食品業界に興味ある人必見!3000以上の企業が集まる、FOODEXとは!?

食品メーカーに興味のある就活生必見!

FOODEXとは

皆さんはFOODEXというイベントをご存知でしょうか?これは、3月7日~10日に幕張メッセで開かれた、国内最大級の国際食品・飲料展です!イメージ的には東京ゲームショウの食・飲料業界版というと伝わりやすいかもしれません。出展企業は3000以上、特に海外の企業が2000社近く出展しており、日本の企業と商談をする絶好のチャンスだと意気込んでいます。というのも、このイベントは食品会社とレストランやスーパーといった飲食業や小売業の企業とのマッチングを目的としたイベントなのです。本来は撮影もNGなのですが、今回はプレス側ということで撮影許可を頂き、これからバズりそうな企業のインタビューや試食をしてきたので、その情報をお届けしたいと思います!

企業紹介

①株式会社ぐらんふぁーむ

まずご紹介するのはこちら!若い女性に支持を得ているグラノーラを販売する長野の「ぐらんふぁーむ」です。この会社は地域の活性化と日本の食品自給率の向上を目指し、素材は可能な限り、信州産、国産にこだわっています。そのため、長野では若者だけでなくお年寄りまで、幅広い年齢層の方々から支持されているのだとか!この会社のすごいところはなんといってもバリエーションの豊富さです。信州産林檎&シナモンといった地元の素材をいかした味はもちろんですが、信州産きのこ&まめ、といった本当にグラノーラ?と思ってしまうような商品まであります!食べ方も牛乳に混ぜるだけでなく「スープやサラダにも混ぜてみて!」とのことなので、そういった豊富な食べ方も、多くの方に支持される理由の一つかも知れません!

②トルコ ロクム

FOODEXでは数々の外国企業がチーズやお肉、果物、ワインというような、その国ならではの食品・飲料を宣伝していました。そんな中でも、次に紹介するのは海外のこのお菓子です!このお菓子、みなさんはご存知ですか?これはロクムという砂糖にデンプンとナッツを加えて作るトルコの伝統的なお菓子だそうで、EROL GIDAというトルコの企業が出展しているブースで試食することができました。食感はお餅のようなやわらかくて伸びる感じなのですが、そこにナッツが加わり、初めて経験する食感でしたがこれが中々クセになります。味も甘いもののしつこ過ぎず、日本人にも受け入れられる味で、ディレクターがこれは絶対日本で流行ると大絶賛していました。残念なことに日本で食べることができるお店は少ないようですが、ディレクターの勘が本物ならば近いうちに日本で食べられる日も来るのではないでしょうか?今すぐ食べたいという方は、トルコ旅行をしてみてください!

③S&B

最後にご紹介するのは皆さんご存知S&Bです。S&Bというと胡椒をはじめとする調味料のメーカーというイメージが強かったのですが、今回プッシュしていたのはズバリ、パクチーでした!パクチーというと独特な風味故に好き嫌いが分かれる、そんな食品でしたが、それ故に話題に上がりやすく、ここ数年でじわじわと日本でもファンが生まれ、なんとパクチー料理専門店があるくらいです。そんなパクチーも実は世界ではポピュラーな食品で、既に数多くの国々で親しまれているそうです。そういった背景もあってS&Bは2017年にパクチーが大流行すると予想し、家庭でも手軽に使えるパクチー調味料のラインナップを充実させています!なんとS&Bの方はこれらが普及して手軽にパクチーが楽しめるようになり、最終的にパクチー専門店は無くなるという強気の発言をしていました。ブースではパクチーうどんを試食しましたが、思わずこれなら家でも簡単に作れると納得してしまいました。果たして2017年はパクチーの年になるのか、期待が高まるばかりです。

就活生に向けて

このように、企業の取材をしながら、沢山の方とお話しをし、業界を知ることができたので、これから就活をする方向けに、食品・飲料業界の傾向をお伝えできればと思います。

①若い人でも活躍の機会がある

取材をしていて、ブースを運営している方が内定者だったり、インターン生だったということが意外と多かったです。自社の商品を知るためには自ら宣伝することが一番とのことでしたが、完璧な説明や質問の受け答え、しっかりとしたビジネスマナーに感心してしまいました。

②グローバル化に対応できる能力が必要

今の時代となっては、商品を売るのは日本国内だけに留まりません。海外ブースでは、ほとんど英語やその国の母国語を話されていて、日本語だけではこの業界で仕事をするのは難しいのだなと痛感させられてしまいました。

③流行に敏感にならなくてはいけない

先ほどのS&Bもそうですが、いくら毎日必要な食品・飲料といえども、流行り廃りはあります。なので、自社の昔からのヒット商品だけに頼らず、常に食の流行に着目して、新商品を生み出していく必要がありそうです。この様に、食品・飲料業界は意外と仕事にやりがいがある業界なのかもしれません。

FOODEXに興味を持った方、食品・飲料業界に興味がある方は是非、次回のFOODEXに潜入してみてはいかがでしょうか?