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あなたも該当してる!? 採用担当者を思わずイラつかせる就活生の一言
初めての就職活動では、慣れない環境で緊張をしたり、間違った敬語を使ってしまったり、いつでもパーフェクトな状態ではいられないですよね。
これまで何名もの就活生を見て来た採用担当者ならもちろんそんな事情も理解してくれてはいますが、採用担当者もまたひとりの人間です。穏やかな気持ちでいられない時もあるようです。
今回はこっそり採用担当者に聞いた、悪気がないのはわかってはいても思わず「イラッと」してしまう就活生の言動をご紹介します!
就活生のみなさんはこの記事を読んで、不用意な発言をうっかりしてしまわないように気を付けましょう!
これはNG!採用担当者も呆れ顔でイラッ
エントリーNo.1 挨拶ができない、返せない
社会人にとって挨拶は基本中の基本。
どの採用担当者も挨拶はできて当然のものだと思っています。
初対面で挨拶ができないと、暗い印象を与えるだけでなく、コミュニケーションを取る気がないと思われてしまう可能性があります。
例え極度なシャイボーイ、シャイガールであっても無言の会釈だけでは挨拶として不十分です!
聞き取りにくい小さな声も印象が良くありません。どんなに恥ずかしくても、挨拶ははっきりとした声で相手の顔を見て行いましょう。
エントリーNo.2 謝罪ができない
就活をしていて、自分のミスやトラブルで企業の方に迷惑をかけてしまうことは誰だって一度はあるものです。
このような時、企業の方に誠意をもってお詫びをすれば大きな問題にはなりません。
ですが、例えば相手との約束や時間を守れなかった時などに、謝罪の言葉が一つも出てこない就活生もいるようです。その時は大事にならなくても、後々「あの学生は迷惑をかけておきながら謝罪すら無かった」と悪印象に繋がってしまいます。
また、謝罪が必要なことが起きた時に理由を伝えないのも印象を悪くする場合があります。
言い訳に聞こえそうであえて言わないようにしている人もいるかもしれませんが、どうしてそのような事態になったのか、理由を聞きたい採用担当者も多いようです。謝罪の後に、理由を付け加えて少し丁寧に伝えてみる良いかもしれません。
相手に対して悪いことをしてしまったら即座に謝るよう心がけましょう。
エントリーNo.3 社名を間違える
「○○○(企業名)様が第一志望です!」と意気込んで言っている就活生が企業名を間違えていたら、採用担当者は「イラッ」を通り越して呆れてしまいます。
通常選考を受ける企業の社名を間違えることはありえないことのように思えますが、こうしたミスをする人は企業名を間違っているという認識が無いから間違えてしまうのです。
社名を間違えることは、その企業の社員からすると自分の名前を間違えられているのと同じぐらい失礼なことに当たります。
くれぐれも電話や選考で社名を間違えないように、特に漢字やアルファベット表記の企業は事前に調べておくと良いでしょう。
大学生ならではのミス!日頃の癖にイラッ
エントリーNo.4 若者言葉、省略言葉
大学の友人同士で話す時に使う省略言葉や若者特有の言葉を就職活動の面接でも使ってしまう就活生には採用担当者も「イラッ」としてしまいます。
代表例が、「おねがシャス」「あざっす」「マジ」「こんちは」「○○○っす」などです。
その言葉使いに慣れすぎているのか、就活の場面でも若者言葉や省略言葉を使ってしまう就活生も少なくないそうです。
このような表現は目上の人に話す時の言葉遣いとして相応しいとは言えません。
また、社会人からするとこのような若者言葉は普段聞き慣れていないので、みなさんが思っているより目立って聞こえてしまい要注意です。
体育会系の就活生がよく使っている、「自分」という一人称も実は面接やビジネスシーンで使う言葉づかいとしては不適切です。「私」や「僕」という言い方に慣れておくと良いです。
これらの表現は総じて、「学生気分が抜けていないな」「ちゃんとした対応を取れない学生なのかな」と評価されてしまうようです。
エントリーNo.5 友達口調
「○○じゃないですか~」「○○だと思うんですよぉ~」など、仲の良い友人や先輩と話す時のような喋り方をする就活生も度々見られます。
このような喋り方を聞いて「あなたのお友達ではありませんから」と、イラッとする採用担当者が続出しています。
語尾がだらしなく伸びていると、言葉使いはきちんとしていても友達口調に聞こえてしまうので注意しましょう。
「○○なんで~」「じゃあ」なども、「○○なので、○○です」「それでは」という風により丁寧な言い方に変えるだけで大きく印象は変わります。
この項目は採用担当者にとってはイラつき度が特に高いものなので、細心の注意を払って話すように心がけましょう。
エントリーNo.6 知らず知らずの先方批判
長期インターンシップで数年間社会経験を積んでいるなどの特殊な例を除き、業界や職種、企業に対する就活生の観念はイメージや先入観の域を超えていない場合が多いです。実際には経験していないため当たり前のことなので、そのことを理解している就活生なら特段何の問題もありません。
ですが、自分の持っているイメージが正確な情報だと思い込み、採用担当者相手に知ったような話し振りをする就活生はイエローカードです。
そして「知ったかぶり」がイエローカードなら、レッドカードは「先方批判」です。
知らず知らずのうちに相手企業の業界批判や企業批判をしてしまい、ヒンシュクを買ってしまうケースもあるそうです。
これは業界研究や企業研究、OBOG訪問などの情報収集を熱心に行った人ほど犯してしまいがちなミスなので、どんなに沢山の情報を集めたとしてもまだ知らないことの方が多いと謙虚な気持ちを忘れずにいましょう。
はっきりと言ってくれ!紛らわしい言い回しにイラッ
エントリーNo.7 「多分」空いてます
採用担当者が説明会や選考の日程案内などの話をした際に、「多分空いています」「今のところ空いています」と曖昧な受け答えをする就活生にイライラが募るようです。
採用担当者は参加人数分の資料の準備や会場の確保・整備、面接担当者への報告など様々な業務を行わなければなりません。そんな中当日ドタキャンする可能性を匂わせる言い方は、「今空いているのなら当日まで空けておいてくれ」とストレスに感じるそうです。
予定が合わないことに関しては仕方が無い部分もあるので、もし都合が付かなくなる可能性がある場合は初めの段階ではっきり伝えた方が良いでしょう。
エントリーNo.8 何にでも「大丈夫」です
「大丈夫」という言葉は社会人になってからもよく使う言葉ですが、質問に対する「大丈夫」は、YesともNoとも取れる場合があり非常に分かり辛い表現でもあります。
例えば、「次回の選考に進まれますか?」「ご案内を続けてもよろしいですか?」などの質問対して「大丈夫です」という回答の仕方が該当します。「希望します、お願いします」と言いたいのか、「結構です、必要ありません」と言いたいのか聴く側にははっきりと伝わりません。一言で済む会話を「それは○○ということですか?」と更に続けなくてはならないため、多忙な採用担当者には非常に煩わしく感じてしまうそうです。
曖昧な表現は避け、採用担当者に二度手間をかけさせないようはっきり受け答えしましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。身に覚えのあるものはありませんでしたか?
あからさまに態度が悪い、志望度が低い言動は問題外ですが、本当は志望度が高いのに上記のような言動で採用担当者にネガティブイメージを持たれないよう気を付けたいですね。
いざという時は日頃の癖がつい出てしまいがちなので、就活を機に正しい敬語の使い方や言い回しに慣れていってください。