長期インターンは絶対にやるべき!仕事に役立つ5つのメリット

現在大学生の皆さんは「長期インターンってやったほうがいいの?」と疑問に思うこともあるでしょう。

長期インターンをやるとどんなメリットがあるのか、事前に知っておきたいですよね。

そこで今回は、大学1年から3年の間に長期インターンをやるメリットについて詳しく紹介します。

これからインターンに参加しようか迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

1. 長期インターンとは

まず「そもそも長期インターンって何?」と思う人のために、概要を説明します。長期インターンとは、数か月から1年ほどにわたるインターンシップのことで、大学生が社員と同じように仕事をこなし、社会経験を身につけるプログラムのことを指します。

短期インターンは1日から1週間程度なのに対して、長期インターンは数か月以上にわたり、さらに給与がもらえるのが大きな違いです。実際に社会人になったときに携わる業務を体験できるため、学生のうちに長期インターンをやっておくことは大きなメリットになります。

2. 長期インターンをやるメリット

では長期インターンをやるメリットを具体的に見ていきましょう。短期インターンとは違い、長期インターンは得られるメリットがたくさんあります。迷っている方は得られるものがどれくらいあるのか確認して、ぜひ最初の一歩を踏み出してください。

・短期では学べない知識が付く

まず、長期インターンは短期インターンとは比べものにならないほどの知識が付きます。短期の場合、職場に関する説明会や周りの学生とのワークショップ、社員との対談などで終わることが多くあります。

しかし長期インターンは、働いている先輩社員と同じフロアで実際の仕事に就くのが大きな特徴です。そのため、ビジネスマナーを始めとして、プロジェクトの進め方、決済の取り方など、学べる内容は多岐にわたります。

インターンでどの職種に就くかにもよりますが、たとえばインターンで営業職に就くとしたら、見積もりの書き方、請求書の書き方、クライアントとの交渉の仕方など、実際働いたときに役立つ知識が身に着くことは間違いないでしょう。

・職場のことを深く知られる

長期インターンでは、表面上ではわからない職場のことを深く知られます。職場説明会や、短期のインターンでは、実際のオフィスで一日中過ごすことはほとんどありません。そのため、職場の風通しはいいのか、仕事がしやすいのか、といったことは働いてみなければわからないものです。

長期インターンなら、自分の身をもって職場のことを知られます。会社によってはカジュアルな雰囲気だったり、上下関係を重んじたりと、企業によって性質はまったく違うものになります。自分にとって心地のいい場かどうか見極めるために、職場のことを深く知るのは非常に重要です。

特に志望度の高い会社がある場合は、長期インターに応募してみてください。入ったあとに「こんなはずじゃなかった!」とミスマッチが起きる可能性を低くできるでしょう。

・ビジネスマナーの基礎が身に着く

長期インターンをやると、ビジネスマナーの基礎を身につけることが可能です。一般的に、新入社員は会社に入ってからマナー研修などを受けて、ビジネスの基本を学ぶことになります。

しかし長期インターンで既にビジネスマナーを身につけられれば、入社時点で他の同期に差をつけられるでしょう。電話を取るときにスマートに対応できると「この新卒の子は他の新人とは違うな」と一目置いてもらえるはずです。

さらに、コロナ禍ではリモートワーク化が進み、新人も逐一「先輩に教えてもらえばいい」という考え方を改めないといけなくなっています。そうした中で、長期インターンを経験しており、ビジネスマナーを習得済みである新人は、かなり重宝されるでしょう。

・お金をもらいながら学べる

長期インターンの大きなメリットとして、お金をもらいながら学べることがあげられます。時給は1,000円前後で、アルバイトと変わらないと思う人もいるかもしれませんが、アルバイトとインターンでは学べる内容が異なります。

一般的に正社員とアルバイトでは、任せられる仕事の内容や深さが違うのです。正社員は責任を持ってプロジェクト全体を進行する必要がありますが、アルバイトはその一環として書類の整理整頓を任される、といったイメージです。

たしかにアルバイトも立派な社会経験ですが、長期インターンの方が求められる仕事の質が高く、自分自身の成長スピードが速くなるといっても過言ではありません。学生のうちにお金を貯められて、さらに社会人になるための準備ができる、長期インターンはメリットしかない期間でもあるのです。

・就活が有利になる

長期インターンをやっている学生とそうでない学生なら、企業の人事はほぼほぼ長期インターンを経験した学生を採用したいと考えるはずです。なぜなら、先ほど述べたようにビジネスマナーを取得していたり、仕事の経験が豊富で企業の役に立ったりする可能性が高いからです。

また、就活を進めるうえでも、同じ会社を志望する他の学生と差別化が図れることは間違いないでしょう。長期インターンに参加しているということは、その会社の志望度がかなり高いと考えられます。

誰だって、なんとなくいいと思って応募してきた学生よりは、数か月以上一緒に働いたインターンの学生を採りたいと思うはずです。そのため、志望度が高い企業があるのなら、長期インターンをやっておくことは、就活を有利に進める大きな武器になるでしょう。

まとめ:長期インターンに参加しよう

長期インターンに参加するかどうか迷っている学生に向けて、メリットについて紹介しました。長期インターンは、短期インターンやアルバイトに比べると非常に学びが多い体験になります。

学業と並行して進めるのは大変だと思いますが、それ以上に得られるものが多いので、やらない手はありません。最近では大学1年生から長期インターンに応募できるところも多くあります。興味がある人や、自分を成長させたい人はぜひ申し込んでみてください。