就活生必見!就活エリートはやっている就活裏ワザまとめ【前編】

えっ、そんなことできるの!?ルール無用の就活裏ワザまとめ ~前編~

大学生活も3年生の後半になると、自然と就職活動の情報が耳に入ってきますよね。
一般的な対策だけでもやるべきことは大量にあって、手いっぱいになってしまいそうですね。
しかし世の中には更に上をいく就活生が存在するのです!!!
今回は倍率の高い人気企業からも内定を獲得するような、就活エリートが実際にやっている就活の裏ワザを前編・後編に分けてみなさんにお伝えします!
まずは就職活動スタートから書類選考、筆記選考までを就活前半として、それぞれのフェーズで使える裏ワザをご紹介します。また、今回は自己分析を既に行っていることを前提にお話します。

①企業研究で就職四季報を使い倒せ!

就職四季報というものを持っている、もしくは一度は目にしたことがある人が多いのではないでしょうか。
就職四季報とは、東洋経済新報社が年に1回発行している新卒者向けの就職情報誌です。ここにはあらゆる企業の経営状況や事業内容、労働環境や採用情報まで非常に詳しい内容が掲載されており、企業や業界を研究・選択する上でこれほど役立つ客観的な情報はありません。

「ブラック企業」という問題がささやかれる中で、慎重に働く企業を選びたい就活生にとって就活四季報は願ってもない資料と言えます。
ですがこれを読み込んでいる就活生は実はあまり多くないようです。
小さい文字がぎっしり詰まっており、普段活字に慣れ親しんでいない人は一目見ただけで拒絶反応を起こしてしまうと言う人が多いためです。また、就職四季報自体は客観的情報が羅列されているだけなので、その中から何を軸にしてどの情報を読み取るのかは就活生の手腕にかかっています。その難易度の高さから就活四季報を避ける就活生も多いですが、エリート就活生は必ずと言っていいほど読み込んでいます。
なぜなら、ここに載っている情報は企業のリクルートページや就職サイトのように装飾された「広告」としての情報ではないからです。

就活四季報の使い方がいまいちよくわからない方、活字に苦手意識のある方には、『就職四季報パーフェクト活用術』がおススメ
です。
『就職四季報パーフェクト活用術』は同社が発行する、就職四季報の便利なガイドブックです。気になる企業や業界の何に注目すれば良いのか、どの情報を読み取れば自分と合う企業を見つけることが出来るのかなどが解説されており、非常に参考になります。
直接聞くには忍びない(聞いても大した返答が返ってこない可能性が高い)福利厚生や労働環境がここで分かったり、企業の成長性や各選考フローのどこを重視しているのかなども就職四季報から読み取ることができます。

②志望企業の人事関係者とコンタクトを取る!

大学の就職課を通して行うOB・OG訪問では、大学の先輩が人事関係者でないことも多いですよね。
志望する企業の選考を潜り抜けて入社しているわけですから、面接やESのノウハウなどの有意義なお話ももちろん伺うことが出来ますが、どうせなら人事関係者から話を聞けるのが一番です。人事関係者とは、人事部の方、他部署でも人事部の方と仲の良い方などが該当します。

そのためにまずできることは、これまでの人脈を洗いざらいたどることです。

意外とサークルや部活の先輩、アルバイト先の先輩などに志望する企業で働いている方がいたりします。
元々の知り合いということもあり、
・実際にその企業で働いてみて感じること
・どんなタイプの人間がその企業には多いのか
・興味のある企業での選考のポイント
など企業選びのための情報や選考を通るための情報を親身に教えてくれるかもしれません。
また、よくESや面接に対して、学業の話とアルバイトの話はどちらがより良いのか、と悩む就活生がいます。どのエピソードだから評価が高い云々ということはあまりありませんが、企業によって好むポイントの違いはあります。例えば、チャレンジングな姿勢が評価されるようなエピソードより、粘り強く継続力が評価されるようなエピソードの方を好む企業なら、継続力をアピールできるエピソードを出した方が良いですよね。そんな企業の好み・特徴を事前に知っておくことは非常に有効です。
直接の知り合いがいなかった場合は、SNSを駆使して、コンタクトを取ってみるチャレンジャーも少数います。その場合はビジネスマナーをしっかり勉強し、くれぐれも先方に失礼がないよう注意しましょう。

③ES対策には徹底的に第三者の添削を!

書類選考の通過率が高いESや履歴書を書くためには第三者の意見を取り入れることが重要です。
自分では伝えたいことを伝えているつもりでも、読み手には伝わりにくく感じることも良くあります。
第三者に添削してもらうことで、そのような勿体ないミスを防ぐことができます。
とはいえ、ここまでは基本的な作成方法かつ誰もが既にやっているので、ここではES、履歴書作成の極意をお伝えします。

大切なのは「誰に」添削をしてもらうかです。

友人や就職課の方に添削してもらうのも一つの手ですが、先述のように企業毎に求める人材の好みがあるので、志望企業の方に添削してもらうことを強くお勧めします。
また、いくつかのエピソードを用意して複数パターンを添削してもらいましょう。

どうしても志望企業に伝手がない場合は、同じ業界の方にお話を伺うのも有効です。
業界を通して共通している要素や同業他社の情報を持っていることもあるので、それとなく志望企業の情報を得ることもできるかもしれません。
ただし、その場合はくれぐれも、話を伺う方の企業より他社への興味が強いことを悟られないように注意を払いましょう。

④苦手なものは得意な人にアウトソース!

例えば「文章を書くのが苦手でESや履歴書が…」、「勉強が苦手でウェブテストが…」と、誰にでも得手不得手はありますよね。苦手なことに真正面から向き合うのはとても素敵なことですが、就活に割ける時間は無限ではありません。克服する時間が足りない時は、自分の苦手分野を得意とする仲間に協力してもらうことも一つの手です。
誰かの力を借りることができる、力を貸してくれる協力者がいることも、立派なコミュニケーション能力の一つです。
ESなら自己分析に付き合ってもらい、アピールしたい内容の上手な表現方法を一緒に考えてもらう、ウェブテストなら隣でアドバイスをもらえたら心強いですね。

ただし、ESにしてもウェブテストにしても全てを仲間に丸投げしてしまうと、やってもらったことに対して自分の理解が追い付かず、後々の選考で矛盾が生じて墓穴を掘る可能性が高くなります。
あくまで手伝ってもらうというスタンスは忘れないようにしましょう。また、ウェブテストは基本的に基礎学力に基準を設け、それに満たない学力の就活生を足切りするために使うことがほとんどです。そのため実力より学力を上乗せして内定を得た場合、入社後は地頭のレベルが自分より高い人たちと肩を並べることになります。
多くの職種では学力だけで仕事の出来が左右されるわけではありませんが、ふとした時に差を感じることがあるかもしれません。それを防ぐためにも、入社までにその差を埋める努力をしておくと安心です。

さいごに

当たり前ですが、就活生の申し出を企業が受け入れてくれるかどうかは企業によるため必ずできるものばかりではありません。
ですが、みなさんが思っているより社会は学生に優しい場合が多いです。
特に人材不足が社会問題になっている昨今は就活生にとって追い風になっています。
大学に迷惑をかけすぎず、相手の企業に失礼のないように熱意を伝えることができれば、みなさんができることは多分にあります。
ぜひ周りの就活生が取り組んでいないことにも挑戦してみて、可能性を広げてみてください!