2021年2月26日、卓球/Tリーグの決勝戦がアリーナ立川立飛にて行われました。
そこで私たちJobby編集部が、今注目の卓球チーム「琉球アスティーダ」の応援をしに会場へ行ってきました!
Tリーグとは?
Tリーグとは、プロとアマチュアが混合しているリーグで「世界でも最高水準のプレーが楽しめるリーグを作ること」等を理念に掲げ、2018年から毎年開催されている卓球リーグです。
「最高水準のプレー」を楽しめるよう、直近2シーズンの成績で選手ランクがA〜Sランクまで定められており、この条件に当てはまらないと出場出来ない仕組みになっています。
ランクの条件
ランク付けの条件は以下のようになっています。
・Aランク
AAランク相当もしくはそれ以上の実力があると認められている選手で、AAランクとの試合で2回もしくは3回に1回は勝てるレベルの選手であること。
・AAランク
直近2シーズン以内のWRで50位以内、日本選手権でベスト16に入っており、Tリーグの前年シーズンで個人成績が5ポイント以上あること。
・AAAランク
直近2シーズン以内でWR30位以内、直近4シーズン以内のオリンピックもしくは世界選手権でシングルスベスト16以内であること。
Tリーグの前年シーズンのシングルスでAAAランクに3勝しており、個人成績で13ポイント以上であること。
直近2シーズン以内でワールドツアーにて優勝していること。
・Sランク
直近2シーズン以内のWRで10位以内であること。
直近4シーズン以内のオリンピックもしくは世界選手権のシングルスでベスト8に入っていること。
直近4シーズン以内のオリンピック・世界選手権の団体で優勝していること。
ワールドツアーで直近シーズン以内に優勝していること。
それぞれのランクに細かく条件が定められており、これだけ見てもハイレベルなリーグであることが伺えます。
琉球アスティーダ
「琉球アスティーダ」とは、沖縄を本拠地とする卓球のクラブチームで、アマチュアチームは日本卓球リーグ実業団連盟が主催する日本の卓球競技の最高峰「日本卓球リーグ1部」に所属。またプロチームは、日本初のプロ卓球リーグ「Tリーグ」に所属しています。
会場では検温と消毒、持ち物検査が行われており、万全な感染対策のもとで試合が行われました。
チーム名の「アスティーダ」(Asteeda)は、「明日、未来」と「ていだ」(沖縄の方言で太陽)を組み合わせたもので、未来を照らす太陽となるクラブの意味が込められているそうです。
決勝戦
私たち編集部が応援をしに駆け付けた決勝戦では、これまで二連覇をしている「木下マイスター東京」と戦いました。相手チームには、水谷隼選手や張本智和選手が在籍しています。
ファイナルということで、張り詰めた空気の中で試合は進行し、サーブの前は特に緊張感が高まりました。
1ポイント毎にそれぞれのチームのサポーターが一喜一憂し、本当にサポーターも選手と共に戦っている印象でした。
琉球アスティーダからファイナルの試合に出場した選手は以下の4名です。
木造 勇人
ランク:S
生年月日:1999/10/22
出身:愛知県
戦型:左シェークドライブ
世界ランキング:215位
吉村 和弘
ランク:AAA
生年月日:1996/7/28
出身:茨城県
戦型:右シェークドライブ
世界ランキング:52位
戸上 隼輔
ランク:S
生年月日:1992/7/23
出身:栃木県
戦型:右シェークドライブ
世界ランキング:97位
吉村 真晴
ランク:S
生年月日:1993/8/3
出身: 茨城県
戦型:右シェークドライブ
世界ランキング:66位
そして、気になるファイナルの対戦成績は以下の通りでした!
木下マイスター東京 VS 琉球アスティーダ
①及川 瑞基&田添 健汰 1 – 2 木造 勇人&吉村 和弘
②大島 祐哉 2 – 3 戸上 隼輔
③及川 瑞基 2 – 3 吉村 真晴
琉球アスティーダは3マッチを先取し、見事Tリーグ2020-2021の年間チャンピオンに輝きました!
YouTubeでは今回の、迫力満点の試合映像を見ることができるので是非ご覧になってみてください!
優勝インタビュー
優勝が決まった瞬間吉村選手は床に座り込み、「チャンピオン 琉球アスティーダ!3−0でノジマTリーグ 2020-2021、栄えある年間チャンピオンに輝きました!」というアナウンスが会場に響き渡り、会場は盛大な拍手に包まれました。
そのままパネルが運ばれ、吉村選手へのインタビューが始まりました。
司会者
「今回大会のチームの雰囲気はいかがでしたか?」
吉村選手
「もう、最高だと思います。見てもらったら分かるように、本当に仲の良いメンバーがお互い支え合って、苦しくなったら次に出るメンバーが必ず負けた人の分もリベンジをして。
『誰が出ても勝てる』それが今回の琉球の強さでもありました。
決勝でプレーしたメンバーはすごいプレッシャーの中だったと思うんですけど、そんな中で負けても最後までしっかりと戦ってくれましたし、出られないメンバーは出場メンバーのためにわざわざ足を運んでくれたりとか、サポートしてくれたりとか。
本当に素晴らしい最高のチームだと思います。」
司会者
「今日会場にいらっしゃる方、そして会場に来られなかった方々のために、改めて優勝の喜びの声をお聞かせください!」
吉村選手
「まずはこのコロナの中で、万全の対策を取ってファイナルが行われて、観客の皆さんにも不憫なところもあったかもしれないですが、皆さんの応援があったからこそ今回のTリーグのファイナルが盛り上がりました。
僕らも、皆さんに素晴らしい試合をお届けできるよう準備をしています。なので今後ともTリーグそして琉球アスティーダ、他のTリーグチーム含めて皆さんでどんどん盛り上げていって、このTリーグというものを素晴らしい組織にリーグにしていけたらと思います。
今後もこのTリーグを楽しみにしていて下さい!」
まとめ
今回は、初のTリーグ年間チャンピオンに輝いた「琉球アスティーダ」をご紹介しました。
確かな実力を備えた今注目の卓球チーム、今後の更なる活躍が今から楽しみですね!
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