就活生必見! 自分に合う企業を見つけるために、必ずしてほしい3つのこと。

就活軸は人それぞれ

就職活動は、大学生にとって一世一代の大舞台です。就職先によっては、これからの人生が決まる職場もあったり、生活環境が決まってしまう就職先もあります。就職活動を始める時期もバラバラの大学生生活は、自分自身の人生計画をもとに作っていかなければいけません。人によっては、入学した時から就職活動が始まっている人もいます。それに対して、大学四年生に進学してから就職活動を始める人もいます。両者は異なる就職活動のスタイルですが、どちらも間違いではありません。その就職活動を行う人の将来の設計が重要なのです。今回は、企業を選択する上で相性の不一致をなくすためにできる行動をご紹介します。 

自己分析で本当の自分を理解する

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img.photo-ac/54/547a14bdb6218559150fdee79b7e3757_t.jpeg

就職活動を優位に進めていくために一番必要なことこそが自分自身を知るということです。自己分析をすることで、自分自身が理想とする働き方であったり、重要視している要素を客観的に理解することができます。自己分析を行うことで自己PRの作成も容易になるケースもあります。また、自己分析を曖昧にしたことにより企業選択を失敗する人もいるほど重要な要素なのです。筆者は、自己分析こそ就職活動の一番難関の部分ではないかと考えています。その根拠として、本当の自分自身に向き合うことは現実を受け止めるということで、理想と現実のギャップが生まれるためです。一般的に理解している自己は自分自身の表面にすぎません。ジョハリの窓という心理学の言葉がありますが、そこでは自己を4つに分類しています。この4つの自己を理解するためには、他人の力を借りなければいけません。この他己分析をすることこそがここで伝えたかったことです。個人で自己を分析しても、理解できるのはほんの一部だけなのです。自分の知らない自分を他人は知っているかもしれません。また、他人も自分も知らない自分という存在も、この誰も知らない自分を理解していくことこそが重要であり、それが自己分析なのです。

企業選定に力を入れる

https://freelance.levtech.jp/files/img/guide/10/xmain_image.jpg,q1445582818.pagespeed.ic.cuye2rgwR-.jpg

自己分析で希望の職種、条件、または、働き方が見つかったら次は企業選定です。企業選定を行う上で必要なことは、企業に何を求めるかを決めるということです。就活サイトを利用する上で理解しないといけないことは、求人掲載をしている企業は、企業PRをサイトに載せているに過ぎないということで、企業をより良く見せるためにマイナスのことよりもプラスのことを多く載せている場合が多く、本当の意味での企業分析は個人で行わなければいけません。一般的には学生の自己PRの場合もマイナスのことは書きませんよね?就活サイトは、企業の求人活動ですので、より多くの方に認知してもらう必要があります。そのために自社の最大の売りを載せているケースが多いです。裏を返せば企業の最大限がわかりますので、「このくらいの仕事しかできないのか。」と企業スケールがわかります。

企業選定では企業理念をしっかり見る必要があり、企業理念こそ企業の本質を理解する上で必要不可欠です。すべての企業には企業理念があり、それぞれにビジョンがありそこに向かい活動している可能性が高いためです。

長期インターンシップに参加する

http://laugh-raku.com/wp-content/uploads/2015/03/44e2b0d70ab3a5a4764576e768deee26.png

自己分析が終わり、企業にも目星をつけたら次は、その企業の雰囲気を確認して自分との相性を理解しなければいけません。この行動をすることで、数字や評判では理解することの厳しい雰囲気を理解でき、さらには従業員の人柄や考え方を知ることができます。

インターンシップを職業体験として理解していることが多いですが、採用を最終目的においている場合が多く、実際の職場で働け、雰囲気を理解することができます。

最近では、インターンシップを会社紹介の場として利用しているケースもあり、実際の職場環境を知るには長期インターンを選択するのが望ましいです。また、長期インターンでは、採用を目的にしているケースが多く、一般の選考よりも融通が利いたり、最初から最終選考に進めたりと多くのメリットがあります。インターンの最大のメリットは、会社を知れることです。企業選定が終わり実際に就職活動を始め内定をもらい、その企業にジョインした際に出てきたギャップはどうしようもありませんが、インターンシップにジョインして出てきたギャップであれば、企業を選び直すことができるのです。インターンシップを行うことは、これから働くであろう企業との相性を知れる方法であり、ネットなどからは知り得ることができない自分自身のための情報があります。

***
就職してから1年経たずして退職、転職を選ぶ社会人が現在増えてきており、企業とのミスマッチが原因となっています。このミスマッチをなくすことは、就職活動を行う上で必要不可欠であるとともに基本です。まずは自分自身を知ること、そして将来は何をしたいのか。など、考えれば考えるほど奥深いことですが、決して目先の利益だけを追わずに人生設計をすることをお勧めします。就職活動は自分との戦いなどと言いますが、先輩や友人、教授、親族など自分のことを知っている知人からアドバイスをもらうのも就職活動を成功させる要素の一つです。