IT×英語×ビジネス
今回はIT×英語×ビジネスをキーワードにセブ島留学サービスを展開している株式会社カグラの新村様にインタビューしてきました!
株式会社カグラはフィリピンのセブ島を舞台にビジネスを始め、現在は英語、ITスキル、ビジネスの3つを同時学べる留学サービスを学生などの若い人材をターゲットに展開しています。留学コースは3種類あり、一番短いもので1ヶ月で、3ヶ月、最長で6ヶ月のコースが用意されています。中でも注目すべきコースは6ヶ月コースで、このコースでは未経験でもビジネスの基礎を学ぶことができ、プログラミングだけでなく、起業ノウハウや集客マーケティング、SEO、さらにはイベント企画やイベント後の報告や振り返りなどを経験することができ、卒業後は即戦力として世界で力を発揮できるスキルを身に着けることが出来ます。
そんな素敵なサービスを展開する、株式会社カグラの新村様からサービスの詳しい中身の話はもちろん、サービスを立ち上げたきっかけや大学生へのアドバイスまで様々なことを聞くことができました。ぜひご覧ください!
世界で戦える人材を育てたい
―――まず会社についてを教えてください。
株式会社カグラは、2014年9月に立ち上げた会社です。学生に限らず、若手人材の育成事業を行っています。どんな人材を育成するかというと、いわゆる世界で戦える人材です。現代の日本では決められた教育に従って教育を受けてきた人たちが多く、そのような人材はなかなか世界のビジネスの場でで戦えていないという状況にになっているんですね。それで、世界で戦える人材を育てていきたいと考えてこの会社を立ち上げました。
――その中でセブ島を留学の場所に選んだのは何か理由があったんですか?
これはほんとにたまたまで。当時事業としてシェアオフィスをやっていて、その時出会った人がフィリピンのセブ島の不動産に詳しい日本人の社長さんだったんです。それでその人との話で、「英語留学は盛んだが、他にをビジネスやIT教育をつけた留学のモデルがない」という話になって、ではそのビジネスをやってみようとなったわけです。
一番最初はその社長さんにセブ島の土地を見つけてもらって、しかもその社長さんの会社はオフィスの内装を手掛けている会社でもあったので、内装もやってもらって、さらに英会話学校も協力してもらって、提供先も見つけてスタートしました。つまり、はじめは場所のこだわりはありませんでした。
後になって結果的に、留学生から見れば、物価が安いということと、フィリピンは印象は良くないけど、実際行ってみると結構治安が良くて、わりと栄えてるし、気候も温暖ですごしやすので、(セブ島にして)よかったと思ってます。
人生の選択肢を増やすために
―――他社と比べて「ビジネス」がカリキュラムにあるのは珍しいですよね。
留学サービスを事業として行っている他社さんは、留学の後に正社員の人材を確保したい、もしくはどこかの企業に斡旋したいと思って留学プログラムを組んでいますが、うちはそれがないんです。
―――囲い込むということがないと。
はい。逆に、学生さん側からしたら、囲い込まれたい学生が今時どれくらい多いのかなと。自分の道を自分で見つけたい学生さんの方が多いのではないかと思って、就職先を斡旋するようなことはやっていません。大前提として、まずそうなっていかないといけないし、起業に限らず自分だけで生きていく力をつけていきたい人はうちに来てもらいたいですね。
―――ちなみに1日の流れはどのような感じですか?
1日のカリキュラムは50分1コマの授業が6コマあって、プラス7コマ目に質問タイムを設けています。それが週5で土日祝はお休みです。シェアハウスのリビングが講義のスペースになっています。
―――どれぐらいの期間留学することがオススメですか?
6ヶ月です。なぜなら1ヶ月や3か月の短期では正直そこまで(学力は)定着できないかなと思っているからです。
知識のインプットはできても、実際に作り方や操作などは反復しないと学習出来ません。6ヶ月コースの場合、最初の3か月はインプットの期間で後ろの3ヶ月はアウトプット、チャレンジの期間に設定しています。
アウトプットとチャレンジの期間を経験することでインプットしたものを定着させることができるので、6か月という期間をオススメしています。
―――アウトプットは自由に行っていいのですか?
こちらである程度方向性は示させてもらっています。その中で、例えば実案件をとっていったり、イベントを立ち上げたり、ブログメディアを立ち上げたりしていただいています。あとは起業の準備をする人もいます。
―――もとから「IT×英語×ビジネス」というワードを頭に入れていたのですか?
そうですね。世界と戦える(人材を育てる)という面では英語は必須なので、まず現地の英語留学をサポートしようということを考えました。
そのあとに英語とITと一緒に学ぶというのがコンセプトとしてあって、今はそれに1つ追加(ビジネス)されて3つになっているのですが、そこに到達した理由は、我々が今目指している自由な生き方ができる人材を増やすとか、生きる選択肢を増やすという面で考えると、会社員という道しか見えないIT留学は自由さが見えないかなと思い、であれば起業とかフリーランスに対応できる知識とか経験を積んでもらう教育プログラムを作りたいということで、3領域にひろげました。
チャレンジする環境がそこにはある
―――素晴らしいサービスですね。このサービスの今後の展開について教えてください。
今は少人数制で1シーズンだいたい6〜7人をフィリピンに派遣しています。でも応募の問い合わせはそれ以上にたくさん頂いているので、その全てに対応できるよう、事業を大きくしていきたいですね。
―――このサービスの宣伝とインタビュイーの人から学生生活の過ごし方についてアドバイスをお願いします。
今の学生さんは会社に入っても、マニュアルとかガイドラインとかに則ってやらなければならないことが多く、失敗することを恐れている人が多いと思います。今の日本人はミスや失敗をほじくり返して叩くことが多くて、チャレンジすることを馬鹿らしく感じてしまい、マニュアル通り、テンプレ通りの事しかしようとしない。しかしこれからは、いい会社いい学校には入っても誰も将来を保証してくれない。誰かかが道を切り開いて、ビジネスや国を成長させなければならない。でも失敗すると叩かれるし、まずチャレンジが報われないことが多い。チャレンジして失敗したら今度は蔑まれたり、周囲の目とかを気にして誰もチャレンジしない。先人達がやってきたことをそのまま繰り返すだけだから今の社会は退行していっているのだと思います。
その点、アクトハウスはチャレンジするしかない場所で、アクトハウスで失敗しても誰も攻める人はいない。そもそもアクトハウスに参加すること自体がチャレンジだから半年間でたくさんチャレンジして、チャレンジの経験とチャレンジの成功を積み重ねてチャレンジすることへの自信をつけてもらいたい。「そしてチャレンジしてもいいんだ」、「チャレンジすること自体が当たり前なんだ」というグローバル感覚を身に着けてほしい。これがアクトハウスで今やりたいことです。チャレンジしないと終わっちゃうよこの国は。誰も助けてくれない。みんな誰かが何とかしてくれると思っていると思うが誰も助ける人なんていない。このまま終わっちゃっていいんですか?このまま終らせたくない人がなんとか自分たちで良くしようとか、例えば自分でスキルを身に着けて誰かに頼らなくても生きていけるようにしたいとか、日本が終ってしまうなら日本を飛び出してどこかほかの国で生活したりとかそういう次のステップに進めるためのまず第1歩としてのチャレンジですよね。そこを若いうちにするか気づかず、もしくは気づいても目をつぶったまま過ごしますか?という選択が今なのではないかという話です。
取材まとめ
この取材を通して、まずは自分の現状に危機感を感じました。というのも、現在、プログラミングスキルは小学校の授業にも取り入れられる程の必須スキルです。ですが現状として、プログラミングなどのITスキルを使いこなせる大学生はそれほど多くないと思います。私もその1人です。だからこそ、学生のうちにITスキルを身につけて行くべきだと感じました。また、ビジネスも同時に学ぶことにより、より留学終了後の選択肢を増やすことが出来、会社に所属したいと考える学生が多くなってきている現在、とてもニーズに合ったサービスだと感じました。
ぜひ皆さんもこのIT×英語×ビジネスの留学サービスを使って見てはいかがでしょうか?
サービスURL→https://acthouse.net/