【23卒向け】大学3年の夏が勝負!やるべき就活準備とは?

大学生の夏と言えば、何より夏休み。

友達と楽しみな予定がある方も多いと思いますが、大学3年生の夏は来年の就活に向けて動き出すべき時期でもあります!

今回は23卒の方に向けて、今年の夏にやるべきことをご紹介していきます!

まだまだ先と思われがちな就活も、スタートダッシュが肝心です。本格的な就活をスムーズに進めるためにもチェックしておきましょう。

【23卒向け】大学3年の夏が勝負!やるべき就活準備とは?

23卒の就活スケジュールは、今まさに選考中であるの22卒あら大幅な変更はないことが予想されています。

まずは「何から始めたら良いかわからない…」という方にチェックしてほしい最優先事項から説明していきます。

インターンに参加しよう

多くの企業では、夏休み期間にインターンが行われます。

インターンへの参加は任意なのでは?と思っている方もいるかもしれませんが、ほとんどの企業で選考に少なからず影響があると言われています。

企業のインターンの案内に「選考に関係はありません」のように記載されている場合もありますが、インターンの開催に多くの費用がかけられていることを想像すれば、関係ないとは言い切れないですよね。

インターンの参加を推奨する理由は、

1.採用へ少なからず影響するから

2.企業や業界の分析ができるから

この2点が挙げられます。

1に関しては前述の通り。

2は特に注目したい部分です。

昨今はネット検索でなんでも調べられる時代ですが、サイト上ではわからない情報を手に入れることが出来る場所がインターンです。

ネットだけで研究する場合と比べてより良質な研究ができます。

インターンは冬にも行われますが、夏のインターンは「体験・実務型」のものが多いです。企業・業界を知ることができる大きな機会になるでしょう。

ちなみに、コロナウイルスの流行により2020年で多くの企業が採用活動のオンライン化に対応しています。

企業によりけりですが、インターンに関してもオンライン上で開催される可能性があることを意識しておきましょう。

自分自身の分析をしよう

インターンの参加が決まればそれに集中できますが、インターンにも選考があるため落選してしまったり、現段階では特に興味がある企業が無いという方もいるかと思います。

そういった場合にやってほしいことが「自己分析」です。

しかし「自己分析って何をすればいいの?」とピンとこない方もいますよね。具体的にみてみましょう。

そもそもなぜ自己分析が必要なのか

結論から言うと、

・企業を選ぶ軸を決めるため

・自分のことを他の人にわかりやすく説明できるようにするため

この2点になります。

”企業を選ぶ軸”とは、「どんな企業にするか」「どんな仕事内容がよいか」「どんな社風が自分に合っているか」のような部分です。

ココが分かってくると、企業の選定もしやすくなりますよね。

そしてその先にある実際の選考では、エントリーシートや面接で自分のことを分かりやすく伝えられるように準備しなくてはなりません。

企業選び~実際の選考まで、自己分析が大きな意味を持つことがお分かりいただけたかと思います。

どうやって自己分析をするのか

自己分析は、数学のように絶対的な答えがあるものではありませんよね。

しかし、正しく分析すれば自分に最適な答えを導けるはずです!具体的な分析方法を4点ご紹介します。

1.適性検査

インターネット上で複数の質問に答えていき、性格や考え方などが結果で出てくるツールです。

「適性検査 web」のように検索すると多くのサイトがヒットしますのでぜひ活用してみてください。

2.マインドマップ

これは、自分の頭の中にある考えを書きだ出して可視化するものです。

例えば「自分」という中心から、「趣味/苦手なこと/努力したこと」と3つに枝分けし、

趣味・・山登り、キャンプ、音楽鑑賞

苦手なこと・・暗記、急かされること、

努力したこと・・居酒屋のバイト、バスケ部

のようにそれぞれをさらに枝分け。この要領でクモの巣状にどんどん書き広げていきます。

履歴書の自己PR欄など、文章を組み立てる時などに役立ちます。

3.自分史

これはイメージしやすい方が多いかと思います。

小学校/中学校/高校/大学と時代で枠を区切り、それぞれの時代に経験した出来事や思い出、何を身につけたかなどを考えていきます。

人生を振り返り、何が印象的だったかを思い返すのに役立ちます。書き出すだけでなく「何故?」という点まで意識するとより良い自分史になりますよ!

4.ジョハリの窓

はじめて聞いたという方も多いかもしれませんが、自己分析でよく使われるものです。

1955年にアメリカの心理学者のジョセフ氏とハリ氏が生み出したことで「ジョハリの窓」と呼ばれるようになりました。

これは、自分と他人がズレている部分を見つけることが出来るツールになります。

まず性格や資質要素を書き出します。

(例:優しい、頑固、几帳面、リーダーシップ、真面目etc)

それぞれの要素で、自分が当てはまると思うものを選んでみます。その後で家族や友達などに、自分に当てはまるものを選んでもらいましょう。これで、

・自分しか知らない要素か

・自分も他人も知っている要素か

・他人しか知らない要素か

・誰からも知られていない要素か

の4パターンに切り分けすることが出来ます。

自分のことを客観的に見ることができるようになるため、新しい自分の発見に繋がるかもしれませんよ。

業界分析をしよう

自分なりの企業選びの軸と分析が済んだら、いよいよ業界の分析に入っていきます。

聞こえは難しいように感じますが、

「自分の強み・素質を導き、ビジネスモデルを理解する」

「各職種の働き方と、求められる素質を考える」

このような流れになります。

このビジネスモデルというのは”どんな商品を誰にどのように販売して利益を得ているか?”という考えで調べていくと理解しやすいです。

そして、1つの企業でも営業/マーケティング/製品開発など、職種は多岐にわたります。

各職種にはどんな素質が必要?何が自分に合っている?という部分を、自己分析の結果をもとに導いてみましょう!

就活に繋がる充実した夏にしよう

今回は夏のインターンへの参加、自己分析、業界分析の3つを紹介しました。

これらを夏に済ませておくことで、下記のようにその後の計画を進めていくことができます。

・冬のインターンへの参加企業の決定

・就活の軸に基づいた業界・企業の選定

・エントリーシート、履歴書、面接で使用するアピール内容の絞り込み

早い業界では、夏が終わった10月頃には会社説明会が開催される場合もあります。

そう考えると、あまり時間が無いようにも思えますよね!

自分の時間が増える夏休み期間に、できることをスタートしていきましょう。