【海外で働きたい学生必見!】海外で働くため方法と検討すべきポイントを解説

「いつか海外で働きたい」

「できるだけ早く海外に出てみたい」

そう考えている人もいるのではないでしょうか?

海外での就職は、日本では得られない刺激的で貴重な経験ができるものの、国内での就職よりもハードルが高いのが事実です。

そこで今回は、海外で働きたいと考えている学生向けに、海外で働くにはどんな手段があるのか、海外で働く上で検討すべき3つのポイントをご紹介します。

海外で働くにはどんな働き方・手段がある?

海外で働きたい!と思ったときに一番初めに思いつくのが、「現地の企業に雇われる・就職する」という方法かもしれません。しかし実際は、他にもいろいろな手段で“海外で働く”を実現できます。ここでは海外で働くための働き方・手段を5つご紹介します。

1.現地の企業に就職する

まず1つ目が、現地の企業に就職するという方法です。最近では海外企業専用の求人サイトや転職エージェントもあるので、海外企業に就職するハードルは低くなりつつあります。

しかし現地の企業に就職するためには、ある程度のスキルを持っておくことが必要です。日常会話レベル以上の英会話力はもちろん、ITスキルやマネジメントスキルなど、業種によって様々なスキルが求められます。

海外で就職する人の多くが、一度日本で就職をして、そこで得たスキルや経験を活かして海外で就職しています。説明した通り、現地の企業に就職するためのサイトやエージェントは整っていますが、高いレベルのスキルが求められるということを覚えておきましょう。

2.日本の企業に就職して海外在中

2つ目は、海外勤務のある日本の企業に就職して、海外在中するという方法です。日系のグローバル企業や伊藤忠商事・三菱商事などの大手総合商社、トヨタ自動車などの大手メーカーは、20代という若いうちに海外在中を行っています。

しかし海外在中は、会社内でも人気が高く、優秀な人でないと海外在中者として選ばれない可能性もあります。特に日本のグローバル企業に勤める人の多くが「海外で働きたい」と考えているので、倍率も非常に高いです。

このように、日本の企業に就職して海外在中する方法もありますが、倍率もかなり高く努力が必要であることを覚えておいてください。

3.ワーキングホリデー

3つ目がワーキングホリデーです。ワーキングホリデーは18歳~30歳の人を対象にして、1年間の休暇を楽しみながら海外で就業体験ができるという制度です。ワーキングホリデーを利用すれば、観光や就業・就学を1年間自由に体験できるので、手軽に海外で働くことが可能になります。

ワーキングホリデーの職種は、ショップ・レストランの店員やホテルスタッフ、現地のツアーガイド、留学会社のオフィスワークといったサービス業がほとんどです。どれも専門スキルが必要な業種ではないので、1年間とりあえず海外で何かをしてみたいという人にはぴったりの制度です。

ワーキングホリデーは「この職種で働きたい!という希望はないけど、海外で働くという経験をしてみたい・挑戦してみたい」という人におすすめです。

4.海外留学をして現地で就職する

4つ目は、海外で留学をして、現地で就職するという方法です。1,2週間ほどの短期留学でない限り、留学先の学校では「現地での就職支援」をしています。語学留学でも支援制度はありますが、特に専門留学はでは「留学→就職」というルートが整っています。

専門留学は、語学にプラスしてITスキルやプログラミング、Webデザインなどを学べるという留学です。語学と同時に就職する上で重要な専門スキルを身に付けることができれば、海外就職へと一気に近づくことができます。

5.フリーランスとして働く

5つ目は、フリーランスとして海外で働くという方法です。近年は多様な働き方がある中で、多拠点で働くノマドワーカーも増加しています。そういった人たちは、日本の仕事で収入源を持ちつつ、場所に縛られることなく働いています。

フリーランスの働き方としては、以下のような仕事があります。

・Webデザイナー

・HP制作

・Webライター

・Webマーケター

・ブロガー

・プログラミング

フリーランスの仕事はPC1台で完結するものが多く、だからこそ働く場所を問いません。フリーランスとして働くにはある程度のスキルが必要ですが、きちんとスキルを持って収入源を確保できれば、自由に海外へ行って働くことができるようになります。

海外で働く上での考えるべき3つのポイント

では実際に「海外で働く」と決断したら、何をすればよいのでしょうか?ここでは海外で働く上で考えるべき3つのポイントをご紹介します。

1.海外で働く目的を明確にする

まずは「なぜ海外で働きたいのか?」=海外で働く目的を明確にしましょう。海外で働くことは、言語の壁があることはもちろん、働く環境・生活環境がガラリと変わります。だからこそ、日本にいるとき以上にストレスを感じたり、苦労をしたりする場面も多くあります。

海外での生活をより良くするためにも、改めて「海外で働く目的」を見直しましょう。

2.働きたい国のビザを確認する

次に、働きたい国を決めて、どのビザで滞在するのかを決めましょう。海外に長期滞在するためには、ビザや就労許可証が必要です。またビザの種類や取得条件、有効期限なども国ごとに異なるため、きちんと事前に調べておく必要があります。

海外に滞在する上で必要になるビザは、できるだけ早めに検討しておきましょう。

3.国の現状をリサーチする

滞在先の経済状況をはじめ、物価、習慣、人々の暮らしなど、滞在する国の情報を集めましょう。海外で働いて暮らすということは、旅行とは訳が違います。生活費はどのくらいかかるか、公共交通機関は整っているか、税金はどのくらいかかるか等、あらゆる情報を事前に調べておくことが大切です

いざ海外の生活が始まったときに困らないためにも、国の現状をリサーチすることは怠らないようにしましょう。

まとめ

今回は海外で働きたいと考えている学生向けに、海外で働くにはどんな手段があるのか、海外で働く上で考えるべき3つのポイントをご紹介しました。

海外で働くためには様々なスキルが求められますが、自分にとって貴重な財産になること間違いありません。ぜひ今回の記事を参考にしながら、海外で働くことを検討してみてください。