就活生必見!!業界ごとの特徴やポイントまとめてみました!

ようやく内定式も終わり、いよいよ飲んでばかりの毎日になってしまいました…。しかし、二日酔いで学校に行くと、スーツを着ている後輩がちらほら。まずいまずい、しっかりしなければと思いつつ、あれ?なんでスーツ?…そうか!筆者自身の就活が終わったということは、次の代の就活が始まるのか!ということで、今回は筆者が経験したり感じた「就活」を業界ごとにまとめてみたいと思います!



と、その前に、なぜこのタイミングで就活について書こうと思ったかというのをお話しさせてください。

実は筆者自身、ちょうど一年前のこの時期から就活に向け動き始めたのです。(ちなみに、この代は就活の時期が変わり、3月情報解禁、6月選考スタートでした。)動き出したといっても、実際会社で面接をしたというわけではなく、就活サークルのようなものに入っていました。(実際は就活サークルではなく、社会人として活躍・成長していくために様々なケーススタディを行う団体のようなものなのですが、就活を控えていた筆者は就活サークルのようにとらえていました。)

そこでの活動は、OBOGの方の講義をきいたり、みんなの前で模擬面接をしていただいたり、ESの深堀りをひたすら行い、いただいたアドバイスをもとに毎週新しいものを書いてくるというものです。ESも面接も正解はありません。正直どんな内容でどんなことを書いたら内定がもらえるかは分かりません。もちろん面接官との相性だってあります。

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しかし、大企業になればなるほどエントリーする人は増えますし、特殊な経験や何ヶ国語も話せますという人が多いのは事実です。決して、人より秀でた経験があれば必ずうまくいく、というわけではないですが、筆者自身エピソードや自己PRには非常に苦戦しました。

そこで今回は、知っておいて損はない、業界ごとの特徴や対策についてまとめてみたいと思います。これが分かっていれば、志望動機や自己PRを書く際に役に立つかも!?(あくまでも一例です。全ては書ききれていません。)



1.【商社編】


https://paraft.jp/r000016000701

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ES

・志望動機
・周りの人たちと協力して目標を達成した経験/周りの人と信頼関係を築いたエピソード
・過去の出来事で何をどう乗り越えたか

面接

・自分はどんな人間か
・過去の出来事で何をどう乗り越えたか

GD(グループディスカッション)を課すところもある

≪ポイント≫
人を巻き込む力のある人が多いのが特徴で、ロジカルに、端的に話すことが重要です!また、入った瞬間の第一声、姿勢、服装でほとんど決まるといっても過言ではありません。

総合商社はBtoBの業界なので企業研究をしてもなかなか分からない部分が多いかと思います。各会社ごとの特徴や、各部門でやっていることなど見えづらい側面があるため、積極的にOB訪問をしてください。会社を通じて紹介してもらった社員の方にお話を聞く場合は特に注意してください。商社は説明会参加の有無やOB訪問の有無などしっかりチェックされているという噂も!?



2.【広告代理店、制作会社編】

http://www.nippon-ag.co.jp/top.html

http://www.nippon-ag.co.jp/top.html

ES

・クリエイティブな設問が必ずある
→ex)未来をよくするプランを考えてください。(※ただし中心となるサービス、もの、人などを必ず明記すること)
・自分を○○に例えると
→ex)自分を色に例えると何色?自分を食べ物に例えると何?
・自分が経験した困難と、それに対する解決法

面接

・志望動機
・学生時代頑張ったこと
・長所/短所とその理由
・ESで書いたクリエイティブな質問のプレゼン、もしくは深くつっこまれる
→もし、特にこの業務やこの部署で働きたいなど志望動機等で触れていれば、自分が考えた未来をよくするプランをどのように提案したり、仕事に活かすことができるか、深く聞かれる。
・テレビとネットの関する質問
→ex)テレビCMとネットCMの違い

GDあり

≪ポイント≫
ESはクリエイティブな質問が多いのが特徴です。面接ではその深堀りも多いため、どんな質問にも答えられるようしっかり考えておきましょう。

また、筆者が思うに、広告業界は「何にも興味がなく、何にでも興味がある人」が多い印象です。一見矛盾しているようにみえますよね?広告代理店とは、クライアントの商品やサービスの宣伝や課題を解決する仕事であるため、方法にとらわれずに行うことができる、ある意味何でも屋のような存在でもあります。既に世の中に存在するものや他がやっていることを真似したところで結果はなかなか出ないため、様々なことに興味を持つ一方で、既に流行っているものに対しては+αの価値を見出し、それ以上の効果を発揮するよう試行錯誤しなければなりません



3.【金融編】

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ES

・志望動機
・学生時代頑張ったこと
・最近(ここ2、3ヶ月以内で)気になるニュース

面接

・志望動機はさほど聞かれない(ESに書いているので、軽く触れる程度)
・学生時代頑張ったことについてはかなり深くつっこまれる(スポーツの経験について聞かれる場合もある)
→一通りエピソードを話し終えた後、それに対して、「なんでそのときそんな風に対応したの?」「他のやり方ではだめだった理由は?」というように、正しい/正しくないではなく、その出来事をどう捉え、何が問題でそれに対し自分はどんな解決策を見出したかという説明ができればOK
・女性の場合は、理想の女性像やキャリアプランについて聞かれることもしばしば
・会社のイメージを聞かれることもある

≪ポイント≫
金融業界は他業界に比べ面接の回数が多いのが特徴です。回数が多いゆえ面接を受けたその日のうちに通過連絡がくることもあり、毎日のように面接を受けるので、一週間で内定が出る企業もあります。(スケジュール管理が大変です…)圧迫面接と呼ばれる少し高圧的で深くつっこまれるタイプの面接を行う面接官もいます。面接という独特の緊張感からパニックになってしまう人もいますが、質問をしっかりと聞き、自分なりの考えを言うことができれば問題ありません。



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まとめ


いかがだったでしょうか?業界によって特徴や雰囲気は様々で、「この業界で上手くいったから同じやり方で別の業界にも挑戦しよう」では、満足のいく結果を得ることは難しいでしょう。

企業研究やOBOG訪問をしっかり行い情報を得たうえで、自分の強みや体験談も変えていくことがベストではないでしょうか。就活中は時間がなく、思うように企業研究もできないため、今のうちに色々な業界をみていくことをオススメします。