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競馬って実は初心者からでも始めやすい!?
皆さんは競馬と聞くとギャンブルと想像してパチンコ・スロットと同じ土俵で考えていませんか?確かにギャンブルではあるのですが、スポーツとしてみるとまたさらに楽しめるのが競馬なのです!
馬券はそのレースでの馬や騎手への応援(サポーター)している証と考えるのはいかがでしょうか。その応援した馬が勝ち馬券が当たってお小遣いが増えてたらうれしいですよね。今回はギャンブルとして、競馬の基礎について書いていきたいと思います。
初心者でも大丈夫!競馬場に行ってみよう!
さぁ競馬に行こう!となってもどこにあるかわかりません。更に日本にはJRA(日本中央競馬会)と各地方自治体運営の地方競馬があります。今回はJRAの競馬について書いていきます。
JRAの競馬場は札幌・函館・福島・新潟・東京・中山・中京・阪神・京都・小倉の全国10カ所にあります。
遠くて行けない!だったりすると全国各地にWins(場外馬券発売場)があります。さらに!指定の銀行口座をお持ちなら携帯電話やパソコンで馬券も買えます!
JRAの競馬は基本土日と月曜祝日に開催され、1日3会場での開催、1会場1日12レース行われるので3会場合わせると1日36レース開催されます。
時間帯は午前10時から午後16時過ぎまで開催され、レースは30分間隔で行われます。
レースは芝・ダート(砂)・障害の3種類あります。
人間より大変な馬たち
この画像を見てわかる通り、GⅠと言われるレースに出れる馬は一握りです。
皆さんもGⅠレースと聞くとピンと来ないかもしれませんが、日本ダービー、天皇賞、有馬記念などは聞いたことはありませんか?この3つのレースはGⅠレースになります。GⅠレースは年に24回しかありません。
まずはどの馬も新馬戦に出走し勝利したら一つ上がり、負けると未勝利戦の繰り返しです…。獲得賞金が1600万円を超えるといわいるオープン戦に上がることが許されます。
だからこそ応援している馬が勝つとうれしいものです!
馬券を買ってみよう!
競馬場について知ったところで、馬券を買ってみましょう!ただどうやって買うのか分からないし、馬券の種類も8種類あり初めてだと正直分からない…という方も多いと思います。
基本、競馬場や場外馬券発売所ではマークシートに記入し、券売機で購入します。
例えば東京競馬場の11レースの馬番5番の単勝(後に馬券の種類を説明します)を500円買う場合。
上のマークシートに「場名・東京」「レース番号・11」「式別・単勝」、1着・1頭目に5を塗り、金額に5百、単位に百円で完成です。
馬券の種類
先ほども書きましたが、馬券は8+1種類あります。なぜ+1かというと、その1種類は携帯電話やパソコンで買える即Pat限定の馬券なので特に記載はしません。
単勝
単勝とは選んだ1頭が1着なら的中です。初めて買う馬券にオススメです!理由としては単純明快で確率は最大でも1/18です。
複勝
複勝とは選んだ1頭が3着以内なら的中です。なので比較的オッズは低いです。更に着順によってオッズが変わります。
ワイド
ワイドとは選んだ2頭が2頭とも3着以内なら的中です。1着2着・1着3着・2着3着といった感じです。
馬連
馬連とは選んだ2頭が1着、2着の順不同で的中です。
馬単
馬単とは馬連の選んだ2頭が着順通りに1着、2着で的中です。
枠連
枠連とは競走馬には馬番号とは別に枠番号が与えられ、その枠番号の順不同で1着、2着を当てる馬券です。
三連複
三連複は1着から3着を順不同で当てると的中です。
三連単
三連単とは三連複の着順通りです。この馬券が一番難しいです!最大18頭立てのレースだと4896通りになり、予想が難解ですが、配当が一番大きいです。過去最高の払い戻し金額は100円が約48,000,000円になりました!
レースを予想して馬券の種類や同時に様々種類の馬券を買ったりと、買い方は無限大。これを友人と予想し合い、当たった当たらないと一喜一憂するのが競馬の醍醐味なのです!
予想の仕方
馬券の種類と買い方については何となく分かっていただけたと思います。ただ馬券を買うには予想をしなくてはなりません。予想の方法も様々です。
なんとなく分かる人も多いと思いますが、「オッズ」いわゆる何倍で払い戻しを受けるかを見て検討するということです。よく、「何番人気」とか聞きませんか?この何番人気というのが単勝でのオッズ順で表せられます。
初めての方だと馬の名前だったり、イケメンの騎手で購入したりと初めは結構あいまいな感じで買っても楽しめると思います!
私Fは血統を参考にして購入しています。かなりマニアックになるので、次回以降に記載したいと思います!
今回は基本のオッズを見て予想してみるというところを紹介したいと思います。
この画像は競馬場のモニターなどに映し出されているものです。見てみると4番が1.2倍で他の番号よりオッズが低いので1番人気ということが分かります。1.2倍なので100円の単勝を購入し的中したら120円になるということです。
よく聞く万馬券というのは払い戻しが100倍以上つまり1万円以上になる馬券のことです。この画像だと12,13,14番ですね。
もし14番の馬を単勝で1,000円購入したら218,200円になります。
オッズはリアルタイムで変わっていきます。購入時点で○○倍なのに締め切り時には上がったり下がったりしますのでそこは注意しましょう。
オッズの情報は競馬場に行けばモニターに映っていますし、JRAのHPからでも確認することができます。最近だとスマートフォンアプリJRA-VAN(有料ただし1か月間無料)で、オッズ以外の様々な情報を見ることができます。
競馬新聞の読み方
みなさんは競馬をやっている人のイメージだと赤ペン持って新聞と睨めっこしているオッサンが頭の中に出てくるのではないでしょうか?なぜ新聞と睨めっこしているかというと競馬新聞には様々な情報が詰め込まれているからです。
読み方さえ覚えてしまえば最高のツールになるでしょう。とは言え、一気に紹介すると難しいので、最低限ここが分かれば大丈夫というところを記載していきます。
競馬新聞には毎レースこのような感じで表示されています。これを馬柱(うまばしら、ばちゅう)といいます。
大まかに説明すると、1枠1番ダノンバラードの父親がディープインパクトで母親がレディバラードと言うことが分かります。重量の57というのは騎手と馬具を合わせて57キロということです。なので馬は57キロの重りを背負って走るということですね。
騎手は川田騎手。騎乗実績は川田騎手がダノンバラードに計3回乗っているのが分かり、左から1着0回、2着1回、3着1回、4着以下1回と川田騎手はまだダノンバラードで1着を1回もしたことがないということになります。
年齢は5歳牡(オス)逆にメスは牝と記載されます。
厩舎(調教師)は池江さん。馬の毛色は黒鹿毛(馬の毛色は8種類に分類されます)。総額賞金は329,700,000円稼いでいます。
一番この中で重要なのが矢印です。一番上から、逃げ、先行、差し、追込みの順で矢印が下がっていきます。
・逃げ・・・スタートからゴールまで逃げるように先頭を走り続ける戦法。
・先行・・・集団の先頭にたって逃げ馬がバテたところを交わす戦法。
・差し・・・最後のコーナーから直線にかけて中段または後方から捲る戦法。
・追込み・・・差し馬のさらに後方から追い上げていく戦法。
これは馬柱の下の段になります。一番下が最新のレース結果で一番上が4走前になります。最新欄の部分を説明したいと思います。
上の行から10月27日に行われた東京競馬場でのGⅠレース。レース名が「天皇賞秋」
ダノンバラードは16着で1着から17馬身の差(1馬身は馬一頭分の差)。
レースの距離は2000mの芝(ダートであればダと書いてあります)。
タイムは2分00秒5。 負担重量58キロの川田騎手騎乗。1着とは3秒差
17頭立て(17頭でレースが行われた)のうち馬番号は16番で6番人気、馬体重は484。
初めのコーナーから最終コーナーまで5番目で位置を取りホームストレッチでバテて退き16着と分かります。
前半のタイムは58.9のH(ハイペース)で後半の3ハロン(1ハロン200mなので600m)38.0。
1着の馬がジャスタウェイ。
なぜこれが必要かというと、この画像のレースは有馬記念というレースで中山競馬場で行われ距離も2500m、東京は左回りに対して中山は右回りですし天皇賞秋よりも500mも長いです。競馬場が変われば前走と同じ距離でも適性が変わっていきます。2走前のオールカマーでは中山競馬場で2200mと距離も天皇賞秋よりも伸びているにも関わらず3着とまずまずの結果を残しています。これを考え、もしかしたら距離を伸ばして中山競馬場の方が走るのではないかという推理もできます。
これをヒントに予想するのが競馬新聞での予想法の一つでもあります。
いかがでしたか?
是非これを参考にし皆さんもぜひ競馬場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
JRAの競馬場は皆さんが想像するような場末な感じではなく、テーマパークの様な雰囲気、環境づくりをしているので、公園に行く気分で行ってみてください。
場外馬券発売所に行ってもいいですが、目の前を颯爽に駆け抜けるサラブレッド達を生で見てください!競馬に対するイメージが変わると思います。一人でも多くの競馬ファンができることを切に願いまた次回応用編を書きたいと思います。
予定では毎週末のメインレースの予想も記事にしていきたいと思っていますのでよろしくお願い致します。
現役大学生F