コロナウイルスで一気に状況は一転。コロナウイルスによる不況で、飲食業・観光業や宿泊業などは大きな打撃を受けてしまいました。人件費を削減するためにリストラなども起こり、就活が難しくなることが懸念されています。
そんな中で、22年卒の方は、「コロナウィルスで上がっている・儲かっている業界が知りたい!」とお悩みではありませんか?
今回はコロナで上がっている業界について詳しく解説します。
具体的には、
・コロナで上がっている業界
・不景気に強い業界の条件と具体的な業界について
について深堀りしていきます。ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
1. コロナで上がっている業界
コロナの影響によって、営業停止や倒産を余儀なくされた企業はたくさんあります。
その一方で、コロナにより、人々の心理や行動によってできた新しいビジネスモデルや需要が伸びている業界もあります。全てが儲かっているというわけではありませんが、需要を大きく伸ばしているのも事実で、それが以下の業界になります。
・宅配・通販
・健康・衛生関連
・テレワーク関連
・室内娯楽関係
それぞれについて深堀りしていきますね。
1-1. 宅配・通販関係
宅配・通販関係は利用した方もおられるのではないでしょうか?フードデリバリーでは特に「Uber Eats」などは話題になってますね。Amazonなどもこの新型コロナ期間でかなり利用者が増加しています。
また、大手宅配・通販関係の企業だけでなく、地域にある中小企業も注文が増加しています。
「外食はしたくないけど、自炊もしたくない」といったニーズが増え、居酒屋などの店頭でもお持ち帰り商品を販売していることから、需要が高まっていることが見られます。
1-2. 医療・衛生関連
コロナウイルス対策として健康・衛星関係の業種も伸びていることは言うまでもありません。
「マスク」「トイレットペーパー」は購入することが困難な時期もありました。「消毒液」も今では必需品になってきていますよね。
流行当初は売り切れるほど需要がかなり伸びていましたが、まだ感染が収まっていないことから、これからも高い水準で需要があり続けることが考えられます。
22年卒の方のなかには、「コロナウイルスをきっかけにやりがいのある仕事だと思い、志望しました。」という方も増えることが考えられます。
1-3. テレワーク関連
「Zoom」などのWeb会議ツールを用いたテレワーク関連の業種も儲かっている業界です。
新型コロナ感染拡大を防止するために、毎日の業務をインターネットをつかって家でできるように在宅ワークが普及しています。説明会や面接なども採用活動でも取り入れられ、特に「Zoom」のサービスは人気みたいですね。
Web会議ツールの他にも、
・クラウド関連ツール
・ノートパソコン系
・ディスプレイ
・Webカメラ
などのテレワーク関連の業種も伸びている業界になります。
1-4. 娯楽関係
実は娯楽関係の業界もコロナの影響により伸びています。
外出を控えることによって、家にいる時間が長くなることから、室内でも需要が高くなっています。
具体的には以下のとおり。
・ゲーム(スマホゲーム、携帯ゲームなど)
・動画配信サービス
・ネットサーフィン
自粛によって暇な時間をつぶすために、ゲームや動画配信サービスの需要が高くなっています。
「映画が見たいけど借りにいけないから、配信サービスで視聴する」、「スマホゲームにハマって課金してしまう」などが起こることから、室内娯楽を扱っている業界が儲かっています。
2. 不景気に強い業界の条件と具体的な業界について
コロナによって儲かっている業界を紹介しましたが、不況に強い業界・企業についても知りたいのではないのではないでしょうか。
コロナにより、需要が伸びている業界もありますが、不況に強い業界・企業もあります。
今回は、不況に強い企業・業界の条件についてご紹介します。
不況に強い企業の条件は以下のとおりです。
・そのモノ・サービスが無くては困るもの
・定期的に購入するもの
・業界の圧倒的にシェアしているもの
上記の条件を満たす業界・企業は景気に関わらず安定的に働くことができます。
定期的に購入し、圧倒的なシェアや地位を誇っている企業が、かなり安定した就職先ということになりますね。
不景気に強い業界・業種は以下のとおりです。
・生活に関わる仕事
・生命に関わる仕事
・娯楽に関わる仕事
順番に具体的な業種とともに深堀りしていきます。
2-1. 生活に関わる仕事
普段の生活に欠かせないインフラ的な分野は不景気に強いです。
生活に関わる具体的な仕事は以下のとおり。
・日用品販売店(スーパーやコンビニ)
・不動産業
・通信業
・交通に関わる分野
これらの分野は、我々の衣食住になくてはならないものになっています。
不景気にも稼げることから人が集まりやすくなってしまうというデメリットはありますが、不景気には強い業種なので働くには重宝する分野になります。
2-2. 生命に関わる仕事
上記の「生活に関わる仕事」に次に、「生命に関わる仕事」は不景気に強い業種といえるでしょう。
生命に関わる具体的な仕事は以下のとおり。
・医療業
・保険業
生きていると、ほとんどの人が必ずといってよいほどお世話になるのが病院や薬ですよね。
健康であれば行く必要はないですが、いつどこが具合を悪くするかわかりません。医療業には薬局なども含まれますが、今後も絶対になくなることのない業界といえます。
また保険業も不景気には強い業界になります。
人には「もしかしたら、病気になるかもしれない」「もしかしたら、大けがをするかもしれない」という恐怖が必ずあり、年齢によっても恐怖の種類は様々です。
その恐怖は好景気・不景気に関わらず常に存在し、不景気にはもっと不安になり「万が一」に備えて保険の加入率が上がることもあります。
こういった「生命に関わる仕事」も景気の影響を受けないと言ってもいいでしょう。
2-3. 娯楽に関わる仕事
「娯楽に関わる仕事」も不景気に強い業種になります。
「娯楽」と聞くと、無くても必要のないもののようなイメージがありますよね。
しかし、人は生活をしていると、ストレスが溜まってしまい、そのストレスを発散させるために娯楽が利用されます。
娯楽としては以下のようなものがあります。
・インターネット
・ゲーム(スマホも含む)
娯楽は無くても生活することができますが、人の生活に依存的なものとなってしまいました。
このことから、「娯楽に関わる仕事」は不景気にも強い業種であることがいえます。
3. まとめ
今回は、「コロナで上がっている業界」についてご紹介致しました。
コロナの影響で、どこの企業が安定しているのか不安になりますよね。就職して倒産してしまったとかなってしまうと、お金を稼ぐことができなくなってしまいます。
どの業界が良いのか、どの業界が良くないのかをしっかりと調べて、就活が始めるまでに準備しておきましょう。
本記事が読者様の就活の際に役立てれば嬉しいです。ぜひ、就活の際に参考にしてください。
最後までありがとうございました。