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スムーズな海外就職をするために!
グローバル化が進む今、一般的な日本企業に就職するのではなく
「せっかく就職するなら世界に飛び出して、海外にある企業で働いてみたい!」と思っている大学生もいるのではないでしょうか。
今回は、実際に海外企業で就職した筆者の経験を踏まえ海外で就職活動をする際の極意をお伝えします!
<極意①>まずは現地へ視察および留学をすべし!
憧れだけで決めるのは危険?
世界には、アジア、ヨーロッパ、アフリカなどを始めとして様々な地域があり、
国によって文化、習慣、気候から全て異なります。
もし働きたいと思う国がある場合、短期間でも良いので一度は現地視察、もしくは留学をしてみて下さい。
人によって自分と相性が合う国、合わない国はあるものです。もし海外の地でで就職が出来たとしても、自分と国の相性が合わずに辞めてしまっては本末転倒ですよね。
そうならないためにも、まずはその国が自分に合うのかを確認する意味でも、前もって現地視察もしくは留学をオススメします!
人脈がものをいう?
海外就活での大事な要素の1つにコネクションがあります。
実は、日本以上にコネ就職が多いのです。
なぜかというと、欧米の場合は組織よりも個人の結びつきが強いため、会社に努める人間が会社に適していると思う知人をスカウトすることが多いからです。
視察や留学は、この現地コネクションを作るうえでもとても大切なのです。
<極意②>必要なのは、語学+アルファ!
海外で就職をしようと考えると、まずは語学力が必要だというイメージが強いのではないでしょうか。
もちろん英語や現地の言語がある程度話せることは、海外の就職活動においては必須条件です。
しかし、現地の方々と同じ語学力であったとしたら、現地の企業は現地の人をを採用するでしょう。
そのため語学に加えて必要になってくるのが、別のアピールポイントです。
例えばプログラミングなどのスキル、リーダーシップ、責任感が強い性格など、他の人より優れている点を証明しましょう。
日本の就職活動と同じように、過去のアルバイトや大学の部活、ボランティア活動などから自分のアピールポイントを探してみて下さい。
ちなみに筆者の場合は、現地の言語以外にも英語ができること、アメリカの学位を持っており多様性があることが評価され採用となりました。
<極意③>狙い目はインターンシップ!
海外の就職活動に際して、まずはインターンシップを狙ってみましょう。
なぜなら、従業員の権利が強い欧米では最初から社員として雇うことは会社側のリスクが高いからです。
しかし、インターンシップであれば短期間でも雇ってくれる可能性があります。
実際に筆者の知人が住んでいるフランスでは、インターンシップ制度が学校で義務付けられています。
そのため、インターンシップ際の働きぶりによってスカウトがかかれば、大学卒業後にその企業で働き続ける人もいます。
熱意ある動機書と語学+アルファを盛り込んだ履歴書を希望する企業に送り、インターン生として採用されたらしめたものです。
そこで評価されれば社員登用の可能性が高まります。たとえ登用されずとも、インターンシップの経験は就職活動においてプラスの情報になります。
まとめ
筆者の経験から海外で就職活動をする際の極意についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
筆者が感じた海外で就職する極意は、
- 現地の視察および留学
- 語学+アルファ
- インターンシップ
です。日本ではなく海外というフィールドでの就職活動に挑戦をする勇気ある学生に、少しでもお役に立てたら幸いです。