有名企業のユニークなCSR活動12選

CSRとは?


Corporate Social Responsibilityの略で、「企業の社会的責任」という意味があります。

経済産業省が定義している「企業の社会的責任」とは、

『企業が社会や環境と共存し、持続可能な成長を図るため、その活動の影響について責任をとる企業行動であり、企業を取り巻く様々なステークホルダーからの信頼を得るための企業のあり方』
引用:http://www.meti.go.jp/(経済産業省)

これをもう少し簡単に言えば、企業活動を通じて何かしらの関係があった消費者や従業員、取引先や投資家などに対して、企業自身が与えた影響について責任を取りますよ、ということです。

日本では、「企業の利害に関係ないボランティア活動」という間違った認識がありますが、本来は「企業が与えるかもしれないネガティブな影響に対して責任を持ち対処する」という意味合いです。

まずは世界的企業のCSRを紹介します。

世界的企業のCSR活動


①スターバックス

「コーヒーを販売し、コーヒーで世界を支援する」

出典:http://www.starbucks.co.jp/

出典:http://www.starbucks.co.jp/



コーヒーでお馴染みのスターバックスコーヒーでは、「倫理的な調達」と呼びコーヒー調達に関連するCSR活動を行なっています。
フェアトレード商品という品質に見合う公正な価格で商品を購入することで、生産者の収入の安定に貢献していたり、コンサベーションコーヒー呼ばれる、収穫量こそ少ないが環境に優しい栽培方法で栽培されたコーヒー豆を購入し生産地の環境保全を支援したりしています。

②コカ・コーラ

「女性の活躍が経済の発展、5by20」

出典:www.cocacola.co.jp/

出典:www.cocacola.co.jp/



コカ・コーラは女性の活躍選を重点分野の一つとし、2020年までに世界で500万人の女性を支援するという目標を掲げ、5by20(ファイブ・バイ・トゥエンティ)というCSR活動を世界50カ国以上で行っています。女性がビジネスに参加することで経済への影響力を高めつつ、地域社会のニーズに応えるという取り組みで、ビジネススキルや財務・資産管理に関する研修のような実務をサポートする学習機会を提供したり、ビジネス関連の情報交換の場の提供、コミュニケーション面のサポートなどを行なっています。

③Samsung

「自撮り写真リツイート寄付」

出典:http://www.samsung.com/jp/home/

出典:http://www.samsung.com/jp/home/



Samsungは、アカデミー賞のオフィシャルスポンサーになった際に、会場内で撮影されSNSにアップされた受賞俳優らの自撮り投稿写真が1リツイートされるごとに1ドル寄付すると公言しました。最終的に300万ドル(約3億円)を寄付し話題になりました。
スマートフォンが有名なSamsungならではのCSR活動ですね。は

④L’Oreal

「美と健康を追求した結果」

出典:www.lorealparisjapan.jp/

出典:www.lorealparisjapan.jp/



化粧品メーカーのL’Orealは、化粧品の開発につきものの動物実験と動物愛護の問題に頭を悩ましてきました。そこでL’Orealは人口皮膚の開発に取り組み成功しました。今では医療現場等にも提供し大きく社会に貢献しています。

⑤H&M

「洋服の利用価値を考える」

出典:http://www2.hm.com/ja_jp/index.html

出典:http://www2.hm.com/ja_jp/index.html



H&Mでは「LONG LIVE FASHION!」という店頭での古着回収サービスを行ないました。ブランドに限らず古着を一定量持っていくと、H&Mの500円クーポンがもらえるというサービスです。ごみ箱に捨てればその服は燃料としての役割で終わってしまいますが、古着としてや掃除用品、工業用繊維として再利用が出来ることに目を付けたのです。洋服の大量生産を行なうファストファッション系企業ならではの、ユニークなCSRです。

⑥Google

「テクノロジーを通じてより良い社会作りを」

出典:https://www.google.co.jp/

出典:https://www.google.co.jp/



Googleは「Googleインパクトチャレンジ」という、特定非営利活動法人、公益法人、社会福祉法人で、「テクノロジーを活用してより良い社会を作るアイデア」を募集したコンテストを定期的に開催しています。当時CEOだったシュミット氏は、「世界の問題のほとんどは起業家精神に富んだ人たちが解決している」と指摘し、そうした人たちに資金や技術を提供して手助けをするために開催したそうです。

日本だって負けてないCSR


①ソフトバンクグループ

「スポーツ選手の第二の人生を考える」

出典:www.softbank.jp

出典:www.softbank.jp



ソフトバンクは、ソフトバンクグループとして「イーキャリアNEXTFIELD」を通じてスポーツ選手のセカンドキャリア支援を行なっています。セカンドキャリアは深刻な社会問題としても度々ニュースに挙げられますが、ソフトバンクグループでは元プロ野球選手と元プロバスケットボール選手の民間企業への就職を支援しています。

②株式会社DeNA

「未来の技術者を育てる」

出典:www.dena.com/jp/

出典:www.dena.com/jp/



DeNAはIT企業らしく未来のエンジニア育成を支援しています。中でも面白いのが、東洋大学との産官学連携として、公立小学校の1年生にむけたプログラミング教育を実施しています。若いうちからIT技術に触れることで、ITと連携したより優れたサービス、アイディア、作品を生み出せると考えています。

③任天堂

「ゲームを通じた意外な社会貢献」

出典:https://www.nintendo.co.jp/

出典:https://www.nintendo.co.jp/



ゲームで有名な任天堂は、「任天堂に関わるすべての人を笑顔にする活動」と定義し様々なCSR活動を行なっていますが、その中でも一見ゲームに関連性がなさそうに見えるのがペット関連のCSR活動です。動物保護団体と協力してペットを引き取りたいと言った人たちに、ニンテンドー3DS用ソフト「nintendogs + cats」というペット育成ゲームを1週間プレイしてもらい、ペットを飼うことの疑似体験をしてもらうというものです。責任をもってペットを世話することの大切さを認識してもらっています。

④ファーストリテイリング

「難民にも洋服を」

出典:www.fastretailing.com/jp/

出典:www.fastretailing.com/jp/



アパレルメーカーのユニクロは、洋服のリユースを推進しています。集まった洋服は難民に「服」として届けられます。「すべての難民の方々に、1人1枚、ユニクロの服を届ける」というコンセプトから始まった支援は、対象がさらに拡大され、「世界中の服を必要としているすべての人に、本当によい服を届ける」ことを目指し、世界の各現地のニーズに合わせた方法で寄贈を進めています。

⑤良品計画

「生産量の無駄も無くす」

出典:www.muji.net/store/

出典:www.muji.net/store/



無印良品で有名な良品計画では、とことん無駄をなくす取り組みをおこなっています。「使う期間は限られているけれど、大切な赤ちゃんのために信頼できるベッドを使用したい」という消費者の声に応える取り組みとして、ベビーベッドを販売するのではなくシェアする取り組みを実施しています。日本の主要都市を中心にサービスが導入されています。

⑥集英社

「高校3年間で夢は終わらせない」

出典:slamdunk-sc.shueisha.co.jp/

出典:slamdunk-sc.shueisha.co.jp/



集英社の人気コミック「スラムダンク」作者の井上雄彦氏の呼びかけによって、スラムダンク奨学金というものが導入されました。高校2年生を対象に、将来、バスケットボール選手としてアメリカの大学やプロでの活躍を目指す選手を支援するプログラムです。スラムダンクの印税の一部と集英社の拠出金で運営されています。2016年で第10回を迎えました。

他にも面白いCSRを実施している企業はたくさんあります。自分の気になった企業のCSRを一度調べてみてはいかがでしょうか?