就活生必見!就活エリートはやっている就活裏ワザまとめ【後編】

えっ、そんなことできるの!?ルール無用の就活裏ワザまとめ ~後編~

前回からお伝えしております、就活エリートが実際にやっている就活裏ワザの後編をお送りします!
前編ではみなさんが自己分析を既に行っていることを前提に、就職活動スタートから書類選考、筆記選考までの裏技を前編としてご紹介しました。
現在就職活動中の人はもちろん、インターンシップが始まった3年生もチャレンジできる内容なので、ぜひチェックしてみてください。
〉〉〉前回の記事はこちら→
http://jobhobby.jp/job-hunting/13000.html

後編では面接から内定まで、そして選考以外で使える裏ワザをそれぞれご紹介します。
一般的なマナーやマニュアル本に書いてある様な内容はここでは省き、ごく一部の就活生が行なっている、志望企業から内定を獲得するために効果的なことを今回もお伝えしていきますね。

⑤誰に対しても感じよく、敬意を忘れない!

就職活動をしていると、志望度の低い企業から連絡が来たり、声をかけられたりすることもあります。この時の対応で、その就活生が本当に評価できる就活生かそうでないかが企業側からはよく分かります。

倍率の高い人気企業からも内定を獲得できる就活エリートは、近年の就職活動が売り手市場であろうとも、どんな企業に対しても感じ良く丁寧な対応をする人が多いと感じます。
彼らはただ愛想良く相手の要望を聞くのではなく、相手に敬意をしっかり示しながら自分の意見をしっかり伝えることができる人たちです。
就職活動をしていて気持ちに余裕が無くなってくると、志望度の低い企業とのコミュニケーションが正直面倒臭く感じてしまう気持ちはとても分かります。
ですが、だからと言ってあからさまに面倒臭そうな対応をするのは頂けません。
自分からエントリーをした企業に対してなら尚更です。

例え志望度の高い企業にだけ良い顔をしていたとしても、ある程度経験を積んだ人事担当者から見れば、その態度が上辺だけのものであることがなんとなく分かってしまうものです
志望度合いに関係なく目上の人間である社会人に対して敬意を払えているかどうかは、普段の考え方・行動から醸成されます。
常日頃から、相手の状況や意図していること、自分の言動が与える影響を考え行動する癖を持ってみてください。

⑥思い切って社長アポを取る!

前編では志望企業の「人事関係者」にアポイントを取る裏技をご紹介しました。
世の中にはそのさらに一歩上の「社長」にアポイントを取っている就活生もいるのです!

社長にアポイントを頂くに当たり、「職業選択の材料にするため」、「業界研究や企業研究のため」、「企業選びに社長の考え方を重視している」など、非常に忙しい中わざわざ時間を割いてもらうに値するしっかりとした理由を伝えることは絶対に必要です。
断られる可能性の方が高いですが、もしお時間を頂けたら言うまでもなく非常に貴重な経験になります。
例えば、その企業の歴史や今後の経営方針や社長の人柄など、社長自身からしか聞けないこと、社長自身の言葉だからこそ感じられるものがあります
「そんなこと絶対にできないでしょ!」と思う人もいるかもしれませんが、みなさんが思っているよりも「○○○大学の学生」という肩書きは有効に使えるものです。
場合によっては社会人よりも高確率でアポイントを頂けることもあります

アポイントを頂く方法は、紹介してもらう、直接電話をするなど複数ありますが、どの場面でもくれぐれもビジネスマナーに気を配り、失礼がないよう熱意を全力で伝えましょう。
その際は名刺も用意すると更に良いです。
また会う前、会っている時だけでなく、会った後に感謝の気持ちや得られたことなどを伝えることも礼儀として非常に大切です。
チャレンジする際は事前準備をしっかりしてくださいね。

⑦本命企業の選考は最後に受けるべし!

志望度が高い企業ほど早めに受けた方が良いんじゃないか、と気が急いてしまうかもしれません。
ですがここは深呼吸をして落ち着いてみてください
就職活動という初めての経験に戸惑うことも、慣れない環境に全力を出せないことも多々あるでしょう。
しかし、
就職活動にも「慣れ」はある程度必要です
「本命企業の練習のために、辞退することを前提に他の企業の選考を受ける」という考え方はNGですが、いくつかの志望企業を受けた後に大本命の企業にチャレンジすることはひとつのテクニックです。

また、同じ業界の企業を複数受けてみてそれぞれの違いを知ることも企業を選択する上で非常に有効です。
最初に抱く志望度の高さは思い込みから生まれていることがよくあるので、本命以外の企業も見ることで思いがけない良さを発見することができるかもしれません。
とはいえ、規模の大きい人気企業は募集の締め切りが早い場合もあるので、本命企業の選考スケジュールは初めに把握しておく必要があります。

時間をかけて業界や企業研究を行い、就職活動独特の雰囲気にも慣れて自分なりのペースを掴めてきたら、準備は万端です。
満を持して挑みましょう!

⑧言うだけタダ。無理な要望も言ってみる!

面接などの日程を調整する時、企業からの要望に対して都合が合わないために選考に不利になるのを恐れて要望を伝えられない、ということありませんか?
他にも志望度や他企業の内定状況を聞かれた時や、他企業の内定辞退や就活終了を促された時など、企業の望む返答を無理やり返してはいませんか?

確かに言い辛い内容のものもあると思いますが、企業側からすると、本心でない「YES」を返される方がよっぽど困ってしまいます
就活生からしたら聞き入れてもらえないと思ってしまいがちなことも、言うだけタダです!
・誠心誠意お願いしたら教育実習が終わるまで最終選考を待ってくれた
・内定承諾の前にどうしても現場の様子が見たくてお願いしたら一日職場体験をさせてくれた
・不合格だったけどもう一度選考に挑戦させてもらえた
など、一見無謀な要望が通ることもあるのです

ろくに話も聞かず志望度が低いと評価する企業や結果として要望は通らなくても親身になってくれる企業など、要望を伝えた時の対応で、その企業が人材に対してどのような態度を取る企業かを伺うこともできます
未来の社員である就活生への対応は、実際の社員への対応と似通っている場合が多いです。

ただし、ただ自分の要望を押し付けるだけの単なるわがままでは企業も応えたいという気持ちにはなれません。
要望を伝える際は次の3つのポイントに気をつけましょう。
・企業の立場になって考えること
・要望を具体的に伝えること
・理由をしっかり伝えること
最初から諦めず、要点をしっかり伝え、企業への配慮と誠意を持ってぜひ伝えてみてください!

さいごに

今回の記事内容の中には、「えっ、そんなことしていいの!?」「そんなことできるの!?」と、驚かれるものもあったのではないでしょうか?
実行するのに勇気が必要なものもありますし、企業によっては断られることも、マナーが悪いと時にはお叱りを受けることもあるかもしれません。
近年就活マニュアルが出回るようになり、就活の暗黙のルールを守る就活生が増えてきているように思います。
ですが、スポーツのルールのように厳格で細かい規定は就職活動には多く存在しません。
前編でもお伝えしましたが大学に迷惑をかけすぎず相手の企業に失礼がないように熱意を伝えることができればみなさんができることは多分にあります実際には存在しない暗黙のルールに振り回されて、その他大勢の就活生と歩みを揃えていてはチャンスを逃してしまいます。
失敗を恐れず、これを参考にぜひ効率的に就職活動を行ってみてください!