OEMってなに?知識や技術がなくても自分でオリジナルブランドを作ろう!

洋服が大好き!コスメが大好き!いつかは自分でブランドを立ち上げたい、いつも愛用しているあのブランドも好きだけど、こんな商品もあったらいいのにな…というあなた。OEMを使って、そんな夢を叶えましょう。専門技術も知識も必要ありません!生み出したい商品やブランドイメージの具体的なアイデアがあれば、専門知識は後から学んでいけます。今回は、自分でオリジナルブランドを立ち上げる際に必ず理解をしておくべき、OEMについてご紹介します!

そもそもOEMとは?


みなさんが普段使っている化粧品、後ろのラベルを見ると、製造販売元、販売元、と二つの違う会社の名前が載っている製品があることに気づいていましたか?OEM(Original Equipment Manufacturer、委託者ブランド名製造)は、委託者(他社)のブランドで製品を生産すること、またはその生産をするメーカー、企業のことです。簡単に言えば、他社のブランド名で販売する製品を作る工場です。

つまり、製造販売元がこのOEMの会社になり、販売元がその商品を市場で販売するブランド会社になるのです。専門技術、知識を持った製造側企業と、小売業のノウハウを持った販売側企業が手を組んでブランドを立ち上げる、初期の時期に相互的にリスクが低く効率の良いビジネス戦略です。

★なぜブランド立ち上げにOEMがいいの?

何より、低コスト、短時間で誰でもすぐに始められます。これまで洋服や小物、化粧品などのブランドというと、中国やタイなど、海外の生産費用が安い工場を使って商品の大量生産をし、国内で販売会社がブランド名を乗せて販売するというのが主流でした。国内生産だと、大きい生産工場との契約など、会社としての信頼性や売れ行きの見込みがなければ、一般の人が個人で行うことは難しいとも懸念されていたからです。しかし、最近では国内でも個人事業者に向けた小ロットからの注文が可能な小さい工場も増え、1商品につき、洋服などであれば10点ほどから注文を受け取ってもらうことも可能になりました。

★オーダーメイド商品の普及

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企業向けの工場とは別に、一般の顧客にオーダーメイド式の商品を販売する企業、個人事業者もかなり増えてきました。つまり、自分が顧客として1点だけのオリジナルのグッズの注文も簡単にできる時代になったということです。しかしこの場合、1点の生産コストがかなり高くなってしまうため、それを自分の商品として料金をさらに上乗せして販売するのは、よほどその商品が素晴らしいものでない限り、難しいと言えます。

そのため、やはりオススメするのは、OEMとして格安で数/大量生産を企業向けに提供する製造元ですが、”オーダーメイド10点から”などのように、一般の方向けに、数量購入する程で格安のオーダーメイドをしてくれる業者も増えています。

また、工場と契約?個人事業者と提携?なんかめんどくさそう??と思った人には、“オーダーメイド式の商品を自分が顧客として注文する場合”を例に考えて欲しいのですが、部活やサークルなどで業者に注文するチームTシャツなんかも、自分たちで選んだデザインで20枚から100枚ほど注文したりしますよね。これは完全な自分たちでデザインしたオリジナル商品です。

もちろん、商用の目的ではなく自分が着るユニフォームであれば、ユニクロやミズノなど、すでにブランド化されている企業にオーダーメイドすることが手っ取り早く質もそれなりに保証されますが、現在はインターネットで格安でTシャツ素材としてだけの販売をしている企業がかなり多くあります。

それらを利用して、リスクを伴う年間契約もなく、または工場に実際に出向かなくとも、インターネット上で自分が作ったデザインを送り、毎回単発で商品を発注してそれを自分のブランドとして売ることが可能なのです。

 

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インターネットで済ませるか、実際に業者と話をするか、どちらの手段を取るかは、販売する商品目的によります。

        • お手軽にインターネット上で注文する場合
          形に特化した洋服や小物を作るわけではなく、製造先がすでに抱えている形のある素材に自分のデザインをプリントアウトするだけという時に最適です。最短で、最安で商品が完成します。
        • 実際にコンタクトを取り、一緒に設計を考える
          洋服の設計デザイン、化粧品開発などの知識などがなくても本格的なオリジナルブランドを立ち上げたいという時に、専門知識を持ったOEMにコンセプトや意見をしっかり伝え、サポートしてもらうことができます。この場合はもちろん設計のために時間がかかるし、開発費用もかかります。

 

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その他の生産小売業ビジネスモデル


★ODM(Original Design Manufacturer)
OEMが受け取ったアイデアをもとに生産だけ担当するのに対し、ODMは製造する製品の企画設計から、製品開発までを行います。契約先の小売業者は基本的には商品の開発に携わることがなく、出来上がった製品の販売口となるだけです。

★SPA(Specialty store retailer of Private label Apparel)
多くの大手アパレルブランドが行うビジネスモデルです。
SPAは自社で企画から製造、販売までのすべてを一貫して行います。
SPAを持つには立ち上げに豊富な資金が必要であり、OEMから初めて最終的にはSPAに移るという手もあります。

SPAのメリットとしては、すべてを一貫してコントロールができるため、販売先で見つかった商品の問題、顧客の意見を、すぐに製造部まで飛ばし改善していくことなどが可能です。在庫コントロールもスムーズに行えます。

現在、SPAのビジネスモデルを取り入れるアパレル企業の例としては、GAP、H&M、ZARA、ユニクロ、ローリーズファーム、セシルマクビーなどがあります。

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ユニクロのビジネスモデル 出典: http://www.fastretailing.com/jp/group/strategy/uniqlobusiness.html

 

さて、OEMがどういうものかについて分かったところで、実際に自分に一番あった生産方法を探していきましょう!
商品の仕入先が決まったら、次はショップの立ち上げです。
オンラインショップの立ち上げ詳細については、こちらを御覧ください!
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Haruna

Jobby初代立ち上げメンバー。学生時代の3年間をヨーロッパやアメリカで過ごす。趣味は格闘技、筋トレ、美味しいもの巡り。4人兄弟、飼ってた猫は4匹と犬1匹。主に海外、英会話、旅行、社会に関する情報を発信。