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国内ゴルフ人口は年々減少している
ゴルフ人口を支えていたと言われる「団塊の世代」が65歳を迎えたことにより、2015年以降少子化と共に国内ゴルフ人口は年々減少していると言われています。
ゴルフ人口はピーク時の3分の2まで減り、ゴルフにかける単価も低価格化が進んでいます。ゴルフ業界としては、何としてでも10代、20代という「これからゴルフ人口を支えてくれる年代」に対して、あの手この手で投資をしているようですが、イマイチ革新的な施策が出来ているとは思えません。
今回は大学生目線を持てるJobby編集部として、
1. なぜ大学生がゴルフを始めにくいのか
2. 大学生がゴルフを始めるメリットとは
3. 大学生ゴルファーを応援するお得なサービス
などを紹介したいと思います。
1.なぜ、大学生だとゴルフを始めにくい?
①身近にゴルフをやっている人が少ない
身近な大学生に聞いて見ると、
Aさん「ゴルフって初期投資が結構かかるんでしょ?お金無くなっちゃうよ……」
Bくん「ゴルフコースってマナーが厳しいから理解せずに行くことが出来ない……」
Cさん「ゴルフ場は車を持ってないと行けないし、レンタカー借りたりしたら出費が多そう……」
etc・・・
このように大学生でゴルフを始めるためには金銭的、知識的なハードルが立ちはだかります。しかし、大学生にとってもっとも大きな理由は「ゴルフをやっている友人が身の周りにいない」からではないでしょうか。
大学生は特に、何か新しいことを始める際には「友達がやっているから始める」という傾向にあるため、そういったきっかけが少ないゴルフは、始める「きっかけ」に恵まれていない競技と言えるかもしれません。
②初期投資がとにかく嫌い
毎月のアルバイト代の使い道として、新しい趣味に対する「先行投資」はたとえ1,000円~10,000円であったとして抵抗のあるものです。
オトナから見れば、新しい趣味や挑戦したい事に対する先行投資は当然かもしれませんが、大学生の金銭感覚と照らし合わせると、ゴルフへの先行投資は想像以上のハードルになってしまっているのが現状です。
③友達付き合い、飲み会が多い
ゴルフを始めた時に最初に驚くのが「朝の早さ」です。東京都内から最も近い千葉県、埼玉県のゴルフ場に行ったとしても、集合時間は早朝5時~6時が平均で、どんなにゆっくり出発したとしても7時までには絶対に出発しなければいけません。
この「朝の早さ」が、連日友達との飲み会をスケジュールに入れている大学生からすると大変なことです。
「なんでこんなに朝が早いの??」と疑問に思っている大学生も多いと思いますので解説しますと、まずゴルフは前後半2時間15分前後で回り、昼休みを入れると約5時間〜6時間かかるスポーツです。
そのため、最も避けなければいけないのは「日没」です。夏は日没時間が遅いですが、大体17時〜18頃には日が沈んでしまうため、早朝7時〜10時の間にスタートしなければなりません。
都内から近隣ゴルフ場までの所要時間が2時間弱だとして、渋滞を考慮したり到着してからウォーミングアップなどの時間を取りながら出発すると朝5時~6時に出発しないとスタートに間に合わなくなってしまうという事です。
こういった背景を考えれば考えるほど、「やはり大学生同士で始めるのは無理か」と思ってしまいますよね・・・
2.大学生がゴルフを始めるメリットって?
大学生がゴルフを始めにくい背景を理解した上で、それでも大学生がゴルフを始めるメリットとは一体なんなのか、ご紹介したいと思います。
①就職活動、入社後の人間関係に有利な「趣味」になる
特に大手企業に就職すると、関連企業とのゴルフコンペや、重要クライアントとの接待ゴルフなどが定期的に開催されます。その度に「ゴルフが出来る若手社員」を探し回っている上司、先輩を必ず目にすると思います。
そんな中、「学生時代からゴルフやっていました!」「最近ゴルフ始めました!」と伝えてみてください。間違いなく、上司や先輩から一目置かれる新人になります。
就職活動中も、履歴書の趣味を書く欄でゴルフと記載すると面接官から
A:「ゴルフのスコア、いくつくらいで回るの?」
B:「最近どこらへんのコース行ったの?」
C:「何歳からゴルフ始めたの?」
などと、異常なくらい食いつかれる事もあるようです。
就活生としては、相当大きい武器になるのではないでしょうか。
②社会人ではなかなか取れない日程でゴルフを楽しめる
週休二日、カレンダー通りに生活をしている社会人は、当然土日にゴルフをするため、予約は週末に殺到します。
ゴルフ場のプレー料金は平日料金と比べて割高な「週末料金」が設定されているため、
・渋滞必至の高速道路を早朝出発で回避して
・他プレーヤーが沢山詰め込まれた中で、前後の進行に迷惑をかけずプレーをし、
・平日料金よりも25%高い料金でプレーをして
・間違いなく渋滞の距離が長くなっている高速道路を使って帰り、
・貴重な休日があっという間に終わる。
上記のような1日を覚悟しながらプレーしなければなりません。
ですが、大学生は授業の履修次第で平日休みを作る事が出来ます。
という事は、
・渋滞が少ない平日の高速道路で
・前後の間隔に余裕のある他プレーヤーに紛れて
・低価格でプレーできる「平日料金」で、
・短時間でプレーして、短時間で帰宅
する事が出来るので、なんと「1日に2つの予定」を入れる事が出来ます。
平日プレーの場合、近隣ゴルフ場から18時までに帰ってくる事が可能なので、
友達との飲み会も断らずに済んで、平日のゆったりとしたゴルフを楽しめます。
③「学割」「学生イベント」が多い
ゴルフ人口が減っている事もあり、業界全体が大学生プレーヤーの囲い込み、発掘に注力しています。
つまり、社会人になってからゴルフを始めるよりも大学生のうちからゴルフを始めた方が、先行投資は安く抑える事が出来ます。
・ゴルフスクール
・ゴルフ練習場
・ゴルフ場
・ゴルフショップ
全てに「学割キャンペーン」があるので、上手く活用したら先行投資がいらないかも?
大学生という立場をフル活用しましょう!
3.大学生ゴルファーを応援するお得なサービス
大学生からゴルフを始めると、こんなにもお得なサービスがあります!
いくつか紹介しますので参考にしてみてください!
①ゴルマジ!
引用元:https://golf-jalan.net/golmaji20/
19歳と20歳の学生であれば、18番ホールのゴルフ場がなんと「無料」でプレーできます!
※ゴルフ利用税は無料ではありません
ゴルフ練習場も30分無料だったり、格安でボールの貸出をしてくれたりと、社会人になったら、「大学生ズルい!!」と思ってしまう特典ばかりを受ける事が出来ます。
②GDO(ゴルフダイジェストオンライン)格安チケットHOT PRICE
引用元:https://hotprice.golfdigest.co.jp/?car=areatop_subnav
平日の空きの多い日を破格の料金で提供するサービスです。45%~70%OFFでプレーする事が出来るので、休日プレーでは考えられないような料金でゴルフを楽しむことが出来ます。
③ゴルフテック キャンパス割引
引用元:https://golftec.golfdigest.co.jp/
マンツーマンゴルフスクールも学割20%OFFで通う事が出来ます。
マンツーマンレッスンなので、一緒に通ってくれる友達がいなくても、1人で気軽に通う事ができ、確実にゴルフが上手くなります。
最後に
ゴルフは、「何歳から始めても」「何歳まで続けても」男女平等に楽しむことが出来る素晴らしいスポーツです。
ゴルフ人口が減少傾向にあり、業界全体が必死に囲い込もうと考えているのも十分理解できます。
しかし、最も大切なことは始める「ハードルを下げる」のではなく、
始める「きっかけを増やす」ことではないでしょうか。
始めたいと思いながら「きっかけ」に困っている大学生は沢山いると思います。いくら安くても、無料でプレーできても、ゴルフを始める一歩目が増えなければ本質的な打開策だとは言えないからです。
この記事が一人でも多くの大学生の目に止まり、ゴルフを始めるきっかけになってくれれば、ゴルフ大好き大学生の一人として嬉しいです。
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