フルーツ、野菜vs.炭水化物抜きダイエット。栄養面と体の仕組みを理解しよう!

運動と食事、ダイエットにどちらも重要なのは常識です。しかし、体型変化に実際に影響するのは食事が8割で、運動は2割でしかないことを知っていましたか?

サラダ、フルーツ、玄米など、炭水化物を中心とした自然食ダイエットが人気である一方、炭水化物を一切抜いたお肉中心の炭水化物抜き(低糖質)ダイエットも話題になっており、完全な矛盾のようにも思えます。この異なる二つのダイエット、実際どのように違うのか、どういう人に向いているのか、栄養面で見た場合どちらがより健康的なのか、比較していきましょう。

 


①炭水化物中心ダイエット (フルーツ、野菜、玄米など)

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炭水化物が中心といっても、麺類やパンなどの、いわゆる加工食品を食べるわけではありません。

果物、芋などの穀物を含めた、加工されていない状態の自然の素材を食べます。

もちろん、白米も玄米から加工されて白くなっていますので、
このダイエットにおいて摂取すべきなのは玄米です。栄養がたっぷりです。

フルーツは糖分が多く、炭水化物の塊ですが、
加工された白砂糖などと違い自然の果糖であるので、
穏やかに体内に消化吸収され、排出されます。

また消化に時間がかかる加工甘味料と違い、消化が早くすぐにエネルギーとして使われます。
そのため、体内に溜め込みにくく、痩せやすい、と言う原理です。

☆メリット

  • 肌が目に見えてピチピチになる
    果物、野菜にはビタミンを始めとするお肌に良い栄養が豊富です。
    2週間毎日バナナを2本食べることで、肌年齢が大幅に若返ったという実験記録もあります。
  • デトックス効果
    果物や野菜は食物繊維たっぷりです。朝一番にフルーツを食べ、そのまま昼まで何も食べない事で、腸内環境が整いデトックス効果があります。朝のグリーンスムージーなんかも話題ですね。
  • アトピーなどがある人は、続けることによって改善される
    動物性食品を控え、野菜を中心とした玄米菜食、いわゆるマクロビオティック食事法と言われる食事法を継続的に実施することによって、肌の異常が改善されるケースがあります。
  • いろいろな種類の食品を食べられるので、飽きない。
    加工されていない自然食品であれば何でも食べていいので、食べ方、料理の仕方に関して厳しく制限される事はありません。甘いものが食べたくなったら、フリーツを食べればいいのです。
  • パフォーマンス力が上がる
    食事から摂る炭水化物は、直接の体のエネルギー源です。また、人間の脳は考えることに糖を要します。この炭水化物(加工されていない自然のもの)を多く摂ることで、体が疲れにくく、よりエネルギッシュになります。

 

★デメリット

  • 腹持ちが悪い
    食物繊維たっぷりなので、一度お腹いっぱいになっても、すぐにお腹が空きます。
  • ちょっとコスト高
    野菜や果物はお肉よりも高いことが多いため、その分コストはかさばってきます。
  • タンパク質が不足しやすい。筋肉も落ちやすい
    動物性食品をあまり摂取しないため、意識して豆や豆腐、キヌアなどのタンパク質の多い植物製品をとって補わなければ、タンパク質不足となり筋肉の低下につながります。

②タンパク質中心低糖質ダイエット (肉、穀物以外の糖質の低い野菜、炭水化物抜き)

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体内に脂肪としてたまる、または生活のエネルギー源となる炭水化物を一切とらないことによって、すでに体内にある脂肪を溶かし、それを新たなエネルギー源として使用することで痩せる、という考え方です。

☆メリット

  • 食事制限で必ず落ちる筋肉が落ちにくい
    体重減量をした際、脂肪は筋肉と比例し落ちていきます。その際に十分なタンパク質を摂取しておくことで、筋肉の減少を防ぎます。
  • 肉しか食べなければあればカロリーオーバーしても太らない
    タンパク質は体内で脂肪になりにくいため、お肉だけならばいくら食べても太りません。テレビ番組でも実証されています。
  • 筋トレと組み合わせることによって、綺麗なボディラインを作れる
    筋肉は、利用されることで組織が一度壊れ、その際に筋肉痛が起こります。その壊れた筋肉にタンパク質という栄養を補うことで、修復し、そこで初めて成長します。筋トレをし、タンパク質を多く摂ることで、余分な脂肪を落としながら体のラインを作る筋肉をキープします。

 

★デメリット

  • 飽きる
    自分の家庭で作れる肉料理には限界があると思います。炭水化物が取れないので、肉そのものと塩胡椒だけ、のような味付けがメインになってくるでしょう。
  • 体が疲れを感じやすい
    体が活動するのに必要とするエネルギー源は、食事から摂取した炭水化物から来ています。それが足りない時に、初めて体内に蓄積されている脂肪を溶かしエネルギー源とするのです。これがいわゆる体重の減量です。食事から得たエネルギーではなく、体内の脂肪を溶かして無理やりエネルギーを作るには、体力を使うのです。また、お肉、乳製品などの動物性タンパク質は体内での消化プロセスに時間がかかるため、また体力を使います。野菜でお腹いっぱいになっても眠くならないのに、お肉でおなかがいっぱいになったら眠くなるのはこのことです。
  • 体臭、口臭がきつくなる
    お肉、乳製品などの動物性タンパク質は、上記で挙げたように、人間の体内ではとても消化がしにくいのです。多く取りすぎることによって、その消化によって出るガスで、体臭、口臭、おなら、すべてが臭くなりやすく、女性のダイエットであれば摂りすぎはオススメできません。
  • 便秘気味になる
    消化がしにくく、食物繊維をほとんど含まないため、便秘になりやすいです。

 


さて、二つの異なるダイエット法、それぞれ特徴が分かったでしょうか?

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VS.
 

 

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どちらの方法でも共通しているのは、スナック菓子などを含めた、加工食品を食べないということ。

これによって他に何を食べるにせよ、摂取カロリーは必然的に抑えられるので、痩せます。(笑)

しかし、健康的に痩せるのに一番なのは運動を重ねすべてをバランス良く摂ること。

 

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そこで、その効果を速めたい場合に
食事を楽しむことよりも、脂肪をとにかく削ぎ落とし、体重よりも見た目の肉体改造に力を入れるならば炭水化物抜きダイエット、
美容を考え、食事を楽しみながら健康的に体重の減量を図るならばフルーツ、野菜中心ダイエットが向いているということになります。

結果として、炭水化物抜きダイエットは、栄養学の面から見た際、あまり健康的であるとは言えません。
私たちの理想的な健康を維持するようなアスリートたちも、しっかりバランスとれた食事を摂っています。

逆に炭水化物を最小限にし、見た目の筋肉をひたすら求めるボディビルダーの方たちは、その無理な食生活から健康を害してしまうケースが多く問題になっています。

それでも炭水化物を減らし、筋肉のあるメリハリボディへの近道をしたい人は、頭がクラクラしたらその時だけはしっかり糖分を取るなどして、無理はしないようにしましょう。

現在いろいろなダイエット情報があふれていますが、どれを実践するにせよ理屈をしっかり理解して、自分に一番あった健康的なダイエットに取り組みましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

Haruna

Jobby初代立ち上げメンバー。学生時代の3年間をヨーロッパやアメリカで過ごす。趣味は格闘技、筋トレ、美味しいもの巡り。4人兄弟、飼ってた猫は4匹と犬1匹。主に海外、英会話、旅行、社会に関する情報を発信。