すっかり秋になりましたね。
冬季インターンシップは、サマーインターンに比べ、採用・選考との関連が濃くなっていく傾向があります。
企業によっては、採用に直結する場合も多いので、見逃さないようにしたいところです。
今回は、冬季インターンシップにオススメの企業についてまとめました。
ぜひ最後まで読んでみてください。
冬季インターンのスケジュール
冬季インターンは、10月から11月中旬にかけて募集があります。
・応募(10月〜11月)
・選考(10月〜11月)
・インターン本番(11月〜翌年2月)
・(インターン参加後)
という流れで進みます。
冬季インターンの募集日程は、各社HP、リクナビ・マイナビなどの就活サイト、インターン情報サイトを通じて調べられます。
応募時に、ESやウェブテストを必要とするところもあるので、応募方法を良く確認して、応募しましょう。
1点注意が必要なのは、応募締め切りにギリギリに応募しないことです。
企業によっては、募集開始と同時に選考を始めるところもあります。
応募がきた順でどんどん選考していってしまう感じですね。
そうなると応募締め切り前に、募集人数がある程度決まってしまうこともあります。
逆に言えば、早めに応募すると、早めに選考を受けることができるという意味です。
早めに選考されることで、企業側にもやる気のある学生だな、と印象付けることもできます。
メリットが多いので、なるだけ早く募集してしまいましょう。
インターン先の選び方
基本的には、興味のある業界から複数の企業を選んで参加するのがオススメです。
冬季インターンでは、本選考に直接影響のあるタイプとそうでないタイプに分かれます。
選考に直結するタイプでは、インターンに参加することで早めに内定をもらえたり、本選考で優遇措置が受けられたりします。
早めに内定がもらえると、精神的に余裕をもって就活を進めることができるので、このタイプのインターンを受けられればラッキーですね!
選考に関係ないタイプのインターン先にも、参加するメリットがたくさんあります。
冬季インターンを受けることで、社内の雰囲気を実体験することができたり、優秀な社員から指導を受けられてスキル獲得に繋がったりするんですね。
すでに就活の方向性が決まっている場合は、興味のある企業を複数選んで冬季インターンに参加し、社風を比較すると良いと思います。
もし業界が絞れていない場合、気になっている業界を複数選んで、それぞれの業界のインターンに参加すると良いでしょう。
おすすめのインターン先・金融
次に、人気業界である金融業界のおすすめインターン先をピックアップしてみます。
日本銀行
日本銀行は日本の中央銀行であり、通過の発行や市中銀行への貸付など、他の銀行とは異なった役割を持つ銀行です。
日本の経済の中心といえますね。
日本銀行は、物価や金融システムを安定させ、日本の経済の健全な発展に貢献する役割を担っているため、
求められる人物像としては、「パブリックマインド」を持っていることが挙げられています。
人々の役に立ちたいという気持ちのことですね。
また、学生時代の専攻といったバックグラウンドは問われないそうです。
日本全体に影響を及ぼす仕事になるので、やりがいが大きそうですね。
日本銀行の新卒の初任給は、総合職で208,500円(2020年度採用時)です。
2019年は、院卒、大卒、短大卒を含めて163名採用しています。
参照:日本銀行2021年度採用HP(https://www.boj.or.jp/about/recruit/fresh/index.htm)
日本銀行のインターンは非常に評価が高く、口コミの内容も良いです。
冬季インターンの期間は1週間程度で、グループワークをメインに行います。
グループワーク終了後、日本銀行の職員からフィードバックをもらえるので、確実にスキルアップにつながりますよ。
募集はすでに始まっていて、マイナビなどから募集可能です。
マイナビでの募集期間は、10月25日締め切りとなっており、気になっている学生さんはすぐに応募した方が良いかもしれないですね。
インターン自体の開催は、翌年の2月です。
DBJ(日本政策投資銀行)
日本政策投資銀行(Development Bank of Japan Inc)は、財務省所管の日本の政策投資金融機関です。
以前は特殊法人という形で国の機関でしたが、2008年に株式会社となりました。
省略して、DBJや政投銀と呼ばれることが多いです。
DBJは、普通の投資銀行よりもかなり長期的な視点で投資を行うことが多いのが特徴です。
特に重きを置いているのが、
・インフラの再構築と強化
・産業の創造と転換
・地域の自立と活性化
の3つの領域。
「金融力で未来をデザインします」を使命として活動する企業です。
DBJでは、株式会社として利益を上げながらも、社会に貢献するというスタンスで運営されています。
相反しがちな二つのことを成し遂げるため、常に考え、粘り強く問題解決に取り組める人材が求められるといえるでしょう。
DBJの新卒の初任給は、月給205,000円(2020年度採用時)となっています。
2019年の採用実績としては、総合職で52名、業務職で29名採用しました。
DBJのインターンは、とても人気です。
例年は5日間の間で実施されていました。
インターンの内容はグループワーク形式で、実在の大手企業の有価証券報告書、アニュアルレポート、決算説明書などの実際に公表されているデータを渡し、分析し報告するという実践的なものです。
投資機関としてのDBJが培ってきた分析手法を、実際に分析しながら学ぶことができます。
冬季インターンの募集はまだ始まっておらず、現在は秋期インターンが募集中です。
秋期インターンは、サマーインターンと同じ内容のようですので、サマーインターンを受け損なった学生さんはぜひ応募してみてください。
秋期インターンは、10/26、27と11月下旬、12月下旬に予定されています。
いずれもオンライン開催で、半日程度の予定です。
昨年の冬季インターンの募集時期は、募集開始日不明〜2019年12月9日ごろまででした。
インターンそのものは2020年の2月4日〜7日と2月18日〜21日の2つの日程で実施されています。
今年はコロナの影響などあるため、同じ流れになるとは限りませんが、気になっている学生さんは情報を集めておくと良いでしょう。
DBJのインターンの情報は、DBJの公式採用サイトで確認できます。
参考:DBJ採用サイト(https://www.dbj.jp/recruit/new/)
まとめ
冬季インターンは、会社の雰囲気を知ることができる貴重な機会です。
業界を絞れている学生は、その業界の企業を複数見ると良いでしょう。
もし業界を絞れていないなら、気になっている業界のそれぞれの企業のインターンに参加しましょう。
冬季インターンの募集時期はあまり長くないので、しっかり情報収集して、見逃さないように気をつけてくださいね!