【就活生必見!】19卒向け。なぜ採用される大学生は決まっているのか?

2019年卒の就活生はこう動くべし!

“内定される大学生は数社から内定され、内定をもらえない学生はなかなか内定がもらえない”

この差には何があるのでしょうか。2019年度内定をもらえる大学生になるためどうしたらいいのでしょうか。

筆者は実際に企業の採用を担当しています。企業目線で見た近年の大学生の実態を把握しているなど、今回は筆者の体験を踏まえて、2019年はどのような就活の流れになる予定なのか、どうすれば内定獲得に繋がるのかについて紹介していきます。

高い内定率

2018年度、少子高齢化の影響により求人率が上昇、就職内定率も高くなり卒業後、無事に就職できる学生が多くみられます。

しかし同時に、離職率は高く3年以内に退職する社会人も多くみられます。

その理由を聞いてみると、「周りが決定したので希望しない職種でもとりあえず内定された企業に入った」「希望の企業はダメだったのでしかたなく入社を決めた」などと、希望する職種・企業でない場所へ就職する大学生の話をよく耳にします。

これは人気企業の就職競争率は変わらず高いままであると言えます。つまり2019年に関わらず、内定を獲得するためには個人の努力がいつも必要になってくるということなのです。

求める人材

多くの企業にとって必要な人材は、

  • やる気があること
  • 将来収益率が高そうであること
  • どの様な場面でもスピーディーに対応する力があること

以上のような能力が見込まれた人であると考えられます。これらの特徴だけではありませんが、どの企業にも求められることなのではないでしょうか。

よく最近の大学生はなぜかコミュニケーション能力、チームワークのある人が企業に良いイメージを与えると思われているようです。これは仲間との情報共有・伝達性・企業理念の浸透に対応できる人材かの判定であり、ただ話がうまくて面白いというだけでは絶対に企業は採用しません。

〇〇しました!は結果が大事。

“なぜ世間でいう「学歴が優秀な大学生」が優先して採用されるのか”

それは勉強という結果が目に見える形で証明されているからです。

例として、履歴書に「クラブ活動で努力して全国大会優勝」と「クラブ活動で努力したが結果は供なかった。しかし仲間ができたことで、この努力は無駄にはならなかった。」のような2つのタイプの内容が書かれていたとします。

この場合、採用に際しては前者が有利に働きます。

後者は履歴書や面接でよく見る文言です。実際に公にはしていませんが、最近の面接官はプロセスよりも結果を非常に重視します。なぜかというと経営者に伝達する際、明確で信頼性のある決定的な情報であるからです。

あなたが証明される結果が得られた物については、プロセスより結果を全面にアピールしましょう。もし証明できない結果の場合については具体的なデータでアピールする必要があります。
例えば陸上などの競技を本気で行っているなかで「タイムが何秒短くなった」ことや、ゼミ活動やサークル、アルバイトなどで「仲間が具体的に私に何かを与えた」などが挙げられます。

というのも結果には当然プロセスがあるはずですし、当然結果を出せばプロセスを言わずとも企業側はどれほど苦労したのか、努力してきたのかなどを理解出来ることが多いからです。さらに採用の際に結果を大きく示すことで、採用側が興味を持ってプロセスについて質問してくるでしょう。

とにかく早く動くこと

2019年度の就職活動は開始時期が3月に決定されています。

しかし解禁時期まで何も動かずにいて、気付けば既に応募が始まっていたり締め切ったりしている企業が結構あったという話をよく聞きます。この定められている解禁時期は、あくまでも内定を出すスタートラインを示しています。そのため就職活動はすでに開始されているのです。

就職活動解禁前でもインターンシップの募集をかけている企業がほとんどです。このインターンシップは、採用者と面識ができ、絶好のアピール機会となります。企業の風土を理解し、ここで働けそうだと判断された学生は、採用の可能性が非常に高くなります。企業研究をパソコンの前で行っているのであれば、早く足を動かしましょう。結果が伴っている優秀な大学生ほど、インターンシップを経験していたり、早くから就職活動に参加してたりしていた大学生が多いのです。

まとめ

就職活動は一生を左右する大事な活動です。近年の動向を掴み、早めに行動することが大事となってきます。
必要とされる人材であるとアピールする活動を早く始めることが希望する企業に採用する近道ではないでしょうか。

解禁してからでは時間も出来ることも限られてきます。後悔の無いように今から準備に取り掛かっていきましょう。