【集え!ボカロオタク!】大学生なら懐かしくなるボカロ集

昔聴いていた「ボーカロイド」楽曲

大学生ともなると、中高生の頃と比べ趣味や嗜好もだいぶ変わってきてしまうものです。昔よく聴いていた曲も何となく聞かなくなり、記憶の彼方に葬り去られて…なんて事も少なくないでしょう。現大学生は、恐らく多感な中高生時代とボーカロイドの初期~全盛期までの時期が重なっています。人気のボーカロイド楽曲をカラオケで歌ったり、友達と話題のボカロP(ボーカロイド楽曲の作曲家)を共有したりと、ボーカロイドに親しんできた思い出が多いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

久しぶりにボーカロイドを聞けばきっと懐かしく思うのでは?と踏んで、昔ボーカロイドを聴いていたころの気持ちを思い出せる曲を紹介します。

ボーカロイドを覚えてますか? 

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そもそもボーカロイドとは何かを知らずに聴いていた人も多いと思います。ここで簡単に、ボーカロイドとは何かを確認してみましょう。

ボーカロイドとはボーカルアンドロイドと言う語から来ていて、略称として「ボカロ」と言われます。これは音声合成技術により生み出されたバーチャルシンガーのことでボーカロイドは人の声を元にした歌声に歌を歌わせる、音声合成技術やソフトの名称でした。2007年に誕生した初音ミクが爆発的な人気を博し、次いで何人ものキャラクターが登場することでボーカロイドという名前がバーチャルシンガーを指すようになりました。(引用:VOCALOID公式ホームページ)

ボーカロイドは時を同じくして生まれたニコニコ動画とリンクして、主に若いネットユーザー向けに楽曲の市場を提供しました。前述した「ボカロ曲の作曲者(通称:ボカロP)」と「ボカロ曲のPVを作る人(絵師)」、「ボカロ曲をカバーする歌手(通称:歌い手)」などのクリエイターも続出し、その中からメジャーデビューしたボカロPや歌い手も数多くいます。

どんな曲があった?

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若い世代に大人気のボーカロイドは楽曲が数多くありますが、その中でもニコニコ動画で100万再生数以上を記録した楽曲は「ミリオン」「伝説入り」と呼ばれます。
今回はそんな楽曲の中から大学生にとって懐かしのあの頃、中高生時代のボーカロイド曲を見てみましょう。

メルト/ryo【2007】

初期に生まれながら、今でもなお人気を博している楽曲のひとつです。初音ミクやボーカロイドは知らなくてもこの曲は聴いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。今ではsupercellの一員として有名なryoさんが恋に落ちた少女の心を繊細に描き上げたメルトは、「メルトショック」と呼ばれる一大ブームをを引き起こしました。この動画がボーカロイドとニコニコ動画のブームの一端を担っています。ryoさんの曲では他にも「初めての恋が終わるとき」や「恋は戦争」などが有名です。
ニコニコ動画→初音ミク が オリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」

クローバー♣クラブ/ゆうゆP【2008】

 

 

こちらは非常に可愛らしいゆうゆPの一曲です。ボカロ界の一世を風靡したゲーム「Project DIVA」にも収録されていたので、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。可愛さの中にも不思議な世界観とちょっとした狂気・反抗心が混ざり合っていて、中毒性が高いです。原曲のPVは静止画ですが、Project DIVAの動画ではミクちゃんが元気いっぱい踊っていて可愛いのでぜひ見てみてください。ゆうゆさんの楽曲では「早退系ネガティブ天国」や「スリープ・スカイ・ウォーク」、系統を変えて「天樂」等がオススメです。
ニコニコ動画→クローバー♣クラブ 【初音ミク】(オリジナル)

ダブルラリアット/アゴアニキP【2009】

巡音ルカがぐるぐると回り続けるPVでお馴染みのダブルラリアットは不思議な歌詞と世界観、イラストが特徴です。初めはくすりと笑ってしまいますが、アゴアニキPの世界観に浸ると歌詞の深みが感じられる、非常に面白い歌です。ふざけているのかと思いきや実はメッセージ性の強い歌詞が素敵なのです。多くの歌い手に親しまれオリジナルのミキシングもたくさん出されているので、いくら聴いても楽しめます。個人的には同じアゴアニキPの「よっこらせ(笑)」がとても好きです。
ニコニコ動画→【巡音ルカ】ダブルラリアット【オリジナル】

二息歩行/DECO*27【2010】

 

独特の言葉選びとロック調の楽曲が人気のDECO*27(デコニーナ)さんの初期楽曲です。同時期に作成された「心壊サミット」や「愛迷エレジー」とも関連性のある歌詞になっており、続けて聴いてみると楽しいです。紡がれている言葉は少し暗くて怖い雰囲気がしますが、中毒性があり何度も聴きたくなるのが人気の理由です。また反対に「おじゃま虫」や「ゆめゆめ」など、可愛らしい世界観の曲もいくつも手掛けていらっしゃいます。
ニコニコ動画→[初音ミク] 二息歩行 [オリジナル曲]

カゲロウデイズ/じん(自然の敵P)【2011】

 

言わずと知れた「カゲロウプロジェクト」の一曲です。じんさんによる壮大な物語が楽曲の中で少しずつ語られる形になっており、楽曲登場初期の頃は歌詞に関する様々な解釈が囁かれました。最終的には「カゲロウデイズ」として小説化、漫画化、アニメ化されるほど人気になったシリーズの表題曲となっています。最後まで聴くと少しゾクッとするような世界観とキャラクターの可愛らしさや、世間風刺のような少し残酷なキャラクターの境遇などが印象的です。シリーズで「メカクシティアクター」や「如月アテンション」なども出ているので合わせてお聴き下さい。
ニコニコ動画→【初音ミク】カゲロウデイズ【オリジナルPV】

六兆年と一夜物語/kemu【2012】

 

和テイストが耳に心地よい、kemuさんの楽曲です。元々人間には難しすぎるほどの早口が特徴的なkemuさんの楽曲ですが、サビにかけて叫ぶように早くなるテンポと歌詞が更にボルテージを上げます。温かくも非常に切ない不思議な世界観が癖になる一曲です。kemuさんの曲も共通の世界観を持つものが数多くあります。「人生リセットボタン」や「イカサマライフゲイム」などもオススメです。
ニコニコ動画→【IA】六兆年と一夜物語【オリジナル曲・PV付】

ロストワンの号哭/Neru【2013】

 

ボーカロイドの中でも上位を争うほどの人気曲です。多感な年頃の反抗的な心情を表す事に非常に長けたNeruさんによる楽曲です。スピード感のある曲調と多感な時期の心の叫びを歌ったような歌詞は、思わず自分に重ね叫びたくなった方もいるのではないでしょうか。
Neruさんの「東京テディベア」や「かなしみのなみにおぼれる」、「アブストラクト・ナンセンス」など少年少女のもどかしさを歌った曲が数多くありますのでぜひ聴いてみてください。
ニコニコ動画→【鏡音リン】 ロストワンの号哭 【オリジナルPV付】

恋愛裁判/40㍍P【2014】

 

初期の頃から活動されていて多大なる人気を誇る40mPさんの、比較的最近公開された楽曲です。「40mPらしさ」が感じられる曲調が大人気の理由で、女の子の可愛らしさや男の子側のもどかしさ、直球の愛などが語られています。歌詞もPVも可愛い…と思いきや、最後のどんでん返しがまた40mPらしくて面白いですよ。40mPさんの楽曲では特に「夏恋花火」と「フタリボシ」が個人的にオススメです。どの曲もいじらしい乙女心や好きな人に向けての真っ直ぐな恋心が描かれていて素敵です。
ニコニコ動画→【初音ミク】 恋愛裁判 【オリジナルMV】

今では有名なあの人の懐かしの曲も…

ボカロPや歌い手の方にはメジャーデビューした方がたくさんいらっしゃいます。その中でも現在人気沸騰中の方を紹介します!

米津玄師

「アイネクライネ」「orion」「打上花火」などの楽曲で人気の米津玄師さんは、映画にも起用されていたりと活躍の場が幅広いのでご存知の方も多いのではないでしょうか。実はこの米津さんはもともと「ハチ」という名前でボーカロイドの曲を作っていらっしゃいました。その名義で活動されていたときの最も有名な曲がこちら。

「マトリョシカ」

 

ニコニコ動画→【オリジナル曲PV】マトリョシカ【初音ミク・GUMI】

軽快なテンポでひょうきんな歌詞、なのに狂気を感じるような中毒性のある楽曲になっています。他にも「パンダヒーロー」や「ワンダーランドと羊の歌」、「WORLD END UMBRELLA」など、少し不思議だけれど素敵な世界観の曲を多く残してらっしゃいます。米津さん改めハチさんのすごいところは作詞・作曲・MV作成、さらにはシンガーとしてもご活躍なさっているところです。楽曲の世界観としては今も昔も通じるところがありますので、ぜひ聴き比べてみて下さい。

佐香智久

柔らかい歌声で聞く人を魅了する佐香智久さんはシンガーソングライターとして活躍中ですが、ニコニコ動画でも人気男性歌い手としてカバーや弾き語りを投稿していました。活動時の名前は『少年T』です。人気の高い楽曲として、こちらをご紹介します。

「愛言葉」

 

懐かしの曲の方で少しご紹介したDECO*27さんの楽曲、「愛言葉」です。ただの恋愛の歌かと思いきや、実はそれ以外の意味も含まれているという素敵な歌になっています。バラードの曲によく合う少年Tさんの優しく温かな声が印象的です。少年Tとしての名義でもたくさんの「歌ってみた」を投稿されていますが、佐香智久名義になってからも数多く楽曲を出されています。有名なのは「ゲッタバンバン」ですね。聴いたことのない方はぜひ一度佐香さんの甘くも爽やかな歌声に触れてみてください。

あの頃を思い出してみませんか?

Photo credit: animaster on VisualHunt.com / CC BY

ここまで読んでみて、皆さん何だか懐かしい気持ちになってきたのではないでしょうか。昔聴いていた曲を聴くと、聴いていたその時の気持ちが蘇ってくるものです。昔の気持ちを思い出しながら久しぶりに大好きだったあの曲を聞いてみませんか?思い出の振り返りと、新たな発見に繋がるかも知れません。




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