「選考を受ける企業がWeb面接をやるみたい。初めてのオンライン面接なので不安だな・・・。準備しておくものや、心がけたほうがいいことを教えて!」
最近はWeb面接を実施する企業が増えています。そんな中で、このような悩みを抱える22卒の就活生もいるのではないでしょうか。
ただでさえ普通の面接は緊張するのに、オンラインとなるとより一層不安を感じますよね。しかし、事前にやっておくべきことや、心がけたほうがいいことを把握しておけば、だいぶ心持ちが変わりますよ。
この記事では、Web面接前に準備しておくことや、心がけたいこと、気になる点などをまとめてご紹介しています。疑問や不安を解消して、万全の状態でWeb面接を受けられるようにしてくださいね。
目次
1. Web面接の事前準備
まず、Web面接についての基本的な知識と、事前準備について知っておきましょう。そもそもWeb面接とは、従来就活生がオフィスに訪問して行っていた面接を、オンラインで実施する形式のこと。
昨今のコロナウイルス対策で、Web面接を実施している企業が増えているのは皆さんも知っていることと思います。
Web面接と従来の面接を比べてみると、基本的な進め方や内容は同じです。ただ、オンラインである分、対面よりコミュニケーションが取りづらいことが懸念されます。
そのため、事前準備を入念にしておくことが肝心です。では、次項からWeb面接に必要なものを確認してみましょう。
1-1. Web面接に必要なもの
必要なものは以下のとおりです。自分が持っている端末の機能もチェックしてみてくださいね。
・PCもしくはスマートフォン
・イヤホン
・マイク
・カメラ
・履歴書、ES、カンペ
・ノートとペン
端末はPCかスマートフォンどちらでも問題ありません。ただスマートフォンの場合は手で持つと画面が揺れてしまうため、固定できるようにしておきましょう。
またイヤホン、マイク、カメラについては、端末に機能が搭載されていれば機器を買う必要はありません。ただ、マイク付きイヤホンを装着しておくと、声が相手に伝わりやすくなるので持っておくと安心です。
そして、オンラインでは書類を用意しておくことができます。面接の前に提出済みの履歴書、ESにもとづいた質問をされることが予想されるので、自分も見られるように手元に置いておくといいですよ。重要事項をメモできるように、ノートとペンも持っておきましょう。
1-2.Webカメラはオンにしないとだめ?
あらかじめ企業から指示があると思いますが、基本的にWeb面接は対話形式です。顔つきや身だしなみのチェックも大事な選考要素なので、カメラはオンにする必要があるでしょう。
ただ、人事の説明がメインで行われるWeb説明会では、カメラをオフにしても大丈夫なケースがあります。在宅で手軽に企業のことを知られるのは嬉しいですね。
原則、カメラのオンオフについては、企業からの指示に従って行いましょう。もし説明がなければ、事前に担当者に問い合わせてみてください。
1-3. Web面接はどこでやる?
次にWeb面接をやる場所ですが、一番おすすめなのは、一人で落ち着いた環境でできる自宅。インターネット接続や端末の使い方にも慣れているし、慌てずに面接に臨みやすいからです。
もし事情があって自宅で面接を受けるのが難しい場合は、コワーキングスペースやレンタルスペースを使うといいですよ。お金がかかりますが、騒音が少なくWi-Fiも安定していることが多いのでおすすめです。
カフェや大学の教室などは、予想外の邪魔が入ってしまったり、接続状況が悪くなったりする可能性があります。リスクを考えると、あまり使わないほうがいいでしょう。
1-4. Web面接の服装は?
自宅でできるといえど、Web面接も正式な選考の一環です。特に指定がないときは、通常の面接と同じようにリクルートスーツを着用しましょう。
上半身しか映らないからといって、下半身は部屋着にするのも避けた方がいいですね。企業によっては応募者を立たせて、身だしなみをチェックするところもあるようなので。
1-5. Web面接前にチェックしておきたいこと
オンライン面接では、スムーズなコミュニケーションを取ることが肝心です。特に音声が聞こえない、画面が映らないなどのトラブルが起こると、選考でマイナス評価になってしまいます。
そうならないために、下記の点を必ずチェックしておきましょう。
・Web面接ツールをインストールする(Skype, Zoom, Google Hangoutなど)
・アカウントの表示名や写真を面接用に変えておく(写真はなしか、履歴書と同じもの)
・周囲の雑音が入らないようにする
・Wi-Fi環境をチェックする
・背景に物が入らないようにする
・明るさは十分か確かめる
・端末はあらかじめ充電しておく
大抵のツールは音声やマイクに問題がないか、テスト接続ができるようになっています。そこで自分の音は聞こえるか、画質は問題ないかといったことを確かめておくといいですよ。
2. Web面接で心がけたいこと
普通の面接と違って、オンラインではなかなか相手にうまく伝わらないもの。自己アピールを最大限できるよう、次の点を意識してみてくださいね。
2-1. ゆっくり大きめの声で話す
Web面接ではタイムラグが起こりがちです。そのため、相手にきちんと言いたいことが伝わっているか意識しながら、ゆっくり話すことを心がけましょう。普段よりも少し大きめの声で話すと、聞き取りやすいだけでなく、面接官にやる気も伝わりやすくなります。
2-2. カンペは見ないのが理想
書類を用意してもいいという話をしましたが、基本的にはカンペを見ずに話すのが理想。対面の面接では、カンペを持ち込んで、話の途中で見るようなことはしませんよね。オンラインも同様の状態でできるようにしておきましょう。
カンペを見ながら話すと、目線がそちらに向かうので人事担当者はすぐに気づきます。それだけでマイナスのイメージを持たれてしまうので、安心のために手元に置いておく、程度に考えるのがおすすめです。
2-3. 5分前には始められるようにしておく
Web面接では、接続に時間がかかることもしばしば。お互いの貴重な時間を無駄にしないために、5分前には始められるようスタンバイしておきましょう。
事前にログインしておけば、面接官と音声のチェックもできて、自分も心に余裕をもって面接に挑めますからね。
まとめ:入念な準備をしてWeb面接に挑もう!
22卒の就活生に向けて、Web面接の基本と、心がけたいことについて紹介しました。対面の面接とは違った特徴があるWeb面接は、事前準備が一番のポイントです。
伝えたい内容を面接官に最大限アピールできるよう、まずは環境を整えることから始めましょう。本記事が、少しでも就活生のみなさんの参考になれば幸いです。