若手社長とタイマン面接!?飲み会面接!?奇抜な選考潜入レポート

人とは違う就活をしてみたい人必見!社長とタイマン面接に飲み会面接!?

総合職や一般職、技術職など職種を選び、その職種ごとに定められた選考へ進むのが一般的な就活の選考フロー。そう思っている就活生も多いかと思います。そんな中、なんと4種類もの選考フローから好きなフローを選べるという奇抜な選考を実施している企業があるそうです。
中には一次選考から社長面接という、いきなりラスボスが出現するフローもあるのだとか。夏採用も実施予定とのことで、Jobby編集部に所属する学生記者4人がそれぞれの選考を実際に体験し、取材をさせて頂きました!
この体験レポートを参考に、人とはちょっと違った就活をしてみたい人はぜひチェックしてみてください。

おもしろい…!各種選考フロー徹底解説

今回選考を体験させて頂いたのは、プラスアルファグループという人材派遣や教育、採用などを取り扱う人材業界の企業で、総合職の募集を行っていらっしゃるそうです。
選考フローは全部で4つ。
どの選考フローもまずは説明会(もしくはWEB説明会)から始まります。この説明会で企業・事業の詳細や募集要項、選考フローの説明を受け、後日希望する選考フローにそれぞれ分かれていきます。
ではさっそく気になる選考フローをご紹介しますね!

①通常(と言いつつ普通ではない)フロー

初めはこちら。「通常」と名付けられているフロー。
一体どのような流れなのかというと…?

一次選考:社長面接・WEB適性検査⇒ 二次選考:事業部長面接⇒ 三次選考:飲み会面接⇒内定

いきなり一次選考が社長の個別面接なんですね!
そして最終選考はまさかの飲み会面接!?
これが通常フローというから驚きです。一般的な選考フローでは最終選考に社長面接を据えている企業が多いですが、こちらの企業では企業理念への共感を重視しており、企業理念を一番体現している人間である「社長」が初めに全ての就活生を面接するのだそうです。
しかもこの社長がいかにもやり手そうな若手社長!!
面接では緊張必須か!?と覚悟していたのですが、そんな筆者の心境は想定内と言わんばかりに自然に話題を振ってくれました。その後は希望する事業部の事業部長との個別面接を経て、気になる飲み会面接へ…。

飲み会面接は社長と事業部長、採用担当の方、そして最終選考まで進んだ数名の就活生で行われました。
筆者はあまりお酒が強くないのですが、採用担当の方が「飲める人はどんどん飲みニケーション取って、飲めない人は私が役員にどんどん(お酒を)勧めて話を振っていくから、飲める飲めないは気にしないで無礼講だと思って沢山話しかけてね!」と本当にガンガン役員の方々に勧めてくださっていたので、コーラ片手にテンションだけ上げて挑みました(笑)。
面接でのかっちりとした雰囲気が嘘のように役員の方々のおちゃめな一面を見ることができ、仕事の楽しさや、聞いちゃっていいのかな?とつい不安になってしまう福利厚生の質問にもズバッと回答されている様子でした。
後から聞いた話ですが、飲み会の席だからと羽目を外しすぎて不合格になる就活生もいるそうで、当たり前ですがサークルの飲み会とは違ってマナーは守らなければいけない、そういうところも見られているとハッとしました。

②わたしの地元自慢選考

一次選考:社長面接・WEB適性検査⇒ 二次選考:地元PRプレゼン⇒ 三次選考:飲み会面接⇒ 内定

大体の流れは通常フローと同じですが、二次選考が部長面接ではなく地元PRプレゼンなのがこちらのフローの特徴です。
筆者は東京出身なので就活中に不便に感じることはさほどありませんが、地方の就活生は希望する企業の選考を受けるための時間や費用の調整などデメリットが多いと聞きます。この選考はそんな地方の就活生が地方を武器にできる選考です。
とはいえ、「地方」自慢ではなく「地元」自慢なので筆者が東京のPRで受けるように、関東出身者でも進めるそうです。

具体的にはパワーポイント資料を最大3枚まで作成し、約15分間、営業マンになったつもりで事業部長と採用担当の方に地元の良さを感じてもらえるようプレゼンします。
筆者はゼミでパワーポイントを使ったことも課題のプレゼン経験もあったのでなんとか乗り越えられました。地元愛があれば一見易しい課題に思えますが、PCや人前で話すのが苦手な人には少しハードルが高いかもしれません。

③事業体験レポート選考

一次選考:社長面接・WEB適性検査⇒ 二次選考:事業現場体験レポート⇒ 三次選考:事業部長面接⇒ 内定

一次選考の後に希望する事業部で約半日現場体験できる選考フローです。
実際の仕事内容や働く人をしっかり見て就職を決めたい慎重派の就活生には有難い選考ですね。
事業体験はオフィスや現場で実際のお仕事を体験させて頂くことができたので、インターンシップのようで新鮮で楽しい時間でした!

写真はイベントなどを手掛ける「セールスプロモーション」の事業部の現場風景です。
毎年数万人もの来場者を誇る『東京和牛ショー』や『ジャパンフードパーク』などの大型イベントの企画・運営もされており、タイミングが合えばこの様なイベントを体験できるかもしれません。
筆者は、企業への新卒採用支援や研修支援を行う「新卒採用コンサルティング」の事業部を希望したので、オフィスで他の企業への採用支援業務を体験しました。同じ就活生という立場で他の就活生に採用担当者としての業務を行うという不思議な体験をさせてもらいました。
その後体験して感じたことなどをレポートにまとめます。レポートの枚数制限はなく、大学のレポートの時も思うのですが、制限がないと何枚くらいにまとめたらいいのか悩んでしまい結構時間がかかって大変でした…。
そのレポートを元に事業部長との面接ですが、実情を何も知らない状態で受ける通常フローの面接とは異なり、事業のことや体験を経た上で行ってみたい仕事のことなど、より突っ込んだ質問が多かったように思います。

④社長のタイマン選考

一次選考:ES・WEB適性検査⇒ 二次選考:社長面接⇒ 内定

社長がボクシング好きと聞いた途端妙にしっくりきた選考名ですが、一番短く、唯一エントリーシートを提出する選考フローです。
事業部長や採用担当など他の社員との面接を一切挟まず、社長が合否を決めるという正にタイマンの選考でした。
基本的には提出したエントリーシートを見て社長のお眼鏡にかかった就活生だけが面接に進めるものだそうで、エントリーシートで自分の人となりをしっかり伝える必要があり、半分が形式自由の白紙仕様でした。筆者は自由すぎると逆に悩むタイプですが、得意な人には絶好のアピールの場なんだろうなと羨ましく思いました…。
選考フローが短い分、ミスマッチを引き起こさないよう面接時間は1時間~1時間半と長めに設定されています。こんなに長時間面接を受けたことがなかったのでどうなることかと思いましたが、自分自身のことや入社後の仕事内容、今後の展望などをじっくり話せた面接でした。面接回数も少ないので、正直一番易しい選考フローかなと思えますが、説明会時に採用担当者の方から「弊社で何がしたくてどのような自分になりたいのかをしっかり伝えられるようにして来ないと、社長相手にノックアウトは取れない」と事前にアドバイスがあり、準備はしっかりしないと玉砕する可能性はありそうです。

選べる選考に込められた裏話

それぞれの選考フローを体験してみて、難なく取り組めるものもあれば苦手意識の強いものもあったため、苦手な選考を避けて通れるのは有難いなという思いが一番強く残りました。後日、飲み会面接やタイマン選考などユニークな選考を取り入れている理由を取締役社長の渡辺真人さんにインタビューさせて頂きました。

【選考フローを同一のものではなく選択制にされた経緯を教えてください。】
予め決まっているものが与えられる選考より、自ら選び進む選考の方が弊社の求める人材を採用できると考えたからです。弊社には「はたらく喜びを想造する」という企業理念があり、採用ではこの理念に共感し行動できるかどうかを非常に重要視しています。「はたらく」には「傍(家族・友人・仲間など周囲の人間)を楽にする」という意味を、「想造」には創造でも想像でもない「想いを形にする」という意味を込めています。
この理念を体現するため、弊社で働く社員には自分以外の誰かのために力を発揮できる人であって欲しい、またそのためには「主体性」と「チャレンジ精神」が必要です。
他の誰でもない自分の選んだ道で内定を勝ち取る、主体性を発揮しやすい環境を、弊社のカラーを交えて考えた結果、今の選考スタイルになりました。

【ユニークな選考に惹かれる就活生も多いと思いますが、貴社を志望する就活生にどのようなことを期待されていますか?】
皆さんそれぞれの軸を持って就職活動を行われていると思いますが、いくつかの軸に応えられる選考フローを用意したつもりです。例えば、事業体験レポート選考では社風や事業内容を重視する方に本来インターンシップで経験しておくべき就業経験を本採用で経験できる機会を再度提供していますし、タイマン選考ではじっくり自分と企業の考えをすり合わせたい方に私(社長)の時間を多めに提供しています。また飲み会面接は弊社が一番大切にしている仲間(社員)と皆さんができるだけ素の状態でコミュニケーションを取ることを目的としています。
また、弊社は企業規模が大きくなった今もベンチャー気質を大切にしています。経営陣と社員の距離が近い上、主体性とチャレンジ精神を評価するため、平社員が役員へ直談判して新しい事業が誕生することもあります。しかしその分発言と行動への責任が生じるため受け身タイプの方は入社後にミスマッチが生じる可能性が非常に高いです。皆さんには何を我々に伝えたいのか、何を知りたいのか、選考フローを選んだ段階から目的意識を強く持って大切なファーストキャリアを選んでほしいと思っています。

共通する選考の秘訣は…?

この選考を実施している株式会社プラスアルファをはじめとするプラスアルファグループは、今年で創業10年目、人材を軸とした事業を5事業部展開されています。
『―事業部ごとに、「人材派遣」「新卒採用コンサルティング」「教育研修」「外食コンサルティング」「セールスプロモーション」「物流コンサルティング」など主軸事業は様々ですが、一見バラバラに見える事業も実は根本では全てがつながっており、社員の想いやクライアント様の抱える課題の解決からスタートしています。』

そう会社のことを話してくださるのは採用担当の佐藤さん。(写真右)

自ら採用最前線に出られる渡辺社長を筆頭に、採用担当の佐藤さんもかなりのイケメン…。
他の社員の方々もハキハキ話される素敵な方が多く、平均年齢が30歳前後の若い企業なだけあって、明るく活気が溢れていました

「顔面偏差値も選考基準に含まれているのですか!?」とつい頭をよぎったので聞いてみたところ…

『そう言って頂けて嬉しいですが、僕はお褒めに預かるほどではありません。正直、会社のフロントに立つ人間を社内から選ぶ時には顔のつくりも含めて考えますが(笑)、採用の段階で顔採用のような基準は全くありません。ですが顔のつくりではなく雰囲気、例えば元気で笑顔の気持ち良い就活生は印象が良いので高く評価できます。あと僕は説明会であえて厳しいことも伝えるようにしているんですが、それでも挑戦してくれる前向きな方は良い顔をしていることが多いですね。そんな就活生には是非とも弊社で活躍してもらいたいと思います。』
と、笑いながらお答え頂きました。

さいごに

今回異なるタイプの選考を経験させてもらいましたが、この選考の話をすると筆者ら周囲の就活生は「そんな選考あるの!?」と皆一様に驚いていました。
どの選考フローも新鮮で面白みを感じる場面が用意されていたので、現在の就活が停滞してしまっている方や人と違った就活をしてみたい方は挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

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プラスアルファグループ企業情報|マイナビ2019