5カ国に住んで世界を回った大学生が結局日本が一番いいと思った理由

海外に出てわかる日本の素晴らしさ

皆さんは、自国である日本がどのくらい素晴らしい国か知っていますでしょうか?将来は日本を出て海外に住みたい、日本は海外に比べてこうだ、と日本に対して否定的な意見を持つ人も中にはいると思います。しかし、実際に海外に出てみると、日本で当たり前と思っているようなこともそうでないことが見えてくるのです。これまで筆者自身が5カ国に住んだ経験と世界を約20カ国旅行してきた経験から、海外の方が良いと思った点、日本が良いと思った点、それぞれ紹介したいと思います。

日本よりも海外がいいなと思うこと

あまり人の目を気にしなくて良い

まず、日本にいる時ほど見た目に神経質になる必要がありません。高いブランド物もわざわざ身につけなくて良いし、何を着ても指摘してくる人はいません。世の中には変わった人もたくさんいるので、好きな服を好きなように着て、時間がなければ適当でいいのです。女性は寝坊しても慌てることはなく、日本じゃなければ一生すっぴんでも暮らしていけます。

家族愛がすごい

日本は集合主義(Collectivism)な全体社会であるのに対し、社会的に個人主義(Individualism)なアメリカやヨーロッパに対して身内での集団性は低いと言われています。海外では家族内での集団性は高く、家族で週末に出かけたり、とにかく家族行事を大事にします。また常に謙虚でいなければいけない日本の社会では自分の子や妻、夫のことを外であまり良く評価しない傾向にありますが、海外では自分の子供や奥さん、旦那の自慢話しで満載です。とにかく年齢に関係なくマザコンが当たり前の文化でもあります。

思ったことが言い合えて人間関係が楽

間接的な言い方をする日本のような他のアジアの国であれば別ですが、英語やヨーロッパの言語に多い直接的な伝え方をする国であれば思ったことが言えてしまえる環境です。もちろん言い方は考える必要がありますが、人と違う意見を言ったから、自分の意見を主張するから、といって嫌ってくる人はいません。それはあなたの意見だとして受け入れられ、黙っている方が真相を隠しているみたいで面倒臭いと思われます。会社の先輩、上司にもしっかりと敬意を持って話せば友達のような会話ができます。

日本が世界一だと思うこと

町の綺麗さ

これまで多くの人気観光地を訪ねましたが、町の綺麗さは日本がダントツです。例えばパリは上を見れば綺麗ですが、下を見れば道が汚くて有名ですね。ゴミひとつ道に落ちていない観光地は本当に珍しいです。

 カスタマーサービス

これも間違いなく日本が世界一です。これは世界でも絶賛されていてよく話題に取り上げられ動画として上がっています。日本以外で、スーパーのレジや駅の案内所で客に微笑んでくれる従業員はほとんどいません。みんな自分の最低限の仕事だけをさっさとこなします。

 食のバラエティ

日本人が海外に出て一番最初に苦労するのが食事です。もちろん、食が美味しくて有名な国はフランス、イタリアなどたくさんあります。しかし日本が誇れるのは美味しさと更に種類の豊富さです。海外では日本食は寿司だけだと思っている人も多いですが、日本では食べられないものはないといってもおかしくないほど世界各地の料理がそこら中に溢れています。

 職のつきやすさ、ホームレスの少なさ

少子化の効果がありはするものの、日本は基本的に誰でも常に職につくことができる環境です。労働条件はかなり厳しい上に給料が低いことは、確かに定時で帰り良いお給料をもらえる海外からすれば考えられない光景ですが、日本はそのおかげで平等に、誰にでも職を与えられているともいえるでしょう。海外では失業率が高く、職につけなければ暮らしていません。そのためホームレスも増えていきます。一方、日本でホームレスを見かけることはほとんどありません。

 バスや電車の交通機関

日本の交通機関は、ほとんどが時間内に来ます。遅れた場合にも必ずお知らせがあります。海外のバスは時間内に来なくとも連絡がない場合もあるので、何を待っているかもわからず待たされたり、乗っている最中に勝手に方向を変えられたりします。

エンターテイメントの豊富さ

日本にはカラオケ、ボーリング、バーや居酒屋、クラブなど、暇だと思えば遊びに行ける場所がどこにでもあります。少し車で遠出すれば週末に行ける距離の遊園地も多く、冬にはスキー、夏にはビーチやプールなど、行く場所はつきません。海外では友達と遊ぶといっても、何をしよう?と考えてしまいます。

海外で問題視される日本の教育と労働環境

日本と同様アメリカも、主に育児保護体制の良いヨーロッパから問題視されるのは、学費を含めた子供の教育費です。子供を持つごとに家計が厳しくなるのなら、少子化が進んで当たり前とも言えます。日本は独り身の時は自分のお金で自分だけをまかなえば良いので、職にもつきやすく、なんでも手に入って便利で文句のない、若い間に過ごすには最適な場所だとも言えます。しかし家族ができて子供ができてとなると、教育費や教育委員会などの学校行事の参加、子供のいじめ問題、公立大学に入るための受験勉強、子供にも自分にとってもストレスとなることが多くなってきてしまいます。

また、日本の長時間労働などが海外でもニュースになるほど問題視されています。日本の自殺率は世界でも6番目に高く、女性の自殺率は3位です。“過労死”という言葉も日本語にしかない言葉で、海外の人たちはそれを聞いてびっくりします。24時間オープンのコンビニや日曜、祝日、いつでも開いているお店など、日本はとても暮らすのに便利な国ですが、それを実現するためにたくさんのビジネスが常にフル活動しているのです。便利な社会を作り出すための過度な労働は、仕方がないのかもしれませんが、本当に優先すべきものは何なのでしょうか。

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いかがでしたか? 海外で話題となるほど異常な日本のストレス社会が目立つなか、日本には世界一を誇れるほど素晴らしい面もたくさんあります。どこの国でも良い面、悪い面、それぞれあり、一概にどこが一番良いとは言えないところです。しかし筆者は日本の改善すべき面も含め、やはり海外に出るたびに日本の素晴らしさを思い出し、それをもっと多くの日本人にも認識してほしいと思いました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

Haruna

Jobby初代立ち上げメンバー。学生時代の3年間をヨーロッパやアメリカで過ごす。趣味は格闘技、筋トレ、美味しいもの巡り。4人兄弟、飼ってた猫は4匹と犬1匹。主に海外、英会話、旅行、社会に関する情報を発信。