【21卒必見】内定式では何をする?基本の知識や準備したいことを解説

「内定式ってどんなことをするの?事前に内容や準備しておくことを知りたい。」無事に内々定をもらって、内定式を控えている21卒の人はこんな風に考えていませんか?初めての内定式はトラブルなく、相手にいい印象を与えて終わらせたいですよね。

 

そこで今回は内定式で行われる内容や、事前に準備しておきたいことを解説したいと思います。この記事を読めば、内定式についての一通りの知識がわかるようになっているので、しっかり読んで万全の準備をしておきましょう。

 

1. 内定式をやる目的とは?

最初に内定式をやる目的を確認します。主なポイントは以下の4つです。

 

1-1. 入社意志の確認

内定式は、入社の意志を正式に確認する場です。内定式以前はあくまでも「内々定」というステータスで、式を行った後に「内定をもらった」という立場になります。そのため、式の実施によって内定辞退のリスクを防ぎ、企業と就活生が正式に契約する前段階と思っておくといいでしょう。

 

1-2. 改めて企業について知られる

内定式では、社長や役員から経営理念や今後のビジョンについて、直接話を聞ける場でもあります。会社のトップ層から会社の目指す方針を聞くことによって、改めて入社する企業について理解を深める機会になるでしょう。

 

1-3. 親睦を深める場

内定式の後は、内定者同士や社員との懇親会が行われるケースがよくあります。式に参加して、初めて内定者全員が顔を合わせるということもあるでしょう。そのような内定者同士、内定者と社員同士の親睦を深めて、今後働くうえでの関係を構築するという狙いがあります。

 

1-4. 働くモチベーションを高める

長期にわたる就活を終えて「本当にこの会社でいいのだろうか?」と思っている学生もいるでしょう。実際に、内々定の取得から卒業までは時間があるため、気分が落ち込んでしまう人も少なくありません。

そういった人のために、内定式後は社内見学をしたり、社員との交流会を設けたりしているところも。自分が働くイメージを持つことで、入社までのモチベーションを維持することが可能になります。

 

2. 内定式では何をやる?

次に、内定式で具体的にどんなことをするのか知っておきましょう。内容は企業によってさまざまですが、ここではよくあるコンテンツをご紹介したいと思います。

 

2-1. 社長からの講説

式の冒頭は、社長や役員からのお話を聞く時間があります。入社したあとは、会社の経営層が新人に時間を取ってくれることはあまりないかもしれません。今後の会社の展望や、自分達に期待することなどを知られる貴重な機会なので、しっかり耳を傾けましょう。

 

2-2. 内定通知書の授与

式の中で、順番に呼ばれて内定通知書を渡されます。もらった通知書に対して「入社承諾書」を提出して、正式に雇用契約が成立する仕組みです。その日に事務手続きを行う場合や、後日提出となる場合など、企業によって流れは変わります。

 

2-3. 今後の事務連絡

内定式から入社までの間には、雇用契約や各種証明書の提出など色々な事務手続きが必要です。内定式の後にオフィスに移動して、事務手続きや今後のスケジュールについて、人事担当者から案内されるケースもあります。

 

2-4. 内定者研修

上記の事務連絡とあわせて、入社前のウォーミングアップとして研修を行う企業もあります。研修内容は就活で行ったようなグループワークで、企業の事業内容に沿ったテーマが多いようです。内定者研修を通して、同期の絆を深めたり、実際の仕事内容を模擬体験したりできます。

 

2-5. 懇親会

内定式や研修が終わったら、居酒屋に移動して、社員を含めた懇親会を行います。実際に働く先輩たちから話を聞ける、同期と仲良くなれるといったメリットがあります。特に、同じ年に入社する同期は、切磋琢磨し合い、支え合う貴重な関係なので、早いうちに仲良くなっておくといいでしょう。

 

2-6. 内定式がオンラインになる可能性は?

コロナウイルスの感染防止の一環で、オンライン内定式をやる可能性も出てくるでしょう。実際に2020年度は、GMOやマネーフォワードなど、入社式がオンラインで開催された企業もありました。

 

そうなった場合は、まずオンライン視聴環境をあらかじめきちんと整えておきましょう。準備を怠り、当日になって式に参加できなかったら大変です。

 

また、オンラインでのコミュニケーションは対面時より伝わりにくい面があるので、ゆっくりはっきり話すことを意識するといいですよ。準備するものや当日の身だしなみについては、基本的に人事担当者の指示に従い、わからないことがあればそのままにせず質問することをおすすめします。

 

3. 内定式の準備には何が必要?

 

ここからは、内定式の前に準備しておきたいものを解説していきます。当日になって慌てないように、ポイントをおさえておきましょう。

 

3-1. 服装はリクルートスーツでOK

まず服装ですが、基本的にはリクルートスーツでOKです。内定式のために新調する必要はなく、就活時に使っていたもので問題ありません。

 

ただ、使い古しているとシワや靴の色落ちが目立つこともあるので、きちんとクリーニングに出したり、靴を磨いたりしておくなど、だらしなく見えないかチェックしておきましょう。

 

3-2. 髪型は男性なら黒、女性なら黒かダークブラウン

卒業する前に髪を染めたいと思う人もいるかもしれませんが、内定式の際は「実際に働くときと同じ髪色」で行くのが理想です。男性なら黒の短髪、女性なら黒かダークブラウンが望ましいでしょう。もし髪を染め直す時間がなければ、1日限り黒染めできるスプレーなどを使うといいですよ。

 

3-3. 持ち物は筆記用具、メモ帳は必須

先ほど述べたように、内定式当日は事務連絡などを受ける可能性があるので、筆記用具とメモ帳は必ず持っていきましょう。その場で給与口座の開設手続きをすることも考えられるので、印鑑もあると安心です。また、書類をもらったらカバンの中でシワにならないよう、クリアファイルもあるといいでしょう。

 

まとめ:万全の準備を整えて、内定式で好印象を勝ち取ろう!

内定式について知りたい21卒の方を対象に、実際にやることや用意しておきたいものについて解説しました。内定式は、入社する意志を表明して、同期や先輩との親睦を深められる貴重な場です。

 

行く前は緊張するかもしれませんが、これから会社を担っていく新人を、先輩達は温かく迎えてくれるはずですよ。本記事で紹介した内容をもとに当日はいいい印象を残して、社会人としてのスタートを切りましょう!