就活では時事ニュースに関する質問を受けることが多いでしょう。
どんな企業を受ける際でも、面接対策として時事ニュースを知っておくことは非常に重要です。
この記事では、就活の面接で時事ニュースの内容を聞かれる意図や、対策方法、更に22卒の就活生に向けたおすすめ回答を解説していきます。
これから就活を控えている方は、ぜひチェックしてください。
目次
就活の面接で時事ニュース質問をされる理由とは?
そもそも、就活の面接で時事ニュースの質問をされる理由とは何でしょうか?
ここでは、時事ニュースの質問をされる理由を以下の3つに分けて紹介していきます。
- 一般常識が備わっていることを確認する
- どの程度の情報収集力があるかを知る
- 自身の意見をしっかり持っているかを見る
一般常識が備わっていることを確認する
時事ニュースに関する質問を受ける理由の1つとして一般常識が備わっているかどうかを確認することが挙げられます。
企業側はニュースで大きく取り上げられているような内容を知らない=一般常識がないと判断されるため、時事ニュースを質問しているのです。社会人として働いていくなかで一般常識は無くてはならないスキルです。
もし時事ニュースへの理解が低いと「世の中の出来事に関心がないのかな…?」というレッテルが貼られてしまいます。
大きなニュースを知っていることで一般常識を持っていることが証明できるため、一般的な時事ニュースは理解しておきましょう。
どの程度の情報収集力があるかを知る
情報収集力も社会人として備わっていることが望ましいスキルです。どのような職業でも情報収集力を発揮できる場面は多いですよね。
時事ニュースを理解している=情報を集める力があるとみなされるため、時事ニュースを把握しておくことが重要です。
時事ニュースと言っても幅広いニュースがありますので、アンテナを広げて幅広いジャンルのニュースから情報収集を行っておきましょう。
自身の意見をしっかり持っているかを見る
後程解説しますが、時事ニュースに関する質問において、ただニュースを答えればいいわけではありません。
採用担当者が知りたいのはその時事ニュースから、あなた自身が何を受け取ったのかという意見です。
時事ニュースに関するあなた自身の意見をしっかりと考えて述べることで、考える力や意見を述べる力がある人だと認識されます。
おすすめの対策方法
時事ニュースに関する質問に対応するためには、対策方法を日常的に練っておくことが重要です。ここでは、3つの対策方法を解説します。
1.書籍を読む
時事ネタに関する書籍を読んでおくことがおすすめです。
「日経キーワード」などの書籍を取り入れながら、その年に起こった時事問題や最新キーワードを網羅しておきましょう。多くの就活生が活用している書籍なので、書店などに多く並んでいます。
2.Webサイトを活用する
Webサイトの時事問題にチャレンジしてみたり、ニュースサイトなどを日頃から見る癖をつけておくと、情報収集力が培われるためおすすめです。
Webサイトやアプリケーションは、通学中でも手軽にチェックすることが可能です。スキマ時間を活用しながら、ぜひ情報収集力を身につけてみて下さい。
3.日常的に新聞やニュースを見るようにする
これは就活生の基本とも言われる項目です。
時事ニュースを知るためには、ニュースや新聞を見るようにすることが効率的です。
家族が新聞を取っていればいいですが、1人暮らしなどで取っていない人はテレビに目を向けるようにしましょう。
時事ニュース質問の答え方とおすすめ時事ニュース
ここからは、22卒就活生向けに、時事ニュース質問の答え方とおすすめの時事ニュースをご紹介します。あくまでも参考程度で記載していますので、実際に自身でも情報収集力や思考力のトレーニングを行ってみて下さい。
時事ニュースにはこうやって答える
一般的に時事ニュースに関する質問では、「最近気になっている、関心を寄せているニュースはありますか?」といった質問をされることが多いです。その際に意識しておきたい答え方は以下の通りです。
- 興味関心のあるニュースの要点を伝える
- 興味関心を持った理由を伝える
- 自分自身の解釈や考察など意見を述べる
応募企業や職種に関連のある時事ニュースの場合は、自分自身ならどのように対応するか、どのように動くのかといった内容を伝えておくのも良いでしょう。
基本的に興味関心のあるニュースの概要を伝えるだけではNGなので注意が必要です。日常的に大きな時事ニュースはノートに要点をまとめておくことがおすすめです。
注意しておきたいのは、「絶対○○です」「絶対こうあるべきです」といった根拠のない断言です。あくまでもあなた自身の意見として発信し、断言するような表現は避けると良いでしょう。
おすすめの時事ニュース
ここでは2つのおすすめ時事ニュースをご紹介します。
- 新型コロナウイルスに絡めた世界や日本経済に関する内容
新型コロナウイルスは2020年・2021年と大きな社会問題となりました。様々な方向に絡めて受け答えができるテーマですが、経済や政治などと絡めて自身の意見をまとめておくと良いでしょう。
- ニューノーマル
ニューノーマルという言葉は、リーマンショック後の経済構造の変化を示す意味合いを持っていました。しかし、2020年に発生した新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、「ウイズコロナ」「アフターコロナ」といった世界的な常識の変容を指す言葉になっています。
リモートワークや遠隔診療、ZOOMでの就職面接などと絡めてあなたなりの意見をまとめておくと良いでしょう。
ニュースの指定をされている場合は?
例えば、「○○のニュースについてどのように考えますか?」というように、ニュースの指定がなされた質問を受ける場合もあります。
その際は、あなたなりの解釈や意見を述べるだけで構いません。
万が一そのニュースを知らなかった場合は、無理に受け答えせず「わからない」と正直に伝えましょう。知らないことをその場しのぎで答えても、面接官には必ずバレてしまいます。
まとめ
就職活動の面接において、時事ニュースに関連した質問を受ける確率は非常に高いです。
この記事を参考に、スムーズな受け答えができるよう対策を講じておきましょう。
特に面接を受ける業界に関連した時事ニュースは必ずチェックしておいてくださいね!