海外で盛り上がる日本の特徴とは？

海外で盛り上がる日本の特徴とは？

留学を控え、現地で外国人友達が作れるか心配に思っている人もいるのではないでしょうか。

成功の近道は自分が日本出身であることを武器にすることです。島国である日本は、食文化も独自のものが多く、海外の人たちからは珍しがられます。

日本の話題を使えばきっと弾む話のきっかけになるでしょう。今回は、イギリスに長期留学経験をした筆者が、外国人の友達を作る時に使える日本の話題をご紹介します。

１．日本食は寿司だけじゃありません。日本の食べ物の話題

国を超えて共通の話題になることは、なんといっても食べ物のことです。初対面の相手でも気軽に話せる食べ物の話題は、学校入学時にもってこいです。

特に日本食は今や海外でも市民権を得ている人気食で、必ずクラスに1人はお寿司が好物な人がいます。しかし逆に言えば、寿司以外の日本食はあまり知られていないのが悲しい事実となっています。

そんな時は画像を見せながら自分の好きな日本食を紹介してみましょう。例えば、しゃぶしゃぶ、お好み焼き、たこ焼きなどでもいいですし、出身地の郷土料理でもいいのです。もしも相手が興味を持ったら現地の日本食レストランに実際に行き、一緒に食べるとさらに仲良くなれるかもしれません。

２．これぞ日本が誇る文化？漫画、アニメの話題

フランスやイタリアなど欧米圏では日本のアニメが放送されている国も多いので、幼い頃から漫画やアニメに馴染みがある人がよくいます。ぜひ大学で流行っている漫画や自分の幼少期に見たり読んだりしていた作品を紹介してみましょう。

さらに、彼らは日本の最新アニメや漫画情報を重宝します。日本語ソースで構わないので知りたがっている情報を教えてあげたり、新しく放送されているアニメのことを話題に出したりすると大喜びされますし、距離がぐっと縮まります。

３．外国人もびっくりのルールだらけ！日本の行事

日本という島国から出て初めて知ることが、日本の季節ごとにある行事はかなり独特なものであるということです。その最たるものがクリスマスとお正月です。日本と欧米では、お正月とクリスマスが逆の立ち位置になっているからです。

まず、欧米のクリスマスでは日本のお正月のように家族で祝うことが当たり前です。一方で日本ではクリスマスは家族ではなく恋人が優先される日ですが、海外の人からは驚かれます。クリスマスに食べる物に関しても、やはり日本で人気なフライドチキンと白いクリスマスケーキは独自の文化であり、外国人の誰に話しても驚かれます。

反対に、日本では家族で過ごす大晦日からお正月にかけては、欧米圏ではカウントダウンのために外に出かけたり恋人同士でデートをしたりする日です。日本人が用意するおせち料理や初詣のようなお正月の習慣もないので、日本でのお正月の過ごし方を説明するとインパクトがあります。

４．国が変われば学校も違う。自分の母校の話をしよう。

あなたが大学生であることは、自分の通う大学やこれまで勉強してきた小中高生時代を語る上で強みになります。海外の語学学校や大学では、クラス内でもれなくディスカッションの時間が設けられます。その時に日本の学校で体験したことを伝えることは、他のクラスメイトにとってとても新鮮です。

例えば、学校が始まる時期が4月からであることは実はユニークなことです。また、大学受験の勉強がとても大変なこと、就職活動で新卒採用の概念があることなど、日本の大学生が当たり前にしていることが外国人にとって驚きであることもあります。ぜひ留学先のクラスメイトからも学校について教えてもらい、各国を比較してみましょう。