大学生が、大学生のために開催する会社説明会?!GYRO~ジャイロ~の実態

1.大学生の事は、大学生が一番わかっている。

私たちは、ある疑問を抱いていました。大学生の事は、大学生が一番わかっているハズなのに、なぜ就活生向けの会社説明会は、大学生の感覚から離れている企業のオトナ達だけで企画運営をするのが主流になっているのだろうか?

・近頃の大学生の感覚がわからない
・就活生が、企業に何を求めているのかがわからない
・最近の大学生が何に興味を持っているのかがわからない

上記のような悩みを持っている企業は少なくありません。

しかし、会社説明会は「企業=人事」が行うものという固定概念からか、企業と学生の間にある「感覚の溝」を埋めることの出来るような施策がないように感じていました。

大学生が、大学生のために開催する会社説明会があってもイイのでは?

そんな想いから生まれたサービスがGYRO~ジャイロ~でした。

2.GYROが秘めている就職活動への可能性

事業部発足当時、就職活動していた当社の大学生メンバーに、何を求めて会社説明会に行くのかを聞くと、

1、業界について、会社について知りたい・・・62%
2、福利厚生、研修内容などを知りたい・・・20%
3、選考を受けるために説明会に行く・・・10%
4、その他・・・8%

という結果でした。

私が新卒採用のコンサルティング事業で、多くの企業の経営者や人事担当の方とお会いして意見交換をする際は、

・学生は「経営者の人柄」を知りたいだろう
・やればやるだけ評価する社風をアピールしよう
・やる気があれば、入社1年目からでも大きい仕事を任せよう
・独立支援制度は、自分が学生の時憧れたから今の学生もきっと求めている

などなど、今の学生の感覚と大分かけ離れたところで戦略を練っていました。企業と学生のギャップを感じた際に、学生が求めていることは、必ずしも企業側がやらなくてもいいのではないか?と思いました。

むしろ、「あえて」大学生が企画運営することで、これまでの会社説明会には無かった満足度を提供できるのではないかと考えました。

今まで「当たり前」に対して、あえて壊しにいく発想だっただけに、成功するかどうか最初は不安でしたが、「当社だからこそ出来る事業」だと思い、とにかくやってみよう!という事で専属チームを結成し活動しました。

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3.他サービスではマネ出来ない「学生モニター」の活用

当社は、4人の社員と80名以上の大学生で形成された特殊なコミュニティーです。また、マーケティング事業部では、毎月約70社以上のクライアントに対するBtoBプロモーション支援でしたり、マーケティング支援などを行っているので、「大学生目線」でおもしろい!と思える会社や、魅力的な業界を日々考えながら業務を行っています。

・好きじゃないと、仕事が出来ない
・好きになれる企業様のお手伝いをする

を、サービスの軸に取り組んでいるため、GYROに関しても考え方は同じです。

・「良い会社」のお手伝いをする
・「自分が入りたい」と思える会社のお手伝いをする

をモットーに取り組んでいます。上記の考え方でサービスを進めていけば、「大学生がプロデュースする会社説明会」のニーズは今後高まるのではないかと思います。

説明会で使用する映像制作も、大学生だけで作ります。

「説明会でこの動画見たらテンション上がる!」
「この説明会に行って、こんなメッセージがあったら感動する!」

など、同世代としての感覚を持っているからこそ、心に響く映像作品を作り出せるのだと思います。

「私がIT業界に就職するとするなら、メリットはこの部分に感じる!」
「この業界、ブラックって良く言われるけど、本当にブラックなのかな?」
「結構仕事が辛いってイメージ持たれるけど、大学生風に言い方変えるとさ~」

などなど、企業のプロモーションに新しい回転軸を与える。

X軸:企業ビジョン、福利厚生などの「従来行っている」魅力づくり
Y軸:採用サイト、WEB広告などのプロモーションによる魅力づくり
Z軸:「同世代」の学生が捉える業界の魅力、企業の魅力づくり

この3つの回転軸を作り、企業を浮上させる(=ジャイロ)

このGYRO最大の特徴は、この「学生モニター」をフル活用している部分です。サービスリリース1年目から、飲食業界、IT業界の企業様に対して実施させて頂きましたが、集客数は勿論ですが、会社説明会参加者から非常にご好評頂きました。

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4.各業界にHEROを創出する

大学時代の私は、「やりたい仕事」「興味ある業界」というものが全くありませんでした。いくら考えても出てこない。出ない自分に焦っていた事もあります。

しかし、原因もまた明確でした。「あーゆー社会人にはなりたくない」は明確にあったからです。

・居酒屋で上司部下の愚痴を言いながら酔っぱらっているサラリーマンにはなりたくない。
・「どこの会社?」って聞かれた時に、言いづらい会社には入りたくない
・終電で缶ビール飲みながら駅のホームをフラフラしている大人にはなりたくない
・金のためなら平気で頭を下げられるような大人にはなりたくない

「なりたくない」だけは自分でも驚くぐらい出てきたのです。それだけ、社会のオトナ達を見ていてカッコいいと思えなかったのだと思います。いつしか、大学生活が一番楽しくて、社会人になると、大学時代からは一変して「辛い」の連続なのでは…と思うようになっていました。

私は、縁あってアッドラストに入社して心の底から思うのが、

・社会人の方が給与を稼げる
・「まだ大学生なんだから」という制限もない
・やりたいと思える仕事だけを選ぶことが出来る

学生の時より、社会人になってからの方が楽しいです。勿論、学生時代も最高に楽しかったですが、社会人になった事でもっと遊べています!

新卒採用支援、就職活動応援の本質とは、

・どうやったら内定を貰えるか
・どうやったら優秀な大学生を採用するか

ではなく、

全ての業界に1人でも多くのHEROを創出すること

であり、憧れを抱ける社会にしていく事というのは、同じ大学生として自分ができる手助けの一つだと思っています。



このGYROが、「珍しい」サービスから、「当たり前」のサービスになるように。これからもっともっと盛り上げていきたいと思います。

共感してくれる新しい仲間と出会えたら、是非熱く語りましょう!

http://jobhobby.jp/recruit

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