【Bリーグって何?】Bリーグの仕組みや有名チーム&選手を分かりやすく解説!

今日本で注目が集まっている「Bリーグ」

しかし、「Bリーグってよく聞くけど、あまりよく知らない…」「Bリーグはどういう仕組みなの?」といった疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、Bリーグについてあまり知らない初心者向けに、Bリーグが一体どんなものなのか、そして有名チームや選手などを紹介します。

この記事を読めば一通りBリーグについて知ることができます。

ぜひ参考にしてくださいね!

Bリーグとは?

Bリーグ(B. LEAGUE)とは、2016年に設立された、国内男子プロバスケットボールリーグ(Japan Professional Basketball League)です。世界に通用する選手やチームを輩出することや、バスケットボールのエンターテイメント性を追求するために設立されました。

Bリーグは、簡単に言えば日本サッカーのJリーグと同じようなものです。JリーグにJ1・J2・J3があるように、BリーグにもB1・B2・B3と3つのリーグが存在し、各リーグ内で優勝を争います。

Bリーグの名前の由来は、BasketballのBに加え、「Boys, be ambitious」のように無限の可能性を秘めている、という意味が込められているそうです。

Bリーグの仕組み

Bリーグの試合は、レギュラーシーズンとチャンピオンシップの2つで構成されています。ここではBリーグの仕組みを分かりやすく説明します。

Bリーグのレギュラーシーズン

レギュラーシーズンは、秋から翌年の春まで(2020-21年の場合は10月~翌年6月)です。その間に60回もの試合が行われます。

2020-21のレギュラーシーズンは、B1の20チーム、B2の16チームがそれぞれ2つの地区(東地区、西地区)に分かれ、地区内で順位が付けられます。その後、地区内での成績が高いチームが「チャンピオンシップ」に出場することができます。

B1で行われる60回の試合の内約は、以下のようになっています。

・同じ地区のチームと4回の総当たり戦(9チーム×4試合=36試合)

・他の地区のチームと2回の総当たり戦(10チーム×2試合=20試合)

・任意に選ばれる他の地区のチームと4回戦(4試合)

このレギュラーシーズン後に行われる「チャンピオンシップ(プレーオフ)」には、上位8チームしか出場することができません。どのチームもチャンピオンシップに出場することを目標にしているので、レギュラーシーズンでは熾烈な争いが繰り広げられます!

Bリーグのチャンピオンシップ(プレーオフ)

レギュラーシーズン後に行われるチャンピオンシップは、上位クラブだけが出場できるハイレベルな戦いです。このチャンピオンシップで、B1・B2それぞれの総合チャンピオンが決定します。

B1でチャンピオンシップ出場できるのは、以下の8つのチームです。

・各地区の上位3チーム(上位3チーム×2地区=計6チーム)

・各地区の4位~10位のチームのうち、勝率の高い2チーム

そして、チャンピオンシップの大きな特徴が「トーナメント戦」です。準々決勝と準決勝は2試合行われ、両チームが1勝1敗の場合は3試合目が行われて勝敗を決めます。

そして、トーナメント戦を勝ち続けた2チームで行われる決勝は、1試合のみの一発勝負!上位2チームによる熱い試合が繰り広げられます。

オールスターゲーム

レギュラーシーズンとチャンピオンシップが終了した後に行われるのが、オールスターゲームです!このオールスターゲームは、普段所属するチームを超えて、選ばれた選手のみが試合をするのが特徴です。

オールスターは、BリーグブラックとBリーグホワイトの2チームで試合が行われます。オールスターに出場する選手は「ファン投票」で5人、「リーグ推薦」で7人、「SNS投票」で1人が選ばれます。

つまり、各チームで12人、計24人しか出場できない試合です。ファンにとっては好きな選手ばかりが登場し、チームを超えて戦っている姿が見られるので、夢のような時間です。

また、スリーポイントシュートコンテストやスキルズチャレンジなど、ゲーム以外にもファンを楽しませてくれる要素があるのも魅力です。このように、エンターテイメント性が高いのも、Bリーグのオールスターゲームの特徴です。

Bリーグの有名なチーム

千葉ジェッツ

Bリーグの中で最も人気のあるチームが、「千葉ジェッツ」です。上手い選手や人気選手が揃っているのももちろんですが、エンターテイメント性の高さも人気の理由の1つです。

観客が試合を楽しめるよう、照明や音楽を派手に使った演出をしたり、コート内に映像を投影して盛り上げたりするなど、様々な工夫をしています。他にもハーフタイムにはショーを行ったり、グルメを楽しめたりと、どんな人でもBリーグを楽しめるよう工夫しています。

アルバルク東京

B1のリーグを2連覇している「アルバルク東京」は、多くの日本代表の選手が在籍する実力派チームです。

どんな相手チームでも圧倒させるような手堅い攻めと、どんな試合展開でも落ち着いて対応できる強さが魅力です。バスケットボールをよく知らない人・初めて試合を見に来た人でも圧倒するような試合展開を見ることができます。

琉球ゴールデンキングス

「琉球ゴールデンキングス」は、Bリーグで最も多い計4回の優勝を果たしているチームです。2020-21年のレギュラーシーズンでも、西地区で圧倒的な強さを見せています。

琉球ゴールデンキングスの観客動員数はかなり多く、コロナウイルス流行以前は、試合のたびに体育館が満員になるほどファンから愛されるチームです。

Bリーグの有名選手

富樫 勇樹

Bリーグの中で最も人気の日本人選手が、千葉ジェッツに所属する富樫勇樹です。オールスターゲームにも5年連続ファン投票で選ばれるほどの人気っぷりです!

ボール運びのテクニックやプレッシャーをかけるディフェンスなど、様々な武器を持つ富樫選手ですが、一番の魅力は、“得点力”です。ここぞという時に必ずシュートを決め、チームを引っ張る姿は、ファンを魅了しています。

田臥 勇太

田臥選手は、日本人初のNBA(National Basketball Association)でプレーをした最初の日本人選手です。高校生の頃から圧倒的な強さを示し、誇らしい業績を納めています。

田臥選手は現在宇都宮ブレックスでプレーし、年齢は40歳です。2021年のファン投票でも圧倒的な人気を集め、Bリーグ界を影で引っ張る存在です。

テーブス 海

Bリーグのバレンタイン投票企画で、3年連続「モテ男No.1」に選出されたのがテーブス海です。身長188㎝という体格を生かし、日本のポイントガードとして期待が高まっています。全米トップクラスのアシスト力を持つと言われていて、今後もさらに活躍が期待される注目選手です。

まとめ

今回は、Bリーグの仕組み、そして有名チームや選手を解説しました。

エンターテイメント性もあり、バスケをよく知る人から初心者まで幅広く楽しめるのがBリーグの魅力です。ぜひこれを機に、Bリーグの試合を観戦してみてはいかがでしょうか?