来たる東京オリンピックに向けて!大学生のわたしたちが知っておくべきことと楽しむために出来ること

オリンピック開催まであと1,000日未満!

先日、ついに東京オリンピックまであと1,000日を切りました。(2017年11月現在)
そんな東京オリンピックの正式名称は32回オリンピック競技大会(2020/東京)であり、2020年7月24日~8月9日にかけて33競技が開催されます。

東京大会の基本コンセプトは、
①全員が自己ベスト
②多様性と調和
③未来への継承
の3つとなっています。 

オリンピックは多くの大学生にとっての夏期休暇に開催されます。「大学生」という非常に良いタイミングで、日本にてオリンピックが開催されるということは貴重な体験になるでしょう。この幸運を活かし、オリンピックを最大限に楽しむためにどのようなことが出来るのでしょうか。

東京オリンピックがもたらす影響

日本でのオリンピック開催という機会は私たちの生活にどのような影響をもたらすのでしょうか。東京オリンピックを前にしてまず知っておきたいオリンピック事情を押さえておきましょう。

経済効果

オリンピックの影響として一番大きいものは、何といっても経済効果でしょう。みずほ総合研究所によると、直接的なもので1.3兆円、付随的なもので27.7兆円、合計すると約30兆円もの経済効果が予想されています。
例えば、オリンピックを開催するにあたり必要となる建物の建設などのハード面や、ホテルやその他商業施設などで必要となるサービスを行う人材などのソフト面など、様々な面で雇用が生まれることが予想されます。

国際交流

世界中からたくさんの人々が日本を訪れるため、観光産業に大きな好機が見込まれています。観光産業の他にも、オリンピックの好機は交通やビジネスなどにも波及するでしょう。そのため、オリンピックとは直接関係ないように思われるショッピングセンターなどの店舗販売スタッフやタクシーの運転手など、幅広い人々が国際交流をすることになるでしょう。

課題点

オリンピックの開催による影響は、決して良いことだけではありません。
ニュース番組などを通して、様々な点からオリンピックの準備に問題が発生しているという報道に聞き覚えがある人は多いのではないのでしょうか。オリンピックのエンブレムについての騒動や莫大な開催費用について、またオリンピックの開催後の景気の落ち込みが予想されるなど、オリンピックの開催は良い面だけではなく、課題も山積みです。

以上のように、オリンピックの開催は良い面がある一方で課題もたくさんあります。予想されている様々な影響を知った上で、日本での開催という貴重な機会を迎えたいところです。

オリンピックを楽しむためにしておきたい準備って?

上記からオリンピックを迎えるにあたって、私たちの生活にも関わってくるだろうオリンピック事情を認識して頂けたのではないでしょうか。

私たちの生活に影響があると分かれば、2020年の開催時期直前になってからアンテナを張るのでは遅いです。日本での開催という貴重な機会を無駄にしないために、今のうちからアンテナを広く張り情報収集をしてオリンピックを最大限に楽しむための準備をしてはいかがでしょうか。

自分の興味がある競技のルールや開催地、チケットの入手方法、ボランティアの募集などを予め調べておきましょう。直接競技を見ることでオリンピックをより楽しむことが出来ます。
またアンテナを広く張ることで、先ほど挙げたような経済効果の波及で生まれた雇用を知ることができ、自分にぴったりのアルバイトが見つかるかもしれません。

それだけではなくオリンピックで海外の方々と国際交流を深めるための準備もしておきたいですね。国際交流といえば英語の勉強と考えがちですが、今回のオリンピックはアジア方面から多くの観戦者が来ることが予想されています。そのため英語だけに絞らなくても、興味があれば中国語韓国語などの勉強が役に立つ場面があるかもしれません。

また国際交流に先立って改めて知っておきたいのが日本の文化です。
国際交流と言えば他国の文化を取り入れるというイメージが大きいですが、私たち自身が日本のことを理解していないとなると取り入れる以前の問題です。

以上のように、オリンピックを楽しむためには様々な点から準備をすることが出来ます。

オリンピックを楽しむためには?わたしたちに出来ることって?

オリンピックを迎えるにあたって出来る準備も踏まえ、皆さんはオリンピックをどのように楽しむか考えたことはありますか?直接スタジアムで観戦したり海外の方と交流をしたり、楽しみ方は人それぞれですし様々あります。

スポーツ観戦以外にも、オリンピック開催国ならではの楽しみ方があります。それは海外から訪れる多くの人々にオリンピック自体を楽しんでもらうことは勿論、日本での滞在も楽しむことが出来るように様々な面からおもてなしをすることです。

堅苦しいイメージなくおもてなしが出来る方法の1つとしては、ボランティア活動があるのではないでしょうか。公式に募集されているボランティア活動は、大会ボランティアと都市ボランティアの2種類あります。

大会ボランティア」は、競技のサポートや会場のスタッフなど、大会運営の重要な役割を果たします。「都市ボランティア」は観光客の案内を始めとするサポート役です。
いずれも2018年の夏ごろから公募される予定です。

これらのボランティア活動は開催国ならではの機会でもあり、私たちのような一般人でもオリンピックにより深く関わることができる良いチャンスではないでしょうか。

終わりに

2020年に開催されるオリンピックは、日本での開催である上、大学生にとっては夏休み中ということで、オリンピックを存分に関わり楽しむにはもってこいの好機です。

予め情報収集をしたりアンテナを広く張ったり準備をして、誰よりも存分にオリンピックを楽しんでください。