最近流行りの「パリジェンヌ」とは?まつげパーマ・まつエクとの違いも解説

目元の印象をぐんと変えてくれる「まつげ」

最近では毎日マスクをつけ、目元だけを出すことが多くなったことで、まつげパーマ・まつエクに注目が集まっています。

そんな中でも最近特に人気を集めているのが「パリジェンヌ」です。では、この「パリジェンヌ」は、以前から有名なまつげパーマやまつげエクステ(まつエク)とどのような違いがあるのでしょうか。

この記事では、最近人気のパリジェンヌをはじめ、まつげパーマ・まつエクの特徴、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

最近よく聞く「パリジェンヌ」とは?

最近人気を集めているパリジェンヌは、正式には「パリジェンヌラッシュリフト」と言います。では、パリジェンヌはどのようなもので、まつエクやまつげパーマとどんな違いがあるのでしょうか。

「パリジェンヌ」とは新たなまつげパーマ!

パリジェンヌは、自まつげを根元近くから80度上に立ち上げるというものです。

これは、パリ生まれの女性(=パリジェンヌ)が持つまつげのように上向きにすらっと生えたまつげを参考に作られたもので、まつげを根元からしっかりと立ち上げることができるのが特徴です。

日本人のほとんどはまつげが下向きに生えているため、そんな特徴を持つ日本人でもしっかりとまつげが立ち上がるよう作られたのがパリジェンヌです。

まつげパーマとの違いは?

まつげパーマは、自まつげにパーマをかけて、カールを付ける技術です。まつげパーマとパリジェンヌは、自まつげを使用するという点では同じですが、パリジェンヌは80度“上に伸びたまつげ”に、まつげパーマは“くるんとしたカールのまつげ”になります。

また、持続期間も異なり、まつげパーマは4週間~6週間ですが、パリジェンヌは6週間~8週間と、パリジェンヌの方がまつげの持続期間が長いです。

まつエクとの違いは?

まつエクは、自まつげに人口のまつげを装着し、まつげの長さやボリュームをアップさせる技術です。まつエクの本数や長さ、デザインなどを自由に選ぶことができ、自分のなりたいまつげにすることができるのも特徴です。

一方のパリジェンヌは、人口まつげを使用せず、自まつげだけで長さを出す技術です。このように、人口まつげなどを一切使用せずまつげを長く見せるという点で、まつエクとは異なります。

まつエク・まつげパーマ・パリジェンヌの特徴

ここでは、今注目を集めているまつエク・まつげパーマ・パリジェンヌの3つを比較しながら、それぞれのメリット、デメリットまとめていきます。

まつエクのメリット

まつエクの一番のメリットは、自まつげでは出せないボリューム感と長さを出すことができる点です。自まつげが短い方や少ない方は、まつエクを付けることによって目元の印象を一気に変えることができます。

また、まつエクを付けるとマスカラがいらなくなり、メイクの時間を短縮することもできます。24時間、すっぴんの時でもずっとふさふさのまつげをキープすることができるのもメリットです。

まつエクのデメリット

まつエクは、自まつげに人口まつげをくっ付ける形で装着しているので、自まつげが抜けるとまつエクに抜け落ちてしまいます。そのため、まつエクは大体3,4週間ほどしか綺麗な状態をキープできません。

また、人口まつげを付けるときに使用する接着剤で、自まつげが傷んだり、皮膚がアレルギー反応を起こしてしまう場合もあります。そのため、場合によってはまつエクを付けられない人もいます。

さらに、まつエクを付けた場合、ケアも少し大変です。まつエクは専用の接着剤でつけてあるため、オイルクレンジングが使用できません。また、まつエクを持続させるためにも、むやみに触ったり、うつぶせで寝たりするのを避けなければなりません。

まつげパーマのメリット

まつげパーマは、自まつげにカールをつけることで、上向きでくるんとした可愛い・ナチュラルな目元にすることができます。まつげパーマをかけることで、メイクの時にビューラーをかける必要がなく、メイクの時短にもなります。

また、カールのデザインも決めることができるので、一重の人も、奥二重の人も、自分に合ったまつげのカールにすることができます。

さらに、まつげパーマは皮脂や汗に強いので、クレンジングや洗顔のときにまつげを気にせずしっかり洗い流すことができるのもメリットです。

まつげパーマのデメリット

まつげパーマは、カールをかけるときのパーマ液によって自まつげが傷んでしまうというデメリットがあります。そのため、傷み予防のためにも、まつげ美容液などでのケアが必要になります。

また、まつげパーマは自まつげをカールさせるので、まつげを長く見せることが難しく、ボリュームや長さの点では、まつエクやパリジェンヌに劣ります。

また、一度まつげパーマをかけると、3,4か月はまつエクを付けられないため、まつげパーマとまつエクの併用はできません。

パリジェンヌのメリット

パリジェンヌは、自まつげを最大限に長く見せることができるのがメリットです。自まつげを根元から上に上げることで、まぶたのリフトアップ効果もあり、白目を綺麗に・大きく見せることができます。

また、持続期間1か月~1か月半と比較的長く、まつげパーマやまつエクほど頻繁にサロンに行く必要がありません。また、自まつげへの負担が少ない液を使用してまつげを上に引き上げるので、まつげが傷む心配もありません。

さらにパリジェンヌは、まつエクを重ねて付けることもできるので、まつげのボリュームをUPさせることも可能です。

パリジェンヌのデメリット

パリジェンヌは、まつげパーマよりもまつげを長く見せることができるものの、自まつげが短い場合はあまり長く見せにくいときもあります。その点で、まつげの長さやボリュームはまつエクには劣ります。

また、日本人のまつげは下向きに生えていることで、紫外線から目を守る効果がありますが、そういった役割を果たしにくくなるといったデメリットもあります。

まとめ

今回は、最近人気のパリジェンヌ、まつげパーマ、まつエクのそれぞれの特徴、メリット・デメリットをご紹介しました。

最近は、マスク生活が続く中で「アイメイク」「まつげパーマ」などへの関心が高まっています。

これを機に、まつげパーマやパリジェンヌ、まつエクに挑戦して、目元をかわいく華やかにしてみませんか?毎日のメイクもきっと楽しいものになるはずです。