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歯を白くしたい方へ
海外に行った時、日本で旅行者を見た時、外国人の歯の白さや美しさに驚いたことはありませんか?
かつては、日本人と欧米人では、ホワイトニングやデンタルケアへの意識が異なっていました。それが今では海外に滞在している方なども増えたことにより、だんだんと海外での認識が浸透してきました。虫歯がなくてもホワイトニングやクリーニング、定期検査で歯医者に通っている方も少しずつ増加しており、歯の色のホワイトニング、美しさ、歯並びへの意識も高まってきています。
ここでは、歯を白く美しく保ちたい方へ、お勧めの歯磨き粉などの紹介をしていきたいと思います。
日本人の歯の特徴
肌とのコントラスト
白人は元々の色素が薄いため、歯の色も白い傾向にあります。黒人は隣り合わせの肌の色とのコントラストで、日本人と同じくらいの黄色い色でも白く見えます。
大雑把に「歯の色が白い」と表現しましたが、色素が薄くて歯が白いとはいったいどういうことなのでしょうか?それはエナメル質の薄さの違いなのです。
エナメル質の薄さ
日本人は欧米人に比べて、エナメル質が薄いと言われています。
歯は、エナメル質・象牙質・歯髄(歯の神経)が主な組織として成り立っています。
そしてエナメル質とは、歯の一番外側の部分で半透明になっています。その下にある象牙質というクリーム色の組織が透けて見えています。日本人は一番外側のエナメル質が非常に薄いので、その下の象牙質のクリーム色が透けて見えて、歯が黄色く見えるのです。
そしてこの象牙質という組織は、加齢とともに濃い色に変化していきます。エナメル質も摩耗して薄くなっていきます。従って、歯の色も加齢と共に黄色味が強くなってくるのです。
白人はこの象牙質の色素が薄く、黒人はエナメル質が分厚くて白く見える、という傾向にあります。
日本人に合う歯磨き粉とケア方法
日本人の歯の特徴を知って、おそらくほとんどの方が「それではホワイトニングには、エナメル質を厚くすればいいのでは?」と思ったはずです。長く使えるようにエナメル質を丈夫にして、摩耗を減らすようケアしてあげることが大切です。
エナメル質の再石灰化に必要な成分は「フッ素」です。このフッ素が配合されている歯磨き粉を選んで毎日のホワイトニングケアに取り入れてあげましょう。
お勧めの歯磨き粉
1.『薬用シュミテクト デイリーケア+』
https://hagashimiru.jp/products/Daily-Care.html
高濃度のフッ素配合<1450ppm>と、知覚過敏もケアできる歯磨き粉です。
2.『Check-Up standard』
http://www.lion-dent.com/client/products/basic/checkup_s.htm
高濃度のフッ素配<1450pp>と、独自の技術によるフッ素滞留性を高めた歯磨き粉です。
3.『アパガード プレミオ』
http://www.apagard.com/product/detail/product03.html
こちらはフッ素ではなく、独自成分のナノ粒子「薬用ハイドロキシアパタイト」を配合。
エナメル質に直接作用して、歯を白くして虫歯を予防してくれる歯磨き粉です。
4.『オーラパール』
https://www.orapearl.jp/lp-130510/?utm_source=jst-sol&utm_medium=affiliate&utm_campaign=orapearl
エナメル質についた小さな傷をケアしてくれるハイドロキシアパタイト配合で、歯周病を予防しながら歯を白くする歯磨き粉です。
歯磨き粉以外のおすすめホワイトニング製品
1.『クリニカアドバンテージ コートジェル』
http://clinica.lion.co.jp/product/advantage_gel.htm
夜寝る前に塗布するのジェルです。寝ている間もフッ素が歯に留まって、歯を強くしてくれます。
2.『Ci ホワイトニングフロス』
フッ素配合で、歯の隙間の汚れや着色も取ることができる、歯間フロスです。
3.『コンクールF』
http://www.weltecnet.co.jp/concool/products/concoolf/
虫歯や歯周病を予防して口内を正常に保つことができる殺菌力の高いマウスウォッシュです。
口腔内の環境はホワイトニングにも影響するので、正常に保つことが大切です。
4.『トゥーカラー ピュアホワイト』
歯に直接塗布して、白く見せるマニキュアです。歯磨きすると落ちるのですが、その時に歯の着色成分を吸着して落としてくれます。
最後に
歯医者でやるホワイトニング治療とは違い、日々のケアに取り入れてするホームホワイトニングは、継続と根気が必要です。
歯は365日使うものです。飲食や生活習慣でも摩耗していきます。毎日のケアなしに着色を防ぐことはできません。一度で劇的に白く美しくなるというよりも、コツコツとした積み重ねで、健康で白い歯を手に入れましょう。