就活生のスケジュールとは?大学3年から卒業までの5つのステップ

これから就活を控えている学生さんは「就活ってどのようなスケジュールで進めたらいいの?」と悩むこともあると思います。

インターンは参加したほうがいいのか、今やっておくべきことはなんなのか、わからないことが多く不安になりますよね。

そこで今回は、大学3年生からの理想の就活年間スケジュールを紹介します!

これから大学3年生になる人は、1年間のやるべきことを頭に入れて、スムーズに就活をはじめてくださいね。

1. 就活は大学3年の6月から自己分析などの準備を始める

一般的に、就活は大学3年の初夏から始まります。具体的には6月頃から始めるといいでしょう。最初に行うのは自己分析です。自己分析とは、自分の強みや弱みを把握したり、達成したい目標から逆算して志望業界を決めたりすることを指します。

自己分析は、自分の就活の軸を決めるために必要なので、手抜きせずに行ってください。就活で失敗しないためには、以下の項目を洗い出すことが大切です。

・自分の達成したい目標、なりたい姿

・目標を達成するために役に立ちそうな仕事

・過去の経験や仕事で活かせるスキルの整理

・仕事に対して譲れないものや、優先順位づけ

自己分析は大学3年の6月頃に始めるものですが、就活を進めながら自己分析は継続して行うので、他のことと並行して大学3年の冬まで継続しておくものと考えましょう。また、この時期からSPI対策などの準備を行っておくと、本格開始したときにスムーズに第一歩を踏み出せるでしょう。

2. 大学3年の夏から冬は、インターンに参加して企業研究を進める

大学3年の7月から翌年の2月頃にかけては、インターンと企業研究をする時期です。自己分析の内容をもとに、興味のある分野をいくつか絞ってインターンに応募しましょう。そして、どの会社なら自分が働けそうか、業界のことや企業のことを調べることも行ってください。

そのためには、インターネットや書籍、先輩の話などを聞いて、自分の能力や強みが企業で活かせそうか吟味してみることです。ここで相性がよくないと、その後のESや面接で落ち続けることになってしまいます。

インターンも積極的に参加して、自分と業界・企業の相性を確かめましょう。インターンは、短期なら2から5社ほどに参加するのがおすすめです。複数参加することで比較がしやすくなり、自分の進みたい方向が見えてくるからです。

3. 大学3年の終わりから、就活は本格始動

大学3年の3月から4年の5月頃にかけては、いよいよ就活が本格開始します。企業ではエントリーを受け付け始め、合同説明会やエントリーシートの提出期間が始まる頃です。まずは説明会に出て、企業のことを直接知る機会を増やしましょう。

そしてESの提出では、これまでやってきた自己分析が活きてきます。しっかり自分のスキルを把握して、活かせる会社を選べれば、最初の関門を超えられるはずです。OB・OG訪問なども随時すすめながら、企業に対してアプローチをかけていってください。

もしこの時点でなかなかESが通らないときや、面接にこぎつけなくなったときは、選択肢の幅を広げてみてください。先輩や周りの友達からアドバイスをもらうことも、自分を客観的に見る機会になるので有効です。

4. 大学4年の夏からは面接が始まる

大学4年の6月から9月頃にかけては、一次面接、二次面接とコマを進めていく時期です。順調にいけば、夏に内定をもらえる人も出てくるでしょう。遅くとも秋までには内定をもらって、安心したいと思う人も多いとおもいます。

面接は聞かれたことに簡潔に答えることや、誠実な姿勢を見せることが大切になってきます。心配なときは大学のキャリアセンターや人材サポート会社などをうまく使って、対策してみてください。このときに大切なのは、1回1回の面談が終わったあとに振り返りをすることです。

「志望動機をきちんと答えられなかったから、次は項目を2つに絞って伝えよう」など、自分なりにフィードバックをすることで、次の面接に反省が活きてきます。

就活で大切なのは、早く内定をもらうことではなく、自分に合った会社を見つけることです。なかなか内定が出なくても、焦る必要はありません。数をこなせば、きっと相性のいい会社が見つかります。まわりのスピードに挫折したくなることもあるかもしれませんが、根気強く進めていってください。

5. 内定をもらってから卒業までは準備期間

晴れて内定をもらったら、大学4年の10月に内定式があります。初めて同期と顔を合わせ、入社する意思を多くの人の前で表明する場所です。そして内定式が終わってから卒業するまでは、社会人になるための準備期間です。

残りの学生生活を謳歌したいと思う人が多いと思いますが、新社会人になるための準備も忘れないでくださいね。ビジネスマナーに関する本を読んだり、社会人として必要なスーツ、名刺入れなどをそろえたりするなど、やることはたくさんあります。新社会人としてバッチリ準備できるよう、この期間に自己研鑽を重ねるのもいいでしょう。

まとめ:就活生のスケジュールは多忙だが、しっかり準備すれば乗り越えられる

就活を控えている人向けに、大学3年から卒業までのスケジュールについてお伝えしました。就活にはたくさんの関門が待ち受けており、自分がやらなければいけないことはたくさんあります。

そして成功させるためには、時間に余裕を見て準備しておくことも欠かせません。しかし、しっかり対策をすれば難しいことはないので、計画的に進めておくことが大切です。必要であればエージェントや仲間の力を借りて、内定獲得に向けて一歩ずつ進んでいってください。