就活生注目!マイナビ調査から分かる“内定を取りやすい人物像”

ここが見られている!人物像で最も意識すべき点

 そんな訳で早速マイナビさんの調査を見ていきましょう。

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(引用:「2016年マイナビ企業人材ニーズ調査」http://www.mynavi.jp/news/2017/01/post_12708.html

企業は学生に何を求めるか

これは企業が学生に対して、どのようなことを重視するのかを示したものです。
ちなみに黒い棒グラフが新卒採用です。 

1位 志望動機(やる気) 91.7%
2位 企業文化(社風)に馴染めそう 76.3%
3位 企業理解 43.4%
4位 個人の将来展望の有無 37.1%

新卒に求められる要素として最も大きいのが、『やる気』
見てのとおり、ダントツですよね。

当たり前に思えて意外なんですよね。
というのも就活生はやたらと『言語スキル』とか『専門知識』がある人はすごいって思いがちじゃないですか。留学経験やビジネスの知識が豊富だとか

でも、言語スキルなんて13.2%ですし、専門知識に至っては10.4%。人は自分の事に関して目を向けがちなので、自己PRや長所に比較的時間をかけて考える人が多いと思います。
しかし、このデータを見て分かりますよね。

最も大事なことは『相手の企業について知っている人』なのです。

自己分析も重要ですけど、それ以上に受ける企業の分析が重要なんです。

就活戦略の4ステップ

受ける企業の数は複数あるので、1社1社の分析はもちろん大変です。
それは筆者も就活生だったので、分かります。
しかし、その会社が何をしているのかということはHPを見れば分かります。

さぁ、マイナビ調査から内定取得のための手順が見えてきましたね!

1.HPをしっかり見て事業内容を知る!

2.具体的にその事業の“どれ”をやってみたいのか考える!

3.自分の経験と擦り合わせ「御社の事業の中でもこれがやりたい!」というやる気に満ち溢れた志望動機を書く!

このステップが非常に重要なのです。
ちなみに2位の『企業文化(社風)に馴染めそう 76.3%』に関しては、その企業が判断することです。自分の性格を偽って受けるのはやめましょう!

次に3位の『企業理解 43.4%』ですが、これは「御社の事業の中でもこれがやりたい!」という具体的かつやる気に満ち溢れた志望動機を書いていればクリアできるんですよね。自然と。

そして最後に4位 個人の将来展望の有無 37.1%を入れましょう!

4.志望動機の最後に「その仕事を通して10年後こうなりたい!」と記載!

この4ステップで確実に内定に近づくでしょう。ね?マイナビさん!

 

さらに掘り下げて分析すると

企業が選考時に何を求めるか

先ほど、マイナビさんの調査データを元に、“受かる人物像”を特定していきました。
次は別のデータを元に更に深く“受かる人物像”を考えていきたいと思います
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1位 主体性 78.7%
2位 柔軟性 63.6%
3位 実行力 58.6%

いかがですか?このデータを見た時、たぶん多くの方が思うと思うんですよね。「主体性って具体的にどんな?」と。
 
こうした『◯◯性』『◯◯力』は抽象的な言葉なので、具体的にどうゆうことかを考えることが非常に大切です!
 
 
では、今回ダントツに1位だった“主体性”とは具体的にどういうことでしょうか。
筆者は“主体性”に関しては明確にこうゆう人だ!と言うことができます。 

それは間違いなく『自分の意見・考えを持っている人』です。

 これはESの書き方や、面接でもずっと言っていることですよね。とにかく自分の意見や考えを持っている人は非常に評価される。なぜか分かりますでしょうか?

それは、自分の考えや意見を持っている人は『自分で考えて行動してくれそう』だからです。

反対に「私はこのAの資料では、こうゆうことが大切だと思うからここの部分の内容を濃くしてみよう。」と、自分で考えて行動できる人は工夫をします。こうした工夫によって売り上げが上がり、企業は成長していくんです。
 

自主性を持ってる人とは

自主性を持っている人とは『自分の意見・考えを持っている人』
自分の意見・考えを持っている人は『自分で考えて行動する人』

こうした考えによって企業は自主性のある人材を求めるのだと、筆者は断言します。
 
 
では実際に、自主性をアピールするにはどうすれば良いのか。
先程も言いましたが自主性とは『自分の意見・考えを持っている人』なので、ESや面接で自分の意見をふんだんに話してください。
 
具体的に言います。
例えば自主性のない人は、学生時代に打ち込んだことを聞かれて『したこと』と『結果』のみを話します。
ここめちゃくちゃ重要。では自主性のある人は何を話すか。
 
『したこと』+『なぜしたのか』や『なぜその打ち込んだことは重要なのか』
つまり、“自分の意見・考え”をメインに話すんですよ
『したこと』に関しては2割程度。『なぜしたのか』や『なぜその打ち込んだことは重要なのか』に8割を費やします。
 

企業からしたらそんな結果よりも、その学生の考え方を知りたい!!
なんで売上を上げたいと思ったの?
なんでお客さんを増やしたいと思ったの?
なんで良い接客は大切だと思うの?
 

企業が聞きたいのは『あなたの考え』

「売上を上げるためには常に工夫し続けることが重要だと思います。常に自分の頭で考えた工夫を凝らし続け、売上を上げることは重要だと思って働いていました。」
 
「お客さんを増やすことは、売上に繋がりますがそれ以上に1人でも多くの人と接して、お話し、自分の視野を広げることが重要だと思うんですよ。」
 
「良い接客が重要だと考える理由は、単純に自分がお客さんの立場になった時に、接客一つ気持ちいいだけでその日1日が幸せだと思えるからです。」
 
こんな自分の考えをふんだんに話してください!
 
こうして自分の考えを話してくれる人は“自主性”があると評価しますし、
今回のマイナビさんのデータがそれを裏付けています。
 
今日話した内容は、就活をするにあたって最も大切なことの1つですので、
ぜひ2度3度読んで、自分の就活を見つめ直す機会にしてみてください。
これだけで本当に就活はうまくいきますから!
 
参考:マイナビの調査を元に“受かる人物像”を特定してみた。

 

●ブログ:『僕は就活マン。〜僕が中堅大学から”内定倍率800倍”を突破した訳〜』
http://shukatu-man.hatenablog.com

●「みんなの就活力。」
http://syukatuman.com