来年の3月から始まる就活において面接は必ずあります。
また、インターンシップでも最近は面接による選考で合格しなければ、インターンシップに参加することができない企業もあります。
面接は就活を上手く乗り切るためにもっとも重要事項であると言えます。
そんな中で、
・面接の対策の仕方がわからない。
といったお悩みはありませんか?
本記事では、面接対策の効率的な方法について解説していきます。
目次
1. 面接の対策方法
面接は苦手意識があるかもしれませんが、対策することで十分面接に得意になることができます。
面接の具体的な対策方法は3STEPあります。
- STEP1:面接でよく聞かれる質問に対する解答を考えてみる
- STEP2:考えた質問の解答を書きだす
- STEP3:実際に声に出してみる
順番に解説していきます。
1-1. 面接で聞かれる質問に対する解答を考えてみる
まずは、面接でよく聞かれる質問に対する解答をイメージしてみましょう。
面接でよく聞かれる質問は以下のようなものがあります。
- 自己紹介
- 自己PR
- 志望動機
- キャリアプラン・将来の夢
ここで大事なことは、上記のような質問には意図を把握する必要があります。
例えば、志望動機などでは「この企業を選ぶ基準や理由」を確かめようとして聞いてきます。
質問意図を把握しつつ、まずはざっくりでいいので質問に対する解答をイメージしてみてください。
1-2. 考えた質問の解答を書いてみる
次に考えた質問の解答を書いてみましょう。
このときは文章でも、箇条書きでも構いません。
文章にすることによって、頭のなかで思いついたことや、モヤモヤを整理する役割があります。
とりあえず、思いつくままに書いてみましょう。自分の強みや、志望理由などが明確になります。
1-3. 実際に声に出してみる
質問に対する解答が整えることができたら、実際に声に出して話してましょう。
そのときに、書いていた言葉に違和感などがあれば、話し言葉に直してわかりやすく伝えらえる形にします。
また、このときに実際に面接に使えるように解答をブラッシュアップしていきましょう。
ブラッシュアップの仕方としては以下のポイントを押さえておけば大丈夫です。
・回答の長さ
・声の大きさ
・話すスピード
自己PRなどは1~2分ぐらいがベストで、長くなってしまうと聞いている側もわからなくなってしまう可能性があります。
また、1~2分で話せたとしても声の大きさやスピードが適切でなければしっかりと伝えることができません。
なので、上記のポイントが十分に満たせているかチェックしながら、練習していきましょう。
スマホの動画撮影でどのような感じか自分を客観視するのがおすすめです。
2. 面接官の評価するポイント
面接の対策をただ闇雲にするだけでは話すことは上手くなりますが、実際に面接に強くなるというわけではありません。
面接官の評価するポイントをしっかり押さえたうえで、対策をしていかなければいけません。
面接官の評価するポイントは以下のとおりです。
- コミュニケーションが取れているか
- 言語以外の印象
- 会社の志望度は高いか
それぞれについてポイントと共に深堀りしていきます。
2-1. コミュニケーションは取れているか
「自己PR」などきちんと話せることは大事ですが、面接官としっかりとコミュニケーションできているのかも重要な指標になります。
自分が準備してきた言葉だけをいって単独状態になるのだけは気をつけましょう。あくまでどのような人なのかを知りたいので、キャッチボールできるように落ち着くことも必要です。
2-2. 言語以外の印象
言語以外の印象も大切です。
言語以外というと、「面接のマナー」「服装・清潔感などの外見」「明るさ」「立ち振る舞い」などが挙げられます。
どれだけ話していることが良くても、入室の仕方、声の大きさや明るさなどの印象が悪ければ台無しです。
全体的に好印象を与えられるようにしっかり準備しましょう。
2-3. 会社の志望度は高いか
「会社の志望度は高いか」どうかは選考が進むにつれて重要な項目になります。
以下のことをきっちりすれば志望度が高いことをアピールすることができます
・「この会社で働きたい!」という熱意を持つこと
・企業研究をしっかり行うこと
「この会社でなければいけないんだ!」と面接官に思わすことができるまでがベストです。
2-4. 良くない(NGな)面接の練習方法
面接練習のときにやってしまいがちなNGな練習方法があります。
実際に私自身就活をしていたころはダメな練習方法をしてしまい、本番で失敗してしまったことがあります。
NGな練習方法は以下のとおりです。
- 質問に対する解答を丸暗記する
- 緊張感のない相手で面接練習する
順番に解説していきます。
2-5. 質問に対する解答を丸暗記すること
考えて書き出した回答内容を丸暗記してはいけません。
丸暗記してしまうと、面接で棒読みになってしまい、面接官が聞き取りにくくなってしまいます。
また、万が一忘れてしまったときに、緊張で頭が真っ白になり対応できなくなる場合もあります。
ポイントは、喋る要点だけを整理しておくことです。
もちろん、練習しすぎて自然と覚えてしまうのは構わないですが、面接対策を丸暗記に走ってはいけません。
2-6. 緊張感のない相手で面接練習をする
緊張感のない相手で面接を練習するのもよくありません。
緊張感のない自分の親密な関係にしてしまうと、途中で笑ってしまったりと真剣に練習することができなくなるからです。
もちろん、緊張感を持ってできるのであれば問題はありませんが、面接練習の時間の無駄になってしまうケースもあります。
面接の模擬対策に積極的に参加することで、ある程度緊張感が保たれて、面接の力がつくのでおすすめです。
3. まとめ
今回は「面接の対策方法」についてご紹介致しました。
面接は初めてのころは、かなり緊張して上手く話したいことを話せない場合もあります。
しかし、人事も普通の人です。普通の人と会話するイメージをもって挑むと自分らしさを表現することができ、数をこなすことによってさらに上達してきます。
本記事で紹介した面接の対策方法をぜひ、今後の就活の役に立てて下さいね。
最後までありがとうございました。