もしも大谷翔平選手が僕らと同じように就活をしたら

大谷翔平選手だって就活することもある

毎日大谷選手のニュースで盛り上がっていますね。大谷選手のために早起きして大リーグの試合を見ている人も多いのではないでしょうか。

メジャーで大活躍していますし、大谷選手はきっとこの先も野球を続け、いくつもの記録を塗り替えていくでしょう。

果たしてそうでしょうか?
現在大谷選手は23歳。まだまだ会社には”新卒”枠として入れる年齢です。
万が一「やっぱり野球やめて、今の大学生と一緒に就活します」という可能性もありますよね。そんなことないか。笑

しかしもしなにかの間違いで、大谷選手が就活をしたらどうなるのでしょうか? 今回の記事では、「就活でよく聞かれる質問」を元に今や世界から注目される大谷選手がどんな受け答えをするのか、そんなことを妄想しながら、就活の面接でのコツを学んでいきましょう。

自己紹介をお願いします

岩手県出身の23歳です。野球が趣味で、小さい頃からやっていました。今まではロサンゼルス・エンゼルスに所属していました。

引用:https://full-count.jp/2017/12/25/post99842/

就活での自己紹介の場で注意する点としては、自己紹介は自己PRになってはいけないということです。自己紹介で「私は〇〇に取り組んだ事があり〜、〇〇なので御社を志望して〜、もし入社が叶ったら〜」と長い間自己PRをすると、面接官に悪い印象を与えることもあります。その点大谷選手の自己紹介は、短く簡潔です。さらに最後の「ロサンゼルス・エンゼルスに所属していました。」というパワーワードで面接官の気をひくこと間違いなしです。

今までの人生で頑張ってきたことはなんですか?

野球を頑張りました。小さい頃から野球に打ち込み、高校を卒業後、日本ハムにドラフト1位で入団しました。プロ野球に入ってからも活躍して、2016年にはリーグMVPに選ばれました。

引用:http://number.bunshun.jp/articles/-/826759

面接では、面接官はありきたりな話題に飽きていることもあります。例えば、ボランティアやアルバイトやゼミの話題は、たくさんの学生が話す内容です。その点大谷選手は人とは違う経験をしているので、面接官に新鮮な話題を届けられます。

しかし大谷選手の回答は、満点とは言えません。学生時代に成し遂げた事実を述べるだけでは、その話に対して説得力がありません。なぜそれをやったのかやその経験を基ににどんなことを得たのかを説明するべきです。特に大谷選手の場合、話の具体性や自分の考えを話の中に挟まないと、成し遂げたことが偉大すぎて、本当そのようなことを成し遂げたのかと疑われてしまいます。

あなたの長所を教えてください

165km/hの球を投げることが出来ることです。

引用:http://number.bunshun.jp/articles/-/829609

長所を話すときは「自分がこれは絶対に負けないと思うところ」を話すと好感度が高いです。また面接官は「何かで一番を取ったことがある人」が好きな傾向にあるので、自分が1番になった経験も話すと良いでしょう。大谷選手は「日本で一番速い球を投げることが出来る」というものすごくシンプルで、わかりやすい長所を持っていますね。その話をすれば一発で面接官に大谷選手のことが伝わります。
その話の延長で、面接時に実際に特技を見せることで、面接官に覚えてもらうというテクニックもあります。しかし大谷選手の場合、キャッチャーがいないと、人を殺しかねないので披露できません。

これまでの人生において何かの決断を迷った経験を教えてください。

高校卒業後の進路について迷いました。日本プロ野球に入るか、メジャーリーグに行くか迷いました。栗山監督はじめ様々な人の話を聞き、まずは日本プロ野球に入ることに決めました。自分の進む道を正解にしたかったので、日本プロ野球で活躍して、鳴り物入りでメジャーに行きました。

引用:https://toyokeizai.net/articles/-/205602

このような質問は、「何を迷ったか」や「何を基に決断したか」を聞いているので、その回答がないと減点です。しかし大谷選手の場合、「日本プロ野球で活躍して、鳴り物入りでメジャーに行きました。」という発言で全てを覆すことが出来ます。
皆さんは大谷選手のように圧倒的なエピソードを持っていないかと思いますので、しっかり「何を迷ったか」や「何を基に決断したか」を話しましょう。

 

まとめ/終わりに

いかがでしたでしょうか。
大谷選手の回答を皆様の就活の参考にしていただければ幸いです。

就活生の皆さんは大谷選手とあまり年齢が変わらない方々かと思います。
大谷選手のメジャーでの活躍を励みに皆さんも就活を頑張って、大谷選手ぐらい充実した人生を送りましょう!