年間300本の映画を見る現役大学生が推奨する、大学生が家で友達や恋人と見て楽しめる映画5選!

大学生が見るべきおすすめ映画!

前回の「映画でビジネスが学べる!押さえておくべき名作5選」では、これから社会で生きて行く、企業で働く大学生のための映画を紹介しました。それに引き続き、今回は年間300本以上映画を観てる現役大学生が、同年代である大学生が部屋で「主に友達や恋人と見るのに最適な近年公開された映画作品」を紹介していきたいと思います。とは言っても、はやり好みや良い映画の定義は人それぞれ…。せっかく一緒に観るのならば「観てよかった!」と相手にも思ってもらえるような作品を選びたいと誰もが思うはずです。特に相手が気になっている人なら尚更「つまらなかった」と思われる失敗は避けたいですよね。そこで今回は様々なジャンルから、そのジャンルをあまり率先して見ないような人にでも評判が良いものを以下の条件を含め、選抜しました。

映画でビジネスが学べる!押さえておくべき名作5選

2016.10.11

 

条件

  • 字幕でセリフが多すぎないこと(全く会話が出来ないため)
  • テンポが良く内容が掴みやすいこと
  • 男女で好みが極端に分かれるものではないこと
  • ジャンルの要素は落とさずジャンルに捉われすぎていないこと(好みの幅を広げられるため)

①『ルーム』 2016年

 

出典:http://gaga.ne.jp/room/

ストーリー

 7年前、見知らぬ男に誘拐され、暗く薄暗い“部屋”に監禁された女性ジョイは、その後子どもを出産。5歳になった息子ジャックとともに、部屋に閉じ込められたままだった。男の監視と暴力に耐えかねたジョイは、人生を取り戻すため、逃げ出すことを決意。一方、生まれてから一歩も部屋を出たことがないジャックは、テレビで見た“外の世界”が本当に存在すると聞かされ、混乱してしまう。それでも母親の願いを叶えようと、決死の脱出作戦に身を投じ…。

感想

 監禁されている部屋の中(日常)しか知らない4歳のジャックは木や動物などをテレビの中だけにある偽物だと思っています。そして、外に出て色んなものに触れ、世界がどういう色をしているのかを知っていく姿まで書かれています。自分が子供の時、どのように世界を見ていたのかを思い出させてくれるようなシーンが多々あります。また、この映画はオーストリアで実際に起きた監禁事件を基に作られていることにも注目です。

 

平均評価 4.0

予告動画 

 

 

②『エスター』 2009年

出典:http://saku-ara.com/archives/90

ストーリー

 2009年アメリカ映画。流産をきっかけに養子を受け入れる夫婦が孤児院を訪ね、物静かな子供エスターを養子として迎えるも、家族の中で次第に恐ろしい本性を現していくというストーリーが展開されるホラー映画です。

感想

 やはり誰かと見るならホラー映画は鉄板ジャンルではないでしょうか?しかし、ホラーが苦手、退屈という人も少なくありません。そこで今回は「人間が怖い」という心霊系やグロテスク系のホラーが苦手な人でも楽しめるサイコホラーを選びました。大抵のホラー映画は驚かす事に力を入れ、話に筋を通さなかったりあやふやにして終わらせたりしますが、エスターは他のホラー映画に比べるとその辺はしっかり出来ているのかなと思います。

 

平均評価 3.7

予告動画 

 

③『エクス・マキナ』 2016年

出典:http://www.webdice.jp/dice/detail/5120/

ストーリー

 美しい女性の姿をもった人工知能とプログラマーの心理戦を描いたSFスリラー。第88回アカデミー賞で脚本賞と視覚効果賞にノミネートされ、視覚効果賞を受賞。世界最大手の検索エンジンで知られるブルーブック社でプログラマーとして働くケイレブは、滅多に人前に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に滞在するチャンスを得る。しかし、人里離れた別荘を訪ねてみると、そこで待っていたのは女性型ロボットのエヴァだった。ケイレブはそこで、エヴァに搭載されるという人工知能の不可思議な実験に協力することになるが……。

感想

 アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した作品。自然環境の中にAI(人工知能)の施設という非対称な組み合わせの密閉空間で繰り広げられる物語です。登場人物は主に3人です。今までありそうで無かった人工知能と人間の話ですが、SF要素がそこまで強いわけでもなく、サスペンス要素も同時に組み込まれており、今作品はSFをあまり見ない私でも楽しめた作品です。何を持って意思があると判断できるのか、プログラムを書いている人やテクノロジーに興味がある人に是非オススメしたい映画です。友達同士で見るのに適していると思います。

 

平均評価 3.8

予告動画

 

 

④『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』 2014年

出典:goo.gl/YAfwJl

 ストーリー

 主人公のティムが21歳を迎えた時、父親から一家に生まれた男たちにはタイムトラベルの能力があると告げられる。ティムはその能力を使い彼女を作ろうとするが、うまくいかない。弁護士を目指してロンドンへ移り住んだティムは、あるパブでメアリーという女性と運命の出会いを果たすが、知人を助ける為にタイム・トラベルを使用したら、その出会いがなかったことになってしまい…

感想

 リチャード・カーティス監督はユーモアを交えながら様々なフィルターを通し幸せを表現するのが上手くて元から好きでしたが、その中でも2014年に公開されたこの『アバウト・タイム』は近年見てきた映画の中でトップ3には入ります。人に一番胸を張ってオススメできる映画です。

この映画は私利私欲のための都合の良いタイムトラベルの能力を使うのでもなく、ラブストーリー全開という訳でもありません。ヒューマンドラマに近いです。タイムトラベルと聞くと『バタフライエフェクト』を思い浮かべる人もいると思いますが、全く内容が違います。親子・兄弟・友人・恋人、その人達と送る1日1日の掛け替えのない「時間」の大切さ、人生の美しさをテーマにした優しい映画です。主人公が21歳で年齢も近いため、大学生が大切な人と見るのに最高の映画です。

平均評価 4.1

予告動画 

⑤『プリズナーズ』 2014年

出典: http://movies.yahoo.co.jp/movie/347703/

ストーリー

 娘を取り戻すため法をも犯す決意を固めた父親の姿を描いたサスペンススリラー。家族で幸せなひと時を過ごすはずの感謝祭の日、平穏な田舎町でひとりの少女が失踪する。手がかりは少なく、警察の捜査も進展しないなか、少女の父親は証拠不十分で釈放された第一容疑者の証言から、彼が誘拐犯だと確信。自らの手で娘を助け出すため、一線を超える決意をする…。

感想

 この映画は話が二転三転して、最後まで誰が犯人か、どういう終わらせ方をしてくれるのか予想がつかなくて面白かったです。これといった盛り上がりはありませんが、ストーリーがテンポよく進んで内容が入りやすい作りになっています。ミステリー映画は謎解きの会話をしながら鑑賞が出来るのでオススメです。

平均評価 3.9

予告動画

 

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いかがだったでしょうか?「おすすめの映画」で検索すると必ず出てくるような「レオン」や「パルプ・フィクション」等の名作映画を入れずにあえて馴染みやすい公開年が新しいものを選んでみました。予告映像は、少しでも面白そうと思った瞬間に止めてそのまま本編を見た方が更に作品を楽しめるのでオススメです!

良い映画は一生ものです。この5作品が誰かと一緒に映画を楽しむ時の参考になれればと思います!

 

※平均評価は映画評価レビューサイトFilmarks(https://filmarks.com/)の2017年3月現在のものを載せています。