中で、今後さらに倍率の高まる業界になることは間違いありません。

情報や通信に関するサービスを提供する楽天や、インターネットの3大サービスであるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなどがIT業界にあたります。人気企業ランキングだと、2位にNTTデータ、6位に楽天グループがランクインしています。

3位:商社(総合・専門)

3位は、総合商社と専門商社です。総合商社は貿易に関わる仕事なので、世界を股にかけて働きたいという向上心の高い学生から人気を集めています。また特定の物(=部品・OA機器、食品など)を扱う専門商社も人気です。

人気企業ランキングでは、総合商社である伊藤忠商事が堂々の1位となっています。他にも三菱商事、住友商事、丸紅、三井物産といった企業も倍率が高くて人気です。

4位:メーカー(自動車・機械・電機・素材)

4位は自動車・機械・電機・素材関連のメーカーです。自動車メーカーとして人気なトヨタをはじめ、電機メーカーの大手4社である日立製作所・ソニー・パナソニック・三菱電機といった企業がこの業界にあたります。

人気企業ランキングでは、8位にソニーグループ、15位にアイリスオーヤマがランクインしています。これらメーカーは、企業・業界としての将来性や安定性があることが人気の理由です。

5位:金融・保険

5位は、金融・保険関連の業界です。主に銀行・保険・証券会社の3つのジャンルに分けられます。特に3大メガバンクと言われるみずほフィナンシャルグループ、三菱UFJ銀行、三井住友銀行は人気の高い企業です。

人気企業ランキングで言うと、12位に大同生命保険、16位に東京海上日動火災保険がランクインしています。今年は金融の中でも保険会社が特に人気を集めています。

しかし継続的に人気があった金融業界ですが、最近では没落傾向にあるのも事実です。AIの発達や銀行成績の不振により、業界として大幅な人員削減を行っています。今はまだ人気業界の1つですが、今後のランキングには大幅な変化があるかもしれません。

6位:建設・不動産

6位は建設・不動産業界です。建設・不動産業界は人の快適な暮らしを支える、人にとって必要不可欠な業界であるため人気を集めています。大手企業としては、三井不動産、飯田グループホールディングス、三菱地所、住友不動産などがあります。

建設・不動産業界は、コロナウイルスの流行による生活様式の変化の影響を受けており、空き家・市場価値の暴落といった問題を抱えています。しかし人々の住まいへの関心は高まりつつあるので、今後は新たなサービス展開に踏み出し、業界としてさらに成長するだろうと言われています。

7位:マスコミ

7位はマスコミ(マスコミュニケーション)業界です。様々な情報を人々に伝える仕事で、広告代理店・放送局・出版社・新聞社がこれにあたります。

近年は人々の関心の変化によって、新聞社やテレビ放送局の人気・倍率は下降傾向にあります。一方インターネットとの融合を積極的に行う広告代理店や、変えられない価値を提供する出版社は依然人気のままです。人気企業ランキングでも、13位に講談社、17位に集英社がランクインしています。

8位:人材・教育

8位は人材・教育業界です。人と密に関わる人材・教育業界は、時代が変わっても安定した人気を誇ります。人材業界では主に企業と人を繋ぐ仕事を、そして教育業界では子供から大人までの教育支援サービスの提供を行います。

人材・教育業界は景気の変動や社会構造の変化に左右されやすい業界ですが、人が生きる上で切るに離せない分野なので、今後も需要があるだろうと言われています。

9位:エンタメ・レジャー

9位はエンタメ・レジャー業界です。余暇を楽しむための施設やサービスを提供する仕事で、人々に楽しみを与えることができる業界として人気です。特にコロナウイルスの流行によって、インドアで楽しめる音楽・動画・ゲームといったエンタメが需要を高めています。

人気企業ランキングでも、昨年49位であったエイベックスが今年は11位に、昨年96位のポニーキャニオンが今年は19位にランクインしています。間違いなく市場が拡大している業界です。

10位:コンサル・シンクタンク

10位はコンサル・シンクタンク業界です。コンサルはクライアントの経営課題を明らかにしてアドバイスをし、問題解決に導くという仕事で、市場は年々成長し続けています。

人気企業ランキングでも、7位にアクセンチュア、20位に野村総合研究所がランクインしています。年収も高く、やりがいや達成感を感じることができる仕事として人気です。

まとめ

今回は【2022卒】倍率の高い業界ランキングベスト10を紹介しました。

今回紹介したような倍率の高い業界・企業を目指すのであれば、徹底的な就活対策が必要不可欠です。内定を獲得するためにも、他の人と差を付けて自分をアピールし、企業側に自分を採用するメリットを知ってもらう必要があります。徹底的な業界分析・自己分析をした上で、自信を持って就活に挑むようにしてください!